2019年秋の高知の続き。
奈半利からまた西へ向かって走る。今宵の宿は河南市の素泊まり宿。電話して聞いてみたら近くには食べるところが全くない
と言うので、市街地で食べるところを探そうと、安芸のまちで車を停めてちょっと歩き出したら、またこちらも面白そう。
日暮れまでに宿へ入ろうと思ったがご飯を食べていたらどうせ夜になるから、日のある間は散策しよう。
路地のような細い道を歩いて行くと、石垣の上に載った町家が目に入る。細い道の境界ぎりぎりのところに
そそり立つようにして建っていてしかも1mほどかさ上げされているので、こちらに倒れてきそうな圧迫感。。。
切り石積みの基礎ならよくあるが、ここでは自然石をザクザクと積んだ石垣が野趣に富んでいる。
建物の右端に入口への階段がついているが、玄関にしては質素。。。何か風変わりな雰囲気だな。
そして・・・1階の窓下が面白い!何とこんなところに、小石でモザイク模様を作っているのだ。柱で区切られた
フレームごとに、濃い色の石で縁取った中に白い石を敷き詰め、その中央に十字や花などの模様が見える。
これは舟!?かわいい!!模様は青石や赤茶色の石で。
十字?
虫??
花だな?
これは何だろう??
道を歩いて行くと同じように石垣の上に載った形式の家がいくつか並んでおり、旅館の看板が上がっている家も。
しかし小石のモザイクは最初の家だけだった。川が近いのでかさ上げしているのだな。
もう限界も近づいて来たのでぐるっと回って引き返そう。広い通りを歩いたらさっきの旅館の名前が出ていた。
あぁこっちが表でさっきのは裏だったのか。どうりで、、、
目の前に水切瓦が妻壁に6段もついた家が現れた!うわぁ~~
そしてこちらの蔵も!ちょっとこの辺すごいなぁ!あっちにもあるぞ。。。
ごはん処を探すのも忘れてまたどんどん歩いてしまう(苦笑)
こちらの蔵の下半分は、なまこ壁ではなく貼り瓦のみだ。しかもかなり焼きムラがあって、それを意匠としているようだ。
面白いなぁ!同じ貼り瓦は別の店のファサードでも見られた。
こちらは珍しく、洋風の軒飾りがついた店舗。
パラペットに雷文が。
こちらはまた吉良川で見たのと同じような、つし2階で、1階の両側になまこ壁が付いた典型的な土佐の商家だな。
大きなお屋敷もあって、明るいときにゆっくり歩き回ればもっといろいろあるんだろうなと思わせるまちだった。
竹タイル貼りの土居橋の親柱。
しかし飲み屋はたくさんあるのだけど、お酒を飲まずに1人で食事できそうなところがなかなかない。
国道沿いにあった「ファミリーレストラン蝶」。このフォント、どう見てもスナックかラウンジじゃない!?(笑)
面白いからここにしようかとも思ったけど、カレーとかフライなどの洋食だったらちょっとな・・・
もう少し走ってみるか。。。
走り出してほどなくロードサイドに手ごろな食堂があったので即決で入る。
ご飯が出てくるのを待ちながらメールチェックしていると、ジェットスターからのメールが入っていた。
えっ!?・・・ちょ、ちょっと、欠航って何よ!?台風はもう去ったはずじゃないの!!
明日の帰り便が機材繰りの都合か何かのために欠航になったというのだ。そんなぁ~~~
翌日に振り替える場合は宿泊代として8千円出るらしいが、、、月曜は仕事だよ!どうやって帰ろう~~
他社の飛行機やJRの特急を使えば大赤字だ。何せ、ジェットスター便は片道2400円ぐらいで買ったのだから・・・(涙)
バスを検索したらあと4席!!迷わず予約。6千円弱するので足が出るが仕方ない、まだいちばんマシだろう。
あぁ悔しい・・・月曜日休めれば、タダでもう一日ゆっくりできたのに、こういう時サラリーマンはツライ。。。
しかし前日に欠航が分かったのは不幸中の幸い。当日ならバスは取れなかったかもしれない。
空港店に返却する予定だったバジェットレンタカーに連絡して事情を話したら、高知駅近くの営業所への返却で
いいと融通を利かせてくれたのはありがたかった。
突然の悪夢だったが、飛行機は10時台だったのが夕方4時のバスにしたので半日以上遊べることになった。
せっかく高知まで来ているのにさっさと帰るのももったいないし、時間をお金で買ったと思えばまぁいいか!
