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Channel: まちかど逍遥
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白石のまちをうろつく その2

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白石の続き。

まちなかをうろうろ。商店街にはそれほど古い建物は残っていないようだな。。
こんな建物を発見。


これもタイル。ひとつひとつ手で土を型に押し込んで作ったようなぬくもりが感じられる。




歯科医院の建物の奥に自宅があるらしく立派な門があったのでちょっと覗いてみると、こんな玉石タイル貼りの
踏み石があり、玄関の中も同じタイル貼りのようだ。おしゃれな小窓も見え、ここは元旅館か何かだったのか??
などと思いながら門のところに佇んでいると、人が出てきた。


ちょっと焦ったが、元旅館だったのかと聞いてみると、元から住宅だったとのこと。


現役の歯科医院の入口にも同じ玉石タイルが貼られていた。


片倉家にゆかりの寺、専念寺。左側の太子堂には聖徳太子像が安置されており、年3回ご開帳されるとか。
何となく洋風に見えるのは、スモーキーブルーに塗られた柱の色と、ガラス張りの扉のためだろうか。
右側は仏教会堂。三角破風の入口は明らかに洋風を意識したものだが、あとからつけ加えられたものなのかどうか。


専念寺の美しい玉石垣。




洋風意匠の建物もちらほら。。。




もう一つ見たい建物がある、草津湯。グーグルマップで検索しても出てこないところを見ると既に廃業したのは
確実だろうが、建物が残っているかどうかも定かではない。町名だけで番地までわからないので見当をつけて
フラフラ歩いていると煙突が見えた。・・・あれか。


町ができるより前から流れていたのだろう、斜めに伸びる小川に面して、草津湯は今も建っていた。おぉ!
グレーのモルタル塗りの壁に水色のペンキ塗りの建具がプリティ~~


一部ペンキがパリパリになってはいるが、外観はとてもきれい。もしかして廃業はデマで今もやってるんじゃないの?
このあとの町歩きは端折ってお風呂に入ろうか・・・な~んて一瞬思ったが、、、戸は閉ざされ、照明器具は取り外され、
のれんの影もなかった。あぁ。。(涙)




草津湯の前の水路にかかっていた橋の欄干が斬新!!なんという素敵なレトロフューチャー感!


しかも草津湯と同じ水色のペイント。草津湯と何か関係あるのか!?
後ろの元美容院(っぽい?)建物もしゃれてるなぁ~


全面タイル貼りの商工会議所の建物もなかなかカッコイイ!側面のひさしは千鳥破風が連続しているようにも見える。


昭和45年竣工。こういう形はこの年代の建物でたまに見るが、流行ったのだろうか。


続く。

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