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Channel: まちかど逍遥
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憧れのスオーナダフェリー、ニューくにさき

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徳山からの続き。

さわやかな青空!早起きして駅の反対側にあるフェリー乗り場へ向かう。
10年前にあったターミナルビルは建て替えられたのか、三角柱の展望塔は見当たらなかった。おそらく右手の
プレハブ小屋の後ろが旧ターミナルビルだったのだろう。


返り見る徳山駅。あっ、こちらが表側だったのか!
市街地は駅の山側に広がっているけど、海を介してつながる外の世界は断然広い。こちらが表玄関ということか。


一枚目の写真左側の建物の前に置かれている「回天」はそのままだった。これについては私も前回調べて知ったのだが、
是非知ってほしい。→回天記念館のサイト

ターミナルで手続きをして岸壁へ向かおう。ここでは地上を歩いてタラップを上る。やっぱりこれがいいね!!


間近で見上げる船体、青空がバックだと映えるね!!この船はそれほど大きくはないけど、船首に書かれた船名がとても
晴れがましい気分にさせてくれる。昨日乗ったしらきさんはさらに小さく、車両入口の脇から徒歩客も乗下船したので
横から船体を眺めることはなかったが、可動橋を歩いて渡るのもそれはまた楽しいもので、いろんなタイプの船があって
ワクワクする!


乗り込む時にターミナルから岸壁、デッキ上、そして360度見渡せる港の風景をゆっくり楽しめるのは船ならでは。
自分を目的地まで運んでくれる、大きな存在。機材のスペックなどには詳しくないが、一隻一隻に違った名前があって、
個性を感じ愛着を持って乗れる交通機関の乗り物というのは、今やもう船しかないのではないか・・・


ワクワクするタラップ。


タラップの上は船の姿を眺めるのにも良いスポット♪素早く写真を撮って乗り込もう。






更地は元のターミナルビルかな。その向こうに水産物市場が見える。漁港もあるのか!


出航!デッキの上から徳山港にさよならを~~


徳山港周辺はご存知のとおり大工業地帯である。周南コンビナートをめぐる工場夜景クルーズが毎日催行されており
私も参加してみたいと思っているが、それはそれでまたの機会に。


船がたくさんいて楽しいなぁ!








昼間の便は風景を眺められるのがいい。だいたい出航後30分~1時間、到着前15分~30分ぐらいは沿岸風景を
楽しんだり風に吹かれたりしながらデッキで遊べる。
スオーナダフェリーは所要時間2時間。あっという間だ。


ほら、もう国東半島が見えてきた。ほんとに近いな!中国地方から大分へ、周防灘を横断するこんなに便利なルート、
もっと活用しない手はないんじゃない!?


竹田津の港へ入港~~


ここは以前国東半島を一周ドライブしたときに立ち寄ったことがある。
港は鉄道駅からははるか離れているがバスと連絡している便があることをその時に知って、それを機に今回の周遊旅を
組み立てたのだった。


あぁ、ようやく実現!船で竹田津に降り立つことができた。
ところで、この航路では少し前まで、バスごとフェリーに乗せて大分へ渡るという珍しい定期バス便があったのだ。
広島と別府・大分を結んでいた別府ゆけむり号である。この便は2017年1月で廃止されてしまったのだが、
私が前回車で竹田津を訪れたのは2016年12月。このときはまだギリギリ運行していたのだ!あぁ何と!!


乗船時と同じように屋根もないタラップから岸壁際に下り立つ。九州側はどんより曇り。。。


ここから路線バスがまぁまぁ連絡しているのはこの9:20着の便と午後の16時台の便のみなので、何としても
この便に乗らなければならなかったのだ。それでも30分待たねばならない。もう少し連絡をよくしてもらえれば
乗りやすいんだけど・・・スオーナダフェリーのサイトを見ると、そもそも徒歩客などは想定されていないようである(爆)
います!いますよ!!


バスはちょっと遅れていたようで、もう一組いた徒歩客の夫婦はタクシーを呼んでいた。どこへ行かれるんですか?と
声をかけてくれたのは、行き先が同じならということだったと思うけど、違ったようで、先に出発された。
そのあとすぐに路線バスがやって来た。


続く。



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