一ノ関の続き。
日本基督教団一関教会の隣に武家屋敷がある。こちらは一般公開していて無料というので中を見ていこう。
武家屋敷と言っても一棟の茅葺屋根であり、角館の武家屋敷に比べると質素な感じだが、、、
小屋組が見える吹き抜けの土間。
ガイドの人が説明してくれたところによると、この建物は農家の形式が併用されており、武家屋敷としては
古い形式なのだとか。簡素な書院は、武家屋敷に文化的な要素を取り入れ始めた初期の形なのだという。
ここは平城(ひらじろ)の裏門のすぐそばで、上級武士の屋敷が建つエリアだった。
さっきの洋館のあった「城内」というエリアが、やはり元の陣屋だったようだ。
沼田家は家老を務めた家だったが、一関藩が裕福ではなかったため給料が安く、建物も簡素なのだとか。
近年までお医者さんが住んでいたのを市に寄贈され、一旦解体して復原した。
茅葺き屋根はかつては結という相互扶助の組織で持ち回りで葺き替えていたが今ではなくなり、
専門業者に頼むのですごく費用がかかるのだとか。家一軒建つぐらいの金額らしい(驚)!
手間のかかる茅の栽培をする農家がなくなり材料の入手が困難で、今はヨシと麻殻(あさがら)で
葺いているのだそう。
一関のまちがほとんど壊滅した大水害やこのたびの東日本大震災に遭ってもこの建物が耐えたのは、
斜めの材や曲がった木の梁が使われていることや釘で固定せず組んであるため外部からの力をうまく
逃がしたからだという。
あぁ、だいぶ長居してしまったな。もうあまり時間がない。次へ行こう。
同じ道をしばらく進むと、見えてきたのは、、、何かすごいぞ!?
世嬉ノ一(せきのいち)酒造というお酒の蔵元だ。うわぁ、こんなにたくさん建物があるの!?
しかし、、、電池が残り少ない!一回りするだけだしと思って、予備電池を置いてきてしまったよ~(涙)
節約しながら撮る。。。
赤レンガの蔵は「せきのいち」というレストラン、奥の石蔵はビール工場とイベントホールに。
白壁の土蔵は「酒の民俗文化博物館」「いちのせき文学の蔵」というミュージアムになっているようだ。
へぇ~
事務所棟だったと見えるこちらの建物がやはりいちばん装飾的だな。1919(大正8)年の築。
蔵造りだが1階部分は石造建築風になっている。
丸と四角は何を表すのか・・・?
中を覗いてみると、いい感じのカフェになっているじゃないの。
Cafe徳蔵。疲れてきたし冷たいものが飲みたいなぁ。
ほぉ~、素敵だなぁ!!案内所のお姉さんのおすすめの店でお茶しようと思っていたが急遽変更。
うわっ、タイルがある!!あめ色の無地タイルを広く使ってボーダーにマジョリカタイルを使うのが
いいセンス。そして足もとにはターコイズブルーのタイルが!!きれい~~~
これらのタイルは部屋のぐるりに貼られているのだが、どこも前に調度品や何やら置いてあって
広い面積で見える部分がない(汗)。もっとタイルを見せたらいいのになぁ~
落ちついたソファー席では、ビジネスマンらしき人たちが打合せをしていた。
こんなところで仕事の打合せをしてみたいなぁ!!・・・多分打ち合わせに集中できないと思う(爆)
タイルを愛でながら冷たい飲み物で喉を潤す。
これはアイスティとお冷。念のため(笑)。酒屋らしいユーモアだ。
予定時間をだいぶ過ぎている。あまりに遅れると宿へ入るのも遅れてしまう。。。
途中松栄堂総本店の石蔵をささっと見ていく。
観光案内所のお姉さんおすすめの大福屋さんの前を通ると、確かにすごく地元密着っぽくて気さくな感じ。
ここで一関名物のお餅を食べられなかったのは残念だなぁ・・・あっそうだ、持ち帰りにしたらいいんだ!
串に刺したお団子を、ずんだ、ごまあん、ごま、と3本買った。
その後車で走りながら食べたのだが、これが本当にめちゃくちゃ美味しかった!あんがどれも絶品!!
もっと買ってきたらよかったなぁ~ ※写真を撮り忘れたので、話だけでスミマセン(汗)
お店の席も常連らしきお客で埋まっていたし、人気あるのも当然だわ。取り寄せしたいぐらい。
しかし、夕方までには食べて下さい、と言われていたぐらいで、日持ちしないからまさにご当地だけのグルメ。
一関、平泉地方は「もち文化」があるらしく、もちの食べ方のバリエーションは300種もあるとか。
もう少しゆっくりしてもっといろんな味のもちを食べてみたかったが・・・・
いや、3種類でも食べられてよかった!
