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Channel: まちかど逍遥
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飛騨金山 ~駅周辺の建物と境橋

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飛騨金山の続き。

1928(昭和3)年に川向こうに飛騨金山駅が開業すると、駅前の大船渡商店街は「まるで上海のよう」と
言われるほどに賑わったとか。

今では駅前に立ってもかなり寂しい感じで、そんな賑わいがあったとは信じられないが、、、
飛騨金山駅はとても素敵な木造駅舎だった。ん~~♪




改札口からホームの向こうに見える景色が好きだ。


跨線橋も健在で完璧。あぁ、列車で来てこの駅に降り立ってみたかったなぁ。


駅前からまっすぐ川に向かっていくと大船渡の渡船場があったが、川べりまでは近寄ることができなかった。
現在の金山橋は渡船場からずいぶんずれた場所に架けられたのだな。
変電所の脇を抜けて大通りへ戻る。川を跨ぐようにして立っていた鉄塔が面白い形。


美しい和風の商店建築。現在はしもた屋のようだが、、、カフェとか旅館にしたら素敵になりそうだな~~


洋風建築の大船渡医院は屋根が複雑に重なっていてとても雰囲気があるな。


窓の高さの部分だけ二丁掛けタイルが貼られ、モルタルで柱形に造形された意匠がおしゃれ度を高めている。


もう営業していないようで、玄関ドアのガラスに張り付いて覗いてみると、内部もかなり古いままで
玄関床には無釉モザイクタイルが敷き詰められているのが見えた。




まちなかへ戻ろうと歩いていたら偶然見つけた建物。体育館?公民館?


パラペットを突き抜けた中央部の3本の付け柱が戦前の建物っぽい。




ずっと歩き続けでそろそろ皆疲れて来ているのはうすうす分かっていながら、さっきから気になっていた
緑色のブレースドリブアーチ橋を見に行きたくて、川沿いの道をちょっと遠回り(笑)


おお、美しい・・・中路式アーチ橋だ。下を流れる馬瀬川の渓谷もいいね!


のびやかで優美な円弧。背景の緑に溶け込むようだ。


やっぱりぶつぶつリベットが素敵!


あぁ、見どころいっぱいの飛騨金山。今日はここだけでいいと思っていたが、ほんとにゆっくり心ゆくまで
堪能したなぁ!駐車場へ戻り岐阜への帰途につく。

これは駐車場の脇にあった、魚観音。
検索してみると「魚籃観音」は三十三観音の1つで、魚の入ったかごを持っていたり魚に乗っている姿という。
大漁や海上安全を願ったり、また毒を除くご利益からふぐを扱う料理人に信仰されてきたとか。
ここの観音様は上半身だけのようであり、魚籃観音と同一のものなのかどうかは不明。。。

続く。

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