佐伯からの続き。
雨が結構降って来ていてあんまりテンション上がらないが、列車で津久見へ移動しようと駅へ行き、
古い木造の跨線橋を上ったら・・・おや、これは何だろう。
アートだろうか、色とりどりのフレームの中に、小魚が無数に群れている。
プラ板に描かれた魚の絵に皆で模様をつけて持ち寄ったのだろう、いろんな模様の魚がいる。
実際の海の中さながらに重なり合っているのが面白いなぁ。それに、きれい。バックの壁が水色なのもぴったりだ。
海の幸に恵まれた佐伯らしいアートだなぁ。
ほっこりした気分でホームに降りると列車がもう停まっていた。
車体に何かメッセージが書いてあるな。
「応援ありがとう!日豊本線全線復旧」。そして車体には手書き文字で喜びの言葉がいっぱい。
おぉ、そうだったか。日豊本線は去年の9月の台風18号で被災してしばらく不通になっていたのだ。
最後まで残っていた佐伯~臼杵間が12月にようやく復旧したことで全線復旧となった。
鉄道に寄せる人々の信頼の大きさを感じ、また九州好きの自分が他人事のように忘れていたことに
罪悪感を感じつつ。。。
さて津久見に到着。雨の中ちょっとまちを歩く。駅前の商店街は結構広い面積で広がっている。
レンガのトンネル。
線路ぎわも魅力的な風景が広がっているのだ。
まちなかへ入ると、チェックしていたマルキン洋品店が現れた。角地に建つ、見栄えのする商店建築。
1階は全面シャッターが閉まっているが、2階が変わっている。角部分が正面で、右側は2階の壁を
セットバックして手すりをつけバルコニー風にしてある。
隅切り部分のパラペットを半円形に立ち上げてモルタル装飾をポイントに。壁はスクラッチタイル貼り。
ジグザグ歩くと、こちらのまるい食堂も見つかった。ここでお昼ご飯を食べようかとも思ったが、
もう少し歩こう。
商店街のお店は、やっている所は少なく、空き家や空き地も目立つ。寂しいなぁ。。。
佐伯と同じく、やっぱりここも台風18号で津久見川が氾濫して浸水被害を受けたためのようだ。
セメント町を見に行こう。
セメント町という面白い町名は山口県の小野田にもあった。その時の記事にも書いたが、セメントの生産量が
どんどん増えると共に豊かさの増加も実感できた高度成長期には、セメントという言葉の響きさえ
希望に満ちたイメージを与えたことだろう。
津久見にはいくつか洋館もあるようなのだが、駅からずいぶん離れたエリアらしく、雨の中そこまで
歩く気にはなれず・・・また、工場の専用線跡もたどりたいと思っていたが、結構広範囲のため
歩いて見て回るには遠い(汗)。
一部だけでも廃線跡を見ようと青江川を渡って少し行くと、、、おや、あれは・・・・
うわ、これお風呂屋じゃないの!?いや確かにお風呂屋だ。右から左に、「昭和温泉」と書いてある。
おぉ、、、この立地、佇まい。いいなぁ~~
毎日工場で働く人たちがここで汗を流していたのだろう。仕事終わりの時間になると次から次へと
やってきて、活気あふれる会話が飛び交っていたに違いない。
しかし・・・今はひっそりして人の気配はない。やっていないことは一目瞭然だ。。。
この裏手にも古い木造の建物が残っていた。旅館だったような雰囲気だな。
さぁそろそろタイムリミットが近づいてきたので駅へ戻ろう。
続く。
雨が結構降って来ていてあんまりテンション上がらないが、列車で津久見へ移動しようと駅へ行き、
古い木造の跨線橋を上ったら・・・おや、これは何だろう。
アートだろうか、色とりどりのフレームの中に、小魚が無数に群れている。
プラ板に描かれた魚の絵に皆で模様をつけて持ち寄ったのだろう、いろんな模様の魚がいる。
実際の海の中さながらに重なり合っているのが面白いなぁ。それに、きれい。バックの壁が水色なのもぴったりだ。
海の幸に恵まれた佐伯らしいアートだなぁ。
ほっこりした気分でホームに降りると列車がもう停まっていた。
車体に何かメッセージが書いてあるな。
「応援ありがとう!日豊本線全線復旧」。そして車体には手書き文字で喜びの言葉がいっぱい。
おぉ、そうだったか。日豊本線は去年の9月の台風18号で被災してしばらく不通になっていたのだ。
最後まで残っていた佐伯~臼杵間が12月にようやく復旧したことで全線復旧となった。
鉄道に寄せる人々の信頼の大きさを感じ、また九州好きの自分が他人事のように忘れていたことに
罪悪感を感じつつ。。。
さて津久見に到着。雨の中ちょっとまちを歩く。駅前の商店街は結構広い面積で広がっている。
レンガのトンネル。
線路ぎわも魅力的な風景が広がっているのだ。
まちなかへ入ると、チェックしていたマルキン洋品店が現れた。角地に建つ、見栄えのする商店建築。
1階は全面シャッターが閉まっているが、2階が変わっている。角部分が正面で、右側は2階の壁を
セットバックして手すりをつけバルコニー風にしてある。
隅切り部分のパラペットを半円形に立ち上げてモルタル装飾をポイントに。壁はスクラッチタイル貼り。
ジグザグ歩くと、こちらのまるい食堂も見つかった。ここでお昼ご飯を食べようかとも思ったが、
もう少し歩こう。
商店街のお店は、やっている所は少なく、空き家や空き地も目立つ。寂しいなぁ。。。
佐伯と同じく、やっぱりここも台風18号で津久見川が氾濫して浸水被害を受けたためのようだ。
セメント町を見に行こう。
セメント町という面白い町名は山口県の小野田にもあった。その時の記事にも書いたが、セメントの生産量が
どんどん増えると共に豊かさの増加も実感できた高度成長期には、セメントという言葉の響きさえ
希望に満ちたイメージを与えたことだろう。
津久見にはいくつか洋館もあるようなのだが、駅からずいぶん離れたエリアらしく、雨の中そこまで
歩く気にはなれず・・・また、工場の専用線跡もたどりたいと思っていたが、結構広範囲のため
歩いて見て回るには遠い(汗)。
一部だけでも廃線跡を見ようと青江川を渡って少し行くと、、、おや、あれは・・・・
うわ、これお風呂屋じゃないの!?いや確かにお風呂屋だ。右から左に、「昭和温泉」と書いてある。
おぉ、、、この立地、佇まい。いいなぁ~~
毎日工場で働く人たちがここで汗を流していたのだろう。仕事終わりの時間になると次から次へと
やってきて、活気あふれる会話が飛び交っていたに違いない。
しかし・・・今はひっそりして人の気配はない。やっていないことは一目瞭然だ。。。
この裏手にも古い木造の建物が残っていた。旅館だったような雰囲気だな。
さぁそろそろタイムリミットが近づいてきたので駅へ戻ろう。
続く。