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Channel: まちかど逍遥
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GW新潟 松籟閣洋室

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長岡は松籟閣の続き。

洋館を見に行こう。廊下のつきあたりを右へ入ると・・・おぉ!


ここは応接室として造られた部屋で、大理石の暖炉の両脇にステンドグラスがはまっている。
中央には絵が飾られているが、ステンドグラスと同じ黄色主体なので、まるで窓が3つ並んでいるかの
ように見えるな!


ひし形の格子柄。西日を受けて美しい色を見せる。


照明器具も素敵だなぁ!


天井の四隅の換気口もデザインされている。


入口ドアの上もひし形のラティス状の模様になっている。この部屋はひし形で統一したのだろうか。


壁紙は移築時に新しくされたようだが