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金門島でタイル三昧 碧山 Bishan (1)

台湾、金門島の続き。

陽翟から次にやってきたのは碧山集落。ここにはおそらく金門島で最も有名な洋楼、「陳清吉洋楼」がある場所だ。
事前に具体名をチェックしていたタイル物件のうちの1つであり、金門島に来たからにはここまでは行かねばなるまいと
思っていたのだった。(その他のチェック物件は、黄天露宅、黄輝煌洋楼、碧月軒洋楼と、泊まっている宿の計5つぐらい)
とりあえずここまで来れてよかった!!

集落へ入るとすぐに洋楼が現れた!おおっ、これが陳清吉か!?いや、違うな。また別の洋楼だ。
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あっ、タイル。1階と2階の間に横一列に緑色のラインのように、マジョリカタイルが貼られている。
壁はあるが扉がなく、建物のそばまで近寄ることができた。
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レンガ積みにモルタル塗りされた壁には、レリーフもたくさんついていて、現役時代の華麗な姿が想像できる。
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ここから雨水が流れ出るしくみのようだ。ここのはシンプルな形だが魚の口になっているものなど、よく見られる。
モルタルで造形されているが、中には空き瓶が入っていることを、モルタルの剥がれた部分を見て知った。
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しかし建物はもぬけの殻で窓越しに青空が見えているな・・・内部は草が繁茂しているようだ。
建物の中に入るのは危険そうだなので外から見るのみ。
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マジョリカタイルは花柄、果物柄、幾何学模様・・・一部はがれてなくなっている部分もあり、痛々しいな。。。
建物に自由に近づけるだけあって、ここもタイルは盗まれたんじゃないかと思ってしまう(苦)。
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打ち捨てられたような廃墟感が物悲しさを醸して雰囲気があるが、少し管理すべきかなとも思わざるを得ない。
見に来る人はくれぐれも歴史に敬意をはらいモラルを持ってほしい。
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ファサードが一面プリントタイル貼りの民居もあった。
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これは、ビリヤード?と日用品の店??
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美しいまちなみを見ながら集落の中を進んでいく。
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するとこの建物が現れた!これが陳清吉洋楼か?いやこれも違うな。
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学校のようだ。「叡(右側の又がない字)友学校」と陶片のモザイクで書かれている
中央部に立ち上がった妻壁には、、中華民国の国旗と中国国民党の青天白日旗が描かれていた。
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現在は学校ではないようで、「碧山東店社区餐農協会」と書かれてた札が下がっていた。
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この後、陳清吉洋楼を見るのだが、写真の枚数の都合上別の建物を先に。。。
この碧山集落には洋楼が多い。ここにも洋風の装飾が見えたのでよく見ようと入り込んで行くと、「陳氏宗祠」と書かれた
建物があった。そしてその中国風の入口の両脇に、わずかながらマジョリカタイルが貼られていた。当たり~~!!
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ここのは数は少ないが、銅版転写タイルが混じっている。珍しいな!!赤系と緑系の同柄色違いだ。
金門島に来てから銅版転写タイルは見たことがなかった。
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ここの丸窓の格子もイガイガで面白い形だなぁ。
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続く。

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