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Channel: まちかど逍遥
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タイル旅マラッカ(12) セントピーター教会と路地歩き

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マラッカの続き。

古い商店が並ぶブンガラヤ通り(Jalan Bunga Raya)。飾らない日常生活のお店だが建物はモダニズムっぽいものや
昭和レトロっぽいものなどいろいろあって楽しい。


モザイクタイルに覆われた薬屋。


15分ほど歩いてマジェスティックホテル(The Majestic Malacca)に到着。前回もヴィラ・セントーサからの帰りに外観だけは
見たのだが、内部は見ていない。中へ入りおっちゃんに建物を見せてというと快諾。但し写真はダメと。えぇ~っ、そうなの~~

手前にある2階建ての建物が1920年代に建てられたの古いコロニアル建築を残したもの。
元はレオン・ロン・マンという中国系のお金持ちの邸宅だったという。美しい床タイルが広がっていて、
シンガポールで見た大臣の家を改修したレストラン、MAMANDAと印象が似ているな。
外観写真をあと数枚は撮ったのに、なぜか無くなっていた・・・カメラのエラーのせいか!?

そしてセントピーター教会。ぽつんと建っている。1710年にポルトガル人が建てたカトリック教会である。
正面に立ち上がった壁の縁のラインが曲線でメルヘンチック。


東南アジアに現存する現役のキリスト教会で最古の建物なのだとか。
中央部がかまぼこ型のドーム天井。


床のタイルは象嵌タイルかな、くすんだ色が落ち着いた雰囲気。


一部には滑り止めのクリンカータイルが。四隅がつながって花模様になるのがカワイイ。


左右の側廊に並ぶ先頭アーチ型の窓には古そうな絵入りステンドグラスがはまっていた。美しい~~
その下の色ガラスのはまった窓と面格子の組み合わせも素敵だなぁ。


「PASSION ROOM」への入口の格子はこんなに華麗!!




セントピーター教会をあとにして歩いていると、ちょっと変わった建物が。ん~、これは病院?お店??


中を覗いてみるとバザーのような感じで物を売っていた。「馬六甲明星慈善社」と書いてある。
ははぁ、救世軍みたいな慈善事業をやっているのかな?


内部の柱が全体人研ぎだぁ~~~!


近くにはこんな大きなモダニズムビルも。


インド人街が近いのでこんな建物も。服屋さん?


マラッカ川を渡りチャイナタウンへ戻ってきた。路地をうろうろ。


まるで地中海の島かどこかにいるみたい!?マレーシアにいることを一瞬忘れる(笑)。






素敵な面格子付のドア。錆び具合もいいねぇ~


あらっ、この猫ちゃんは目の色が黄色と青。少し行ったところにまた3匹いて、そこにも同じ目をした子がいた。兄弟かな。


カンプンクリ通り(Jalan Kampung Kuli)の金工の店を覗いたり。


そこにあった切子の鏡がカワイイ~~


おしゃれなカフェ。裏の路地へも抜けられる。




ちょっと見せてもらう。


タイルはなかったが、古いショップハウスをセンスよく使った居心地のよさそうな空間だった。
こういうお店が増えると街はどんどん楽しくなるなぁ~。新しいビルをどんどん建てなくても、いや、建てない方が
街は魅力的だと思うなぁ~




続く。

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