里庄町の仁科芳雄博士生家を訪れたあと、倉敷民芸館でやっている企画展「心おどる型染の世界」展を見に
倉敷で途中下車。
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駅からふらふらと商店街を歩いて美観地区へ。倉敷は近代建築もあるし和風のまちなみも昭和レトロなビルや店もあって
何度来ても楽しいなぁ。越境解禁になったのでお客も結構出てきている。※これは7/12の時点です。
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建物は路地を覗き込んだ風景を計算して建てられているのか、それとも建物を見るアングルを計算して路地が
作られているのか・・・どこの路地を覗き込んでも絵になるのだ。
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大原家住宅のなまこ壁。目地を盛り上げていないので貼り瓦自体の焼きムラや質感が際立って美しい。
大原家といえば言うまでもなく、倉敷紡績(クラボウ)の設立、大原美術館の創立や町並み保存の提唱などなど、
倉敷の文化経済、まちづくりの中心となってきた家である。その9代目当主がつい近年まで住んでおられたという
町家は、有隣荘のすぐ隣にある。入口の前まで来てみると・・・おや、中に入れるの!?
国の重要文化財に指定されている旧大原家住宅(大原本邸)は、2018年から一般公開されたようだ。
おぉ、気になる!!・・・しかし一度入ると長時間かかりそうだ・・・今回は展示を見に来たので、
ここはまたあらためて見に来ることにしよう。
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有隣荘も、一度芹沢けい介の展覧会を見がてら建物内部を見学したことがあるが、内部の写真撮影は禁止だった。
もう一度じっくり見たいと思っているのだが・・・今年はコロナ禍のせいで今後の予定も未定のようだな。。。
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オレンジ色と緑色が重なったような不思議な色の瓦屋根から、「緑御殿」と呼ばれる有隣荘。
この瓦は泉州谷川村というところで作った特注瓦だそうな。泉州が瓦の有名な産地だったとは知らなかった(汗)
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倉敷民芸館にやってきた。この建物は、もともとは江戸時代に建てられた米倉だったといい、それを改修して
1948(昭和23)年に開館した。美観地区の古民家再生の第一号だという。
目地を盛り上げていない馬目地のなまこ壁(これもなまこ壁と呼ぶのが正しいのか??「瓦貼り壁」か?)は
大原家住宅と同じ。浅い軒、ほとんど張り出していない窓上のひさしなど、平坦な外観はクールで都会的な印象。
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門をくぐると、コの字形に同じような建物が並んでいる。青石敷きのアプローチは民芸館として整えたものだろうが
なんとまぁ美しい米蔵だったことか。。。
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同じ材料で焼かれているはずのこの貼り瓦の一枚一枚の異なる表情、それが集合した全体としての味わい深さ・・・
入場する前から心がときめく。
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中へ入ろう。常設展をさらっと見て企画展のエリアへ。
今回のテーマである型染は、模様を切り抜いた型紙やスタンプ状の押し型を使って染めるため模様は比較的単純だが、
色鮮やかで、切り絵のような味がある。具象的なモチーフが楽しく、繰り返されるパターン。
私はどちらか言うと「アート」っぽいものよりも「工芸品」の方が好きだったりするので、絵よりもパターンや
デザイン的なものの方が惹かれる。
花や植物や鳥がちりばめられた沖縄の紅型は本当にかわいくて大好き。くっきりした色の構成はステンドグラスのよう。
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この黒光りする床はタイルだろうか?敷瓦だろうか?
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芹沢けい介や岡村吉右衛門、柚木沙弥郎など、民藝作家によるのれんや屏風、昔ながらの藍染の布団地、
インドの型染め布まで、多様な型染めの世界。
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各地の民藝品を並べて描いたものや、日本中の産地地図、製作工程を描いた作品も好きだ。
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展示点数は200点にも及び、焼き物や家具など他の民芸品と一緒に飾られているのも素敵さが増幅される。
キュンキュンしながら見ていると顔を近づけすぎて警報機が鳴ってしまった(苦笑)
あぁ、見ごたえがあっておなかいっぱい!
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倉敷民芸館 企画展 心おどる型染の世界 は8/31まで。
少しふらふら付近を歩く。
この橋は龍を模しているのか。面白いな!
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そうだ、倉敷にいちばん最初に来たときに見た古い古いお風呂屋が、その後どうなったか気になっていて
一度は見つけられたのだが、その後何度か倉敷へ来たときに探したのだが見つからなかったのだった。
この辺だったと思うんだけど・・・細い路地を入って行くと、いきなりビンゴ!!あぁここだ!
