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Channel: まちかど逍遥
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岩松のまちをうろつく 2

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岩松の続き。

西村酒造場の隣には洋館があった!こちらは1929(昭和4)年築の内山醤油店。割と平面的なファサードだが
1階中央部のマンサード型のひさしや2階の半円形のペディメント風装飾(?)などこだわりのある建物。
ひさしの下には「内山」のマークが。


ファサードには籠目柄に貼られたタイルもあった。


こちらの三好旅館は道が少し折れた辻に建つので、通りを見通したとき真正面に見える。立派な唐破風の玄関ひさしが付く。
この建物は元は三階建てだったが、風を強く受けるため屋根の痛みが激しく、二階半に改造したとのこと。
へぇ~そんなことできるのかぁ~


瓦屋根の隅に載っている、この動物はなに!?


Sさん曰く、カワウソじゃないかとのことだが、う~ん??確かに耳が小さいし、、、でもカワウソって
こんな顔が長くないよなぁ。


しっぽを見るとやっぱりお稲荷さんのキツネじゃないの??でも耳が折れてしまったようにも見えないしなぁ。。。


現在も営業されており、玄関のガラスから内部を覗いたら古そうで、タイルもありそうなのだが、、、
先へ進もう。。




川沿いの道と合流する部分に、昔ながらの電気屋さんがあった。・・・しかし、ただの電気屋ではなく
中はレトロでカッコイイ昔の家電が飾られた居心地のいいカフェになっていた!
そこで甘酒(ノンアルコール)を頂きながら少しおしゃべり。聞けば、電気屋もちゃんとやってるらしい(笑)。

川沿いの道に戻って歩くとおしゃれな洋風の入口を持つ建物が。大正時代に建てられた楠本邸。


現在は畳屋をされているが元は医院だったようだ。
店の部分や窓まわりはすべてアルミサッシに改修されているが玄関周りはオリジナルの姿を残していると思われる。


前回の記事に書いた通り3つあった蔵元のうち最後まで酒造りをやっておられた阿部酒造。ここは阿部酒造の
元倉庫で、今は建材屋さんが使っている。


背の高いものも楽々入るしぴったりだな!壊さずにうまく使う用途があってよかった(笑)


岩松川に架かる「新橋」のたもとに建つ新橋旅館。ここは営業してるのかどうか不明。。。
しかし今さらっと見ても旅館が3軒。温泉地でもない静かな田舎町に旅館が何軒もあったところを見ても、
人の往来が多かった時代がしのばれる。


ここは更地になっているが下の石垣は古いものだそうで、何と富士山が隠れているという。


探してみると、、、あっ、これかな!?あまり富士山ぽくないけど(笑)筋も彫り込んであった。


一周して元の河原の駐車場へ戻ってきた。青い川面にはカモが何羽も浮かんでいて、ほんとにのどか。。。
岩松川では1月中旬から約1ヶ月の間、白魚漁が行われる。また、あおのりやあおさも採れるという。
但しこれらの川の恵みはほとんど地元で食べてしまうのであまり外へは出回らないらしい(笑)

続く。

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