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Channel: まちかど逍遥
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苫小牧の沿線風景

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2019年10月の弘前からの続き。



八戸から乗ったシルバーフェリーは苫小牧港に到着、6時半のバスで苫小牧駅まで移動してきた。まだ7時前だ。
前回苫小牧を全くスルーしてしまったので、今回はちょっと時間を取って散策しよう。


友人から強力お勧めされていた第一洋食店が、ほどなく廃業してしまうというので、食事したいと思ったのだが、
オープンが11時って・・・今から丸々半日以上苫小牧にいなければならず、ちょっと厳しいな(汗)
しかし早朝の北海道、めちゃくちゃ寒い・・・苫小牧の他のスポットはチェックできていないが、
とりあえず見たいと思っていた王子製紙の引込み線を見に行こう。大きな赤白の煙突を目指して線路沿いに歩き出す。




あっ、踏切があるな。
道路を斜めに横断する単線の線路。踏切のすぐ脇で工場の敷地内へ引き込まれている。おぉ~!いいねぇ~~




工場の敷地内の奥へと、レールは伸びていた。
しかし、、、レールの上に置いた枕木をくくりつけてある鉄線は錆びており、もう長いこと動かされていないように見える。
もしや、すでに廃線になっているのか・・・?


あらためて検索してみたところ、何と2017年3月で廃止されたようだ。ええーーっ!ショック。
そしたら前回来たときにもすでに廃止後だったということか。。。(涙)


先へ進もう。


巨大な煙突が近づいてきた。すごい迫力だな!!
地図を見ると、ここは「王子町」。王子製紙の会社名は最初に工場が作られた東京の王子に由来するから、ここの地名は
会社名からつけられたに違いない。苫小牧工場は1910(明治43)年操業。建設当時は荒地だっただろう。
王子製紙は複雑に合併分割を繰り返したが、苫小牧工場は創業以来の主要工場である。


おや、ここは橋か。「しろがねばし」。下を覗いてみると水路が通っていた。


工場の敷地内には築堤のようなものがあり、アーチ型のトンネルで水路を跨いでいる。
水路はもともとアーチの幅いっぱいの幅だったのだろうが現在は1/3となっている。


そして奇妙なことにその水路には丸太がたくさん浮かべられている。まるで「ミニ貯木場」じゃないか。
これも紙の原料となるのか??謎。。。


ところでこの築堤は何なんだろう?道路沿いにずっと伸びていて、駅に近い方が低く離れるにしたがい高さを増している。
上には草が生えているだけで現在何の役にも立っていなさそうだが。ここにもレールが伸びていたのか??




JRの線路を跨ぐ太いパイプライン。道路も線路も一気に飛び越えて、このパイプはどこへ??


グーグルマップで見たら、線路の向こうは原料の堆積場のようだ。


工場は広大でまだまだ続いているが、この辺でそろそろ引き返そう。


あぁ、鉄道風景と工場風景を楽しめたけど、、、寒い。もうまちなかを歩き回るのはやめて温泉でも入りに行こう。
まちはまた今度(苦笑)。


あら、おっちゃん何持ってるの~~(笑)


続く。

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