何で今まで見つけられなかったのだろう(苦笑)
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男女別のドアと番台の後ろの窓に色ガラスがはまっている。かなり古そう。戦前であることは間違いないだろう。
最初見たときはまだ営業していたと思うのだが・・・もはや名前も分からないし、いつ廃業されたのかも不明。
隣の家の人が外に出ていたが、プライベートな雰囲気に満ちた路地で、人んちの庭に勝手に入り込んでいるような
後ろめたさから声をかけることができなかった(汗)。あぁ小心者・・・
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アイビースクエアの前をぐるっと回って美観地区へ戻る。
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続く。
倉敷で途中下車。
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駅からふらふらと商店街を歩いて美観地区へ。倉敷は近代建築もあるし和風のまちなみも昭和レトロなビルや店もあって
何度来ても楽しいなぁ。越境解禁になったのでお客も結構出てきている。※これは7/12の時点です。
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建物は路地を覗き込んだ風景を計算して建てられているのか、それとも建物を見るアングルを計算して路地が
作られているのか・・・どこの路地を覗き込んでも絵になるのだ。
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大原家住宅のなまこ壁。目地を盛り上げていないので貼り瓦自体の焼きムラや質感が際立って美しい。
大原家といえば言うまでもなく、倉敷紡績(クラボウ)の設立、大原美術館の創立や町並み保存の提唱などなど、
倉敷の文化経済、まちづくりの中心となってきた家である。その9代目当主がつい近年まで住んでおられたという
町家は、有隣荘のすぐ隣にある。入口の前まで来てみると・・・おや、中に入れるの!?
国の重要文化財に指定されている旧大原家住宅(大原本邸)は、2018年から一般公開されたようだ。
おぉ、気になる!!・・・しかし一度入ると長時間かかりそうだ・・・今回は展示を見に来たので、
ここはまたあらためて見に来ることにしよう。
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有隣荘も、一度芹沢けい介の展覧会を見がてら建物内部を見学したことがあるが、内部の写真撮影は禁止だった。
もう一度じっくり見たいと思っているのだが・・・今年はコロナ禍のせいで今後の予定も未定のようだな。。。
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オレンジ色と緑色が重なったような不思議な色の瓦屋根から、「緑御殿」と呼ばれる有隣荘。
この瓦は泉州谷川村というところで作った特注瓦だそうな。泉州が瓦の有名な産地だったとは知らなかった(汗)
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倉敷民芸館にやってきた。この建物は、もともとは江戸時代に建てられた米倉だったといい、それを改修して
1948(昭和23)年に開館した。美観地区の古民家再生の第一号だという。
目地を盛り上げていない馬目地のなまこ壁(これもなまこ壁と呼ぶのが正しいのか??「瓦貼り壁」か?)は
大原家住宅と同じ。浅い軒、ほとんど張り出していない窓上のひさしなど、平坦な外観はクールで都会的な印象。
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門をくぐると、コの字形に同じような建物が並んでいる。青石敷きのアプローチは民芸館として整えたものだろうが
なんとまぁ美しい米蔵だったことか。。。
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入場する前から心がときめく。
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今回のテーマである型染は、模様を切り抜いた型紙やスタンプ状の押し型を使って染めるため模様は比較的単純だが、
色鮮やかで、切り絵のような味がある。具象的なモチーフが楽しく、繰り返されるパターン。
私はどちらか言うと「アート」っぽいものよりも「工芸品」の方が好きだったりするので、絵よりもパターンや
デザイン的なものの方が惹かれる。
花や植物や鳥がちりばめられた沖縄の紅型は本当にかわいくて大好き。くっきりした色の構成はステンドグラスのよう。
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芹沢けい介や岡村吉右衛門、柚木沙弥郎など、民藝作家によるのれんや屏風、昔ながらの藍染の布団地、
インドの型染め布まで、多様な型染めの世界。
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各地の民藝品を並べて描いたものや、日本中の産地地図、製作工程を描いた作品も好きだ。
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キュンキュンしながら見ていると顔を近づけすぎて警報機が鳴ってしまった(苦笑)
あぁ、見ごたえがあっておなかいっぱい!
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倉敷民芸館 企画展 心おどる型染の世界 は8/31まで。
少しふらふら付近を歩く。
この橋は龍を模しているのか。面白いな!
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そうだ、倉敷にいちばん最初に来たときに見た古い古いお風呂屋が、その後どうなったか気になっていて
一度は見つけられたのだが、その後何度か倉敷へ来たときに探したのだが見つからなかったのだった。
この辺だったと思うんだけど・・・細い路地を入って行くと、いきなりビンゴ!!あぁここだ!
何で今まで見つけられなかったのだろう(苦笑)
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男女別のドアと番台の後ろの窓に色ガラスがはまっている。かなり古そう。戦前であることは間違いないだろう。
最初見たときはまだ営業していたと思うのだが・・・もはや名前も分からないし、いつ廃業されたのかも不明。
隣の家の人が外に出ていたが、プライベートな雰囲気に満ちた路地で、人んちの庭に勝手に入り込んでいるような
後ろめたさから声をかけることができなかった(汗)。あぁ小心者・・・
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続く。