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Channel: まちかど逍遥
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西脇のまちをうろつく。

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西脇の続き。

西脇は水が豊富だったため江戸時代から染織がさかんで、明治以降近代化と共に播州織の産地として大いに栄えた。
安い輸入品が台頭してきたせいで10年ぐらい前からはダメだと、たまたま話したおっちゃんが言っていたが、
それでも先染織物のシェアは今も70%以上という。

まちなかには大正~戦前の近代建築、戦後の昭和レトロなまちなみまでいろいろ残っており、歩いていると
次から次へと目に留まり、楽しい楽しい~~


花形の窓。ずっと前に三木鉄道に乗りに行ったときに神戸電鉄の車窓からいくつも見た。兵庫県の内陸部で独特のものだろうか。


花びらがついていない丸い窓の蔵もあちらこちらにある。妻側に目玉みたいに丸窓が2つあってカワイイ~~
古いものから新しそうなものまで。


播州織のノコギリ屋根の工場建築もちょいちょい見かける。これは2連ノコギリのリノベーション住宅かな!?面白い。


じっとこちらを見つめる目が(笑)


明るいオレンジ系のタイルに覆われた住宅に目を奪われる。う~ん、派手!!


2階の窓まわりから軒裏もみっしりと。




これも洋館付き住宅?




細くくねった路地の先に現れギョッとした風変わりな建物は、美喜亭という元料亭。


玄関がコの字型になっていて面白い作りだなぁ!2階にはぐるりと手すりが回っている。


近寄ってみるとそれほど荒れているわけではなく、数年前までは営業していたような感じ。


扇をかたどった玄関ポーチの敷石。中はどんなんだろう。声をかけようかと思ったが入口の戸は閉まっていた。
中も凝ってそうだなぁ~




しかし、こんな奥まった立地・・・普通の料亭だったんだろうか・・・


美喜亭の裏。


小さな下見板張りの建物がぽつぽつある。


木造の工場建築をそのまま残した播州織工房館。ここでは機織の実演があったり、播州織の服や小物をオーダー
できたりするようで面白そうだったが、かなり時間が押してきてるので(汗)パス。ここはなくならないだろうから
また次の機会に。。。


続く。

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