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Channel: まちかど逍遥
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タイル旅マラッカ(13) 5HEEREN、図書館のタイル

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マラッカの続き。

フェイスブック情報でチェックしていた物件、5HEERENというホテルを、朝イチ見に行ったら閉まっていて
裏口のピンポンを鳴らして出てきたおばちゃんが11時以降なら人がいると言っていたので、昼ごろ見に行く。
マラッカ川に面した側が正面で、1階のカフェも今は開いていた。

中へ入ると・・・うおぉ、これだ!カフェの奥にとりどりの柄のマジョリカタイルが貼られた壁があった。
中央上部にピンクのリボンのタイル。中央部の額縁状に囲んだ中にはイギリス製と見られる4枚組の花のタイルと、
5HEERENの「5」をかたどったタイルが。特別感があるなぁ!


周りのタイルは、ほとんど日本製とベルギー製のようだ。
シンガポールのWANDERLUST HOTELのファサードを髣髴とさせる。
この壁はトイレらしい。ホテルに改装したときにデコレーションしたものだろう。


部屋の中にもタイルが貼られているようなのだが、突然スタッフが写真はダメとか言い出したので見れず。。。
なんでやねん!?ホテルはどこでも快く見せてくれたゾ~~


玄関先には各種床タイルのアソート。




このあと買い物するというmayumamaさんと別行動でヒーレンストリートをうろついたりしてから
ホテルへ戻る。

ショップハウスの構造がよく分かる。

クアラルンプールから日帰りで遊びに来た二人の友人と合流して、昨夜に続きBISTRO1673でランチを。


絶対すべらないおいしさ。そしてお手頃価格。夜でも昼でも間違いない!!




食後はマラッカのコロニアル建築めぐりをするという2人と別れ、私たちはまたタイルめぐりに・・・(笑)
床タイルの美しいアンティーク家具屋に入ってみる。


奥へ奥へ、行けるところまで行ってみるが、めぼしいタイルはなかった。


これは、床タイルのオーダーカタログだろうか。施工例の写真もあり、ここで注文を受けているようだ。
いろんなパターンのタイルがあり、見たことのあるようなものも。
ははぁ、これまで見た床タイルのうちには新しいものが結構あったのかもしれない。
床タイルについては情報が全くなく、セメントタイルなのか象嵌タイルなのか、古いものなのか新しいものなのか、
見分けに自信がない。。。

以前ペナンで見つけたタイル屋に、象嵌タイルの製造過程が展示してあり、こういうタイルは全部象嵌タイルだと
思っていたのだが、セメントタイルも混じっているようで、ちょっと分からなくなってしまったのだった。

取り外した古い面格子を売っている店もあった。


ちょっと休憩。。。グラムラカがたっぷりかかったナタデココ入りの氷を。ウマ~






壁には桃(?)のレリーフが。


また歩いていると、「図書館」という建物が目に入る。こんなの前からあったっけ???
図書館なら公共施設なので入れるな!


私設図書館なのか、入口で受付するようになっていた。ちょっと見せてと言って中へ入らせてもらうと・・・
おぉ!!ここも、さっきのカレー屋と同じく階段の蹴上、踏み面共にタイルがびっしり!


こちらは蹴上の部分にチューブライニングのタイルが使われ、踏み面には銅版転写タイル。


光庭には井戸の飾り台もあった。おや、よく見るとここにも銅板転写タイルが・・・




明るい光庭の横でDVDを見ている子供を尻目に、大人の外国人がタイルばかりに夢中になって
写真を撮っている・・・我ながら異様な光景・・・スミマセン(汗)


よく見ると入口脇の柱や壁の足元にもタイルが使われていた。あぁ、ここも収穫だったなぁ!




図書館の近くの建物のベランダの見付部分。


通ったことのない道を歩いてみると、高床式の木造家屋に出くわした。おや、これはマレーハウスじゃないの。


通りに面した建物は展示用のようだったが、路地を入った裏手には実際に人が暮らしているマレー集落があった。


風通しのいい高床式の家。床下は涼しく安全な子供の遊び場だ。


マレー村と言えばヴィラセントーサのあたりに固まっているのを前回見に行ったが、チャイナタウンの片隅に
こんな現役のマレー集落が残っているなんて驚いたなぁ。


続く。

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