北海道の続き。
小林酒造の旧本社事務所の内部も見学しよう。1階は売り場になっている。
高い天井、石のカウンター、円柱など、まるで銀行のようだと思ったら、小樽の銀行をモデルにして
造られたという。
二階へ上がる階段が。買い物は後にして、先に上へ行ってみよう。
階段の腰まわりもタイルがみっしりと貼られている。しかもなかなか味のあるタイルたち。
特に手すりの天面に張られているタイルが出色!!この写真じゃちょっと分かりにくいかもしれないが、
濃い青地にピンク色の結晶を振りかけたようなタイルなのである。斬新な色あわせだなぁ!!
結晶のかかり具合はランダムで、ほぼ青色のものから、結晶がてんこ盛りで青地が全く見えなく
なっているものまで。
夜桜とか、オーロラをイメージするような美しいタイルで、すっかり気に入った。
「北の錦記念館」ということで、二階には酒造りの資料などいろいろ展示してある。
小林家住宅の洋間に貼られていた唐革の壁紙と似たエンボスの壁紙。
中廊下にいくつかの部屋が並んでいる。
戦後夕張市に駐留していたGHQが、争議を裁くのにこの部屋で簡易裁判を開いたのだとか。
こちらは洋室だが畳を敷いてあり、宴会風景を再現してある。
「甑倒しの宴会」は、半年に及ぶ酒造りが終わったあとに労をねぎらうため開かれる祝宴で、
今も毎年3月下旬に行われているという。
この部屋だけ引き戸になっていた。
下へ下りてお土産を物色。最終日の最後だからお酒を買っても大丈夫。車なので試飲はできないけど
説明を聞いているとおいしそうに思えて720ml瓶のを2種類買った。最近家でちびちび飲んでいる(笑)
甘酒餅というのもおいしかった。
敷地の外側へ回って、蔵群を見よう。妻壁を道路に向けた6棟の蔵が建ち並んでいる。蔵を囲むように
レンガ塀もめぐらされている。6棟の蔵はよく見ると大きさも形も造りもバラバラだ。レンガのもあり、
石のもあり。屋根も皆違う。
いちばん手前の3階建ての赤レンガの蔵には「鳳紋 北の錦」の文字が。
軒まわりはギザギザの装飾が施されている。
その右隣のレンガ蔵も3階建て。2色のレンガ使いでちょっとおしゃれだな。
こちらは石積みの2階建ての蔵にレンガ積みの増築部分が。チャコールグレーの石はやっぱり札幌軟石である。
その隣はオール石積み。1階と2階の間に少し出っ張った水平ラインを挟んで2層構成にしている。
窓は小屋裏の部分のみ。
石の表面はニュアンスのある仕上げ。
その右隣の石蔵もまたちょっと違う。こちらは1階と2階の境界線がなく重心が低い感じ。
ノミで彫られた溝は風雨にさらされてやわらかな丸みを帯びている。こちらの方が古いのかも。
これらのは建築時期が違うのか、用途が違うのか。ひとつひとつ造り足していったとしても、これほど
バラバラなのは面白いな!まるで、近世の町家と近代の町家と現代の住宅を並べたようだ。
建築年を表示せば蔵年表になるんじゃない!?(笑)
お昼に到着してからもう4時間以上ここにいる(笑)。田舎の蔵元の建物がこれほど見どころが多いとは。
いや~、最終日のスケジュールをスッカラカンにしておいてよかった~!!
結局お昼抜きで帰りの車の中で栗山コロッケを2つ食べただけだけど、小林酒造の建築をたくさん見て
おなかいっぱい!ごちそうさま!!
終わり。
小林酒造の旧本社事務所の内部も見学しよう。1階は売り場になっている。
高い天井、石のカウンター、円柱など、まるで銀行のようだと思ったら、小樽の銀行をモデルにして
造られたという。
二階へ上がる階段が。買い物は後にして、先に上へ行ってみよう。
階段の腰まわりもタイルがみっしりと貼られている。しかもなかなか味のあるタイルたち。
特に手すりの天面に張られているタイルが出色!!この写真じゃちょっと分かりにくいかもしれないが、
濃い青地にピンク色の結晶を振りかけたようなタイルなのである。斬新な色あわせだなぁ!!
結晶のかかり具合はランダムで、ほぼ青色のものから、結晶がてんこ盛りで青地が全く見えなく
なっているものまで。
夜桜とか、オーロラをイメージするような美しいタイルで、すっかり気に入った。
「北の錦記念館」ということで、二階には酒造りの資料などいろいろ展示してある。
小林家住宅の洋間に貼られていた唐革の壁紙と似たエンボスの壁紙。
中廊下にいくつかの部屋が並んでいる。
戦後夕張市に駐留していたGHQが、争議を裁くのにこの部屋で簡易裁判を開いたのだとか。
こちらは洋室だが畳を敷いてあり、宴会風景を再現してある。
「甑倒しの宴会」は、半年に及ぶ酒造りが終わったあとに労をねぎらうため開かれる祝宴で、
今も毎年3月下旬に行われているという。
この部屋だけ引き戸になっていた。
下へ下りてお土産を物色。最終日の最後だからお酒を買っても大丈夫。車なので試飲はできないけど
説明を聞いているとおいしそうに思えて720ml瓶のを2種類買った。最近家でちびちび飲んでいる(笑)
甘酒餅というのもおいしかった。
敷地の外側へ回って、蔵群を見よう。妻壁を道路に向けた6棟の蔵が建ち並んでいる。蔵を囲むように
レンガ塀もめぐらされている。6棟の蔵はよく見ると大きさも形も造りもバラバラだ。レンガのもあり、
石のもあり。屋根も皆違う。
いちばん手前の3階建ての赤レンガの蔵には「鳳紋 北の錦」の文字が。
軒まわりはギザギザの装飾が施されている。
その右隣のレンガ蔵も3階建て。2色のレンガ使いでちょっとおしゃれだな。
こちらは石積みの2階建ての蔵にレンガ積みの増築部分が。チャコールグレーの石はやっぱり札幌軟石である。
その隣はオール石積み。1階と2階の間に少し出っ張った水平ラインを挟んで2層構成にしている。
窓は小屋裏の部分のみ。
石の表面はニュアンスのある仕上げ。
その右隣の石蔵もまたちょっと違う。こちらは1階と2階の境界線がなく重心が低い感じ。
ノミで彫られた溝は風雨にさらされてやわらかな丸みを帯びている。こちらの方が古いのかも。
これらのは建築時期が違うのか、用途が違うのか。ひとつひとつ造り足していったとしても、これほど
バラバラなのは面白いな!まるで、近世の町家と近代の町家と現代の住宅を並べたようだ。
建築年を表示せば蔵年表になるんじゃない!?(笑)
お昼に到着してからもう4時間以上ここにいる(笑)。田舎の蔵元の建物がこれほど見どころが多いとは。
いや~、最終日のスケジュールをスッカラカンにしておいてよかった~!!
結局お昼抜きで帰りの車の中で栗山コロッケを2つ食べただけだけど、小林酒造の建築をたくさん見て
おなかいっぱい!ごちそうさま!!
終わり。