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Channel: まちかど逍遥
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京都東山区で出会ったタイルたち その2

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京都の続き。

祇園の歓楽街をひとりでジグザグ歩いていたら、このビルが現れた。ニュー祇園ビル。
おぉ~~っ、外から見える壁が全面タイル貼り。


彫の深い型押しタイル、というかレリーフタイル。コーナーの役物はフルサイズ×2面でリッチな気分~


地下へ降りていく階段の下まで全部!


木の幹を思わせる質感で、たっぷりかかった灰緑色の釉薬がエッジ部分だけ薄くなり茶色が浮き出ているのが味わい深いな!




今日は柳湯に入って帰ろうと三条の方まで歩いていく。
mayumamaさんが前に見ていたマジョリカタイル祠、多分この辺のはず・・・と覗き込んだトンネル路地。
一発でビンゴ!!冴えてるなぁ~~(笑)


石畳の路地の奥の奥、30mぐらい入ったところ。
このトンネル路地はもちろん私有地だろうが、お参りするのは許されるよね・・・そっと入って奥まで行く。


この台座のタイルの貼り方が面白い。普通なら四角のタイルの模様を生かすようにフルサイズのものを何枚か並べて
正面に貼るだろうが、ここのはわざわざ1/2サイズの三角形タイルを、台座の四辺に貼り付けてあるのだ。
しかし、考えてみれば半分サイズを8ヶ所に散らして貼る方が、フルサイズ4枚を並べて貼るより派手に見える。
限られた枚数のタイルでできるだけ華やかに見せる工夫だろうか。


しかしその横の地べたには贅沢にフルサイズのタイルを貼っているのは謎。。。
 

いちばん奥の一枚だけが白タイルだと思ったら、右側のタイルと同じデザインで色のついていないタイルだった。
しかし何でここまでバリバリに割れるかなぁ!?


台座の天面は白無地タイル。これも古い。

ちゃんと拝んでから、路地を後にした。

近くの食品工場(?)のファサードのタイル。




そして、柳湯にちゃぽん!今日はちゃんと予定通り(笑)
今日の京都は気温はそれほど高くなかったけど蒸し暑くて汗だくだったので、洗い流してさっぱり!
やっぱりお風呂屋はいいねぇ~~


脱衣所の見事な豆タイルのモザイク画も楽しんだ。


京阪で帰ろうと思っていたけどやっぱり始発の阪急河原町から乗ることにして、三条から四条河原町まで歩く。
六曜社の大好きなタイルを見ていこう。今日はもう遅いから入らないけど。




六曜社1階の小口タイルもニュアンスのある緑色のバリエーションが美しいなぁ~~


河原町通りと新京極の間の通りで発見した建物の玄関まわりには二丁掛のタペストリータイルが貼られていた。



朝から長楽館を見学して、あかがねリゾートでのランチ、そしてまち歩きにお風呂屋と充実した一日だった!

終わり。

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