続く。
日本基督教団一関教会の隣に武家屋敷がある。こちらは一般公開していて無料というので中を見ていこう。
武家屋敷と言っても一棟の茅葺屋根であり、角館の武家屋敷に比べると質素な感じだが、、、
小屋組が見える吹き抜けの土間。
ガイドの人が説明してくれたところによると、この建物は農家の形式が併用されており、武家屋敷としては
古い形式なのだとか。簡素な書院は、武家屋敷に文化的な要素を取り入れ始めた初期の形なのだという。
ここは平城(ひらじろ)の裏門のすぐそばで、上級武士の屋敷が建つエリアだった。
さっきの洋館のあった「城内」というエリアが、やはり元の陣屋だったようだ。
沼田家は家老を務めた家だったが、一関藩が裕福ではなかったため給料が安く、建物も簡素なのだとか。
近年までお医者さんが住んでいたのを市に寄贈され、一旦解体して復原した。
茅葺き屋根はかつては結という相互扶助の組織で持ち回りで葺き替えていたが今ではなくなり、
専門業者に頼むのですごく費用がかかるのだとか。家一軒建つぐらいの金額らしい(驚)!
手間のかかる茅の栽培をする農家がなくなり材料の入手が困難で、今はヨシと麻殻(あさがら)で
葺いているのだそう。
一関のまちがほとんど壊滅した大水害やこのたびの東日本大震災に遭ってもこの建物が耐えたのは、
斜めの材や曲がった木の梁が使われていることや釘で固定せず組んであるため外部からの力をうまく
逃がしたからだという。
あぁ、だいぶ長居してしまったな。もうあまり時間がない。次へ行こう。
同じ道をしばらく進むと、見えてきたのは、、、何かすごいぞ!?
世嬉ノ一(せきのいち)酒造というお酒の蔵元だ。うわぁ、こんなにたくさん建物があるの!?
しかし、、、電池が残り少ない!一回りするだけだしと思って、予備電池を置いてきてしまったよ~(涙)
節約しながら撮る。。。
赤レンガの蔵は「せきのいち」というレストラン、奥の石蔵はビール工場とイベントホールに。
白壁の土蔵は「酒の民俗文化博物館」「いちのせき文学の蔵」というミュージアムになっているようだ。
へぇ~
事務所棟だったと見えるこちらの建物がやはりいちばん装飾的だな。1919(大正8)年の築。
蔵造りだが1階部分は石造建築風になっている。
丸と四角は何を表すのか・・・?
中を覗いてみると、いい感じのカフェになっているじゃないの。
Cafe徳蔵。疲れてきたし冷たいものが飲みたいなぁ。
ほぉ~、素敵だなぁ!!案内所のお姉さんのおすすめの店でお茶しようと思っていたが急遽変更。
うわっ、タイルがある!!あめ色の無地タイルを広く使ってボーダーにマジョリカタイルを使うのが
いいセンス。そして足もとにはターコイズブルーのタイルが!!きれい~~~
これらのタイルは部屋のぐるりに貼られているのだが、どこも前に調度品や何やら置いてあって
広い面積で見える部分がない(汗)。もっとタイルを見せたらいいのになぁ~
落ちついたソファー席では、ビジネスマンらしき人たちが打合せをしていた。
こんなところで仕事の打合せをしてみたいなぁ!!・・・多分打ち合わせに集中できないと思う(爆)
タイルを愛でながら冷たい飲み物で喉を潤す。
これはアイスティとお冷。念のため(笑)。酒屋らしいユーモアだ。
予定時間をだいぶ過ぎている。あまりに遅れると宿へ入るのも遅れてしまう。。。
途中松栄堂総本店の石蔵をささっと見ていく。
観光案内所のお姉さんおすすめの大福屋さんの前を通ると、確かにすごく地元密着っぽくて気さくな感じ。
ここで一関名物のお餅を食べられなかったのは残念だなぁ・・・あっそうだ、持ち帰りにしたらいいんだ!
串に刺したお団子を、ずんだ、ごまあん、ごま、と3本買った。
その後車で走りながら食べたのだが、これが本当にめちゃくちゃ美味しかった!あんがどれも絶品!!
もっと買ってきたらよかったなぁ~ ※写真を撮り忘れたので、話だけでスミマセン(汗)
お店の席も常連らしきお客で埋まっていたし、人気あるのも当然だわ。取り寄せしたいぐらい。
しかし、夕方までには食べて下さい、と言われていたぐらいで、日持ちしないからまさにご当地だけのグルメ。
一関、平泉地方は「もち文化」があるらしく、もちの食べ方のバリエーションは300種もあるとか。
もう少しゆっくりしてもっといろんな味のもちを食べてみたかったが・・・・
いや、3種類でも食べられてよかった!
続く。