続く。
奈半利からまた西へ向かって走る。今宵の宿は河南市の素泊まり宿。電話して聞いてみたら近くには食べるところが全くない
と言うので、市街地で食べるところを探そうと、安芸のまちで車を停めてちょっと歩き出したら、またこちらも面白そう。
日暮れまでに宿へ入ろうと思ったがご飯を食べていたらどうせ夜になるから、日のある間は散策しよう。
路地のような細い道を歩いて行くと、石垣の上に載った町家が目に入る。細い道の境界ぎりぎりのところに
そそり立つようにして建っていてしかも1mほどかさ上げされているので、こちらに倒れてきそうな圧迫感。。。
切り石積みの基礎ならよくあるが、ここでは自然石をザクザクと積んだ石垣が野趣に富んでいる。
建物の右端に入口への階段がついているが、玄関にしては質素。。。何か風変わりな雰囲気だな。
そして・・・1階の窓下が面白い!何とこんなところに、小石でモザイク模様を作っているのだ。柱で区切られた
フレームごとに、濃い色の石で縁取った中に白い石を敷き詰め、その中央に十字や花などの模様が見える。
これは舟!?かわいい!!模様は青石や赤茶色の石で。
十字?
虫??
花だな?
これは何だろう??
道を歩いて行くと同じように石垣の上に載った形式の家がいくつか並んでおり、旅館の看板が上がっている家も。
しかし小石のモザイクは最初の家だけだった。川が近いのでかさ上げしているのだな。
もう限界も近づいて来たのでぐるっと回って引き返そう。広い通りを歩いたらさっきの旅館の名前が出ていた。
あぁこっちが表でさっきのは裏だったのか。どうりで、、、
目の前に水切瓦が妻壁に6段もついた家が現れた!うわぁ~~
そしてこちらの蔵も!ちょっとこの辺すごいなぁ!あっちにもあるぞ。。。
ごはん処を探すのも忘れてまたどんどん歩いてしまう(苦笑)
こちらの蔵の下半分は、なまこ壁ではなく貼り瓦のみだ。しかもかなり焼きムラがあって、それを意匠としているようだ。
面白いなぁ!同じ貼り瓦は別の店のファサードでも見られた。
こちらは珍しく、洋風の軒飾りがついた店舗。
パラペットに雷文が。
こちらはまた吉良川で見たのと同じような、つし2階で、1階の両側になまこ壁が付いた典型的な土佐の商家だな。
大きなお屋敷もあって、明るいときにゆっくり歩き回ればもっといろいろあるんだろうなと思わせるまちだった。
竹タイル貼りの土居橋の親柱。
しかし飲み屋はたくさんあるのだけど、お酒を飲まずに1人で食事できそうなところがなかなかない。
国道沿いにあった「ファミリーレストラン蝶」。このフォント、どう見てもスナックかラウンジじゃない!?(笑)
面白いからここにしようかとも思ったけど、カレーとかフライなどの洋食だったらちょっとな・・・
もう少し走ってみるか。。。
走り出してほどなくロードサイドに手ごろな食堂があったので即決で入る。
ご飯が出てくるのを待ちながらメールチェックしていると、ジェットスターからのメールが入っていた。
えっ!?・・・ちょ、ちょっと、欠航って何よ!?台風はもう去ったはずじゃないの!!
明日の帰り便が機材繰りの都合か何かのために欠航になったというのだ。そんなぁ~~~
翌日に振り替える場合は宿泊代として8千円出るらしいが、、、月曜は仕事だよ!どうやって帰ろう~~
他社の飛行機やJRの特急を使えば大赤字だ。何せ、ジェットスター便は片道2400円ぐらいで買ったのだから・・・(涙)
バスを検索したらあと4席!!迷わず予約。6千円弱するので足が出るが仕方ない、まだいちばんマシだろう。
あぁ悔しい・・・月曜日休めれば、タダでもう一日ゆっくりできたのに、こういう時サラリーマンはツライ。。。
しかし前日に欠航が分かったのは不幸中の幸い。当日ならバスは取れなかったかもしれない。
空港店に返却する予定だったバジェットレンタカーに連絡して事情を話したら、高知駅近くの営業所への返却で
いいと融通を利かせてくれたのはありがたかった。
突然の悪夢だったが、飛行機は10時台だったのが夕方4時のバスにしたので半日以上遊べることになった。
せっかく高知まで来ているのにさっさと帰るのももったいないし、時間をお金で買ったと思えばまぁいいか!
続く。