6月は梅雨のない北海道へ行こうとスカイマークのチケットを取っていた。
神戸空港は関空より少し時間がかかるが、朝4時台に起きる必要もないし心理的に楽なのだ(笑)。
10時半に新千歳空港着。新千歳は鉄道アクセスが便利なので、空港からレンタカーというのは今回初めて。
空港の勝手がよく分からずちょっと手間取ったが、11時にはレンタカー屋から出発することができた。
ETCカードもセットしたし、一路向かうは室蘭へ!
高速はスイスイ快適だが、山の中なので全く景色は楽しめず、お店もない。。。お昼を食べるため一つ手前の
ICで下りて、虎杖浜のたらこでランチ。
お店の前にはためいていたこれは、鯉のぼりならぬ、ハタハタのぼり?鮭のぼり?ホッケのぼり?
そこからは下道で室蘭へ向けて走るが、室蘭本線の駅を見たい。バイパスに乗らず線路に沿って大回りしよう。
このあたり巨大な工場地帯で製鉄所やコンビナートもある。引き込み線がたくさんあったに違いない。
この辺で車を止めて見て回りたいけど、、、交通量は多く停める場所もない(汗)
御崎駅の駅前にスペースがあったのでちょっとストップ。
駅舎は新しくなってしまったようだが、かわいらしい形の屋根でなかなか雰囲気はある。
ネットで検索して調べたところ、やはりここから貨物線や工場への専用線が広がっていたらしく、
御崎駅は旅客よりも貨物の取扱いを主とする駅だったようだ。今ではちっぽけな棒線駅で想像もつかないが
最盛期の活気に満ちた駅をこの目で見、その場に身を置きたかったなぁ。。
さてまたしばらく走ると、おぉ、ここだ!古い木造駅舎がそのまま残る母恋(ぼこい)駅。
妻壁の小さな丸窓がカワイイ!
駅舎に入ると、出札口のカウンターや荷物扱いの窓口もそれと分かる形で残っているのがうれしい。
部屋の中央にはストーブ!それをぐるっと囲むように椅子が置かれていて、今にも井戸端ならぬ
ストーブ端会議が始まりそうな感じで思わず微笑んでしまう。
待合室からホームへは直進でなく横から出るようなつくりになっている。
ホームの上屋も木の柱と梁でいい雰囲気だなぁ~~
待合所の横には駅前へ直接出られる改札ラッチがある。鉄パイプ製でそっけないが貨物駅主体の駅なので
省スペースで簡素なものにしたのだろう。
跨線橋を渡ってみよう。
貨物列車がバンバン走っていた名残でホームはやはり長く、12両の新快速でも停まれそうだ(笑)。
現在使われているホームは上りと下りがずれた雁行配置になっている。
ホーローの駅名標があちこちに。木製の照明柱も味わいがあるなぁ。
管理を委託されてる方なのだろう、おっちゃんが1人ホームの草花の手入れに勤しんでおられた。
やはり人の手できれいに保たれている駅はいきいきしている。
駅名の変わった響きと共に深く印象に残る駅だった。
室蘭散策の帰りに、輪西駅にも立ち寄った。
やはりここも貨物駅だったような駅のつくりだなぁ。
ここは初代の「室蘭駅」が開設された場所である。現在の輪西駅は昭和3年に開設され、駅舎はその当時の
ものらしい。
東室蘭駅から室蘭までの路線は、元々は岩見沢方面で採れた石炭を港へ運ぶ北海道炭礦鉄道が前身であり、
積出し港である室蘭周辺は一大工業地帯となった。
室蘭の工場夜景を見るクルーズなどあるらしく、室蘭に泊まろうかとも考えたのだが、今回は諦めた。。。
特急の走る幹線から外れ盲腸線のような室蘭~東室蘭だが、かわいい木造駅舎がひっそりと残っているのは
うれしく、そっと隠しておきたい気がする。
続く。
神戸空港は関空より少し時間がかかるが、朝4時台に起きる必要もないし心理的に楽なのだ(笑)。
10時半に新千歳空港着。新千歳は鉄道アクセスが便利なので、空港からレンタカーというのは今回初めて。
空港の勝手がよく分からずちょっと手間取ったが、11時にはレンタカー屋から出発することができた。
ETCカードもセットしたし、一路向かうは室蘭へ!
高速はスイスイ快適だが、山の中なので全く景色は楽しめず、お店もない。。。お昼を食べるため一つ手前の
ICで下りて、虎杖浜のたらこでランチ。
お店の前にはためいていたこれは、鯉のぼりならぬ、ハタハタのぼり?鮭のぼり?ホッケのぼり?
そこからは下道で室蘭へ向けて走るが、室蘭本線の駅を見たい。バイパスに乗らず線路に沿って大回りしよう。
このあたり巨大な工場地帯で製鉄所やコンビナートもある。引き込み線がたくさんあったに違いない。
この辺で車を止めて見て回りたいけど、、、交通量は多く停める場所もない(汗)
御崎駅の駅前にスペースがあったのでちょっとストップ。
駅舎は新しくなってしまったようだが、かわいらしい形の屋根でなかなか雰囲気はある。
ネットで検索して調べたところ、やはりここから貨物線や工場への専用線が広がっていたらしく、
御崎駅は旅客よりも貨物の取扱いを主とする駅だったようだ。今ではちっぽけな棒線駅で想像もつかないが
最盛期の活気に満ちた駅をこの目で見、その場に身を置きたかったなぁ。。
さてまたしばらく走ると、おぉ、ここだ!古い木造駅舎がそのまま残る母恋(ぼこい)駅。
妻壁の小さな丸窓がカワイイ!
駅舎に入ると、出札口のカウンターや荷物扱いの窓口もそれと分かる形で残っているのがうれしい。
部屋の中央にはストーブ!それをぐるっと囲むように椅子が置かれていて、今にも井戸端ならぬ
ストーブ端会議が始まりそうな感じで思わず微笑んでしまう。
待合室からホームへは直進でなく横から出るようなつくりになっている。
ホームの上屋も木の柱と梁でいい雰囲気だなぁ~~
待合所の横には駅前へ直接出られる改札ラッチがある。鉄パイプ製でそっけないが貨物駅主体の駅なので
省スペースで簡素なものにしたのだろう。
跨線橋を渡ってみよう。
貨物列車がバンバン走っていた名残でホームはやはり長く、12両の新快速でも停まれそうだ(笑)。
現在使われているホームは上りと下りがずれた雁行配置になっている。
ホーローの駅名標があちこちに。木製の照明柱も味わいがあるなぁ。
管理を委託されてる方なのだろう、おっちゃんが1人ホームの草花の手入れに勤しんでおられた。
やはり人の手できれいに保たれている駅はいきいきしている。
駅名の変わった響きと共に深く印象に残る駅だった。
室蘭散策の帰りに、輪西駅にも立ち寄った。
やはりここも貨物駅だったような駅のつくりだなぁ。
ここは初代の「室蘭駅」が開設された場所である。現在の輪西駅は昭和3年に開設され、駅舎はその当時の
ものらしい。
東室蘭駅から室蘭までの路線は、元々は岩見沢方面で採れた石炭を港へ運ぶ北海道炭礦鉄道が前身であり、
積出し港である室蘭周辺は一大工業地帯となった。
室蘭の工場夜景を見るクルーズなどあるらしく、室蘭に泊まろうかとも考えたのだが、今回は諦めた。。。
特急の走る幹線から外れ盲腸線のような室蘭~東室蘭だが、かわいい木造駅舎がひっそりと残っているのは
うれしく、そっと隠しておきたい気がする。
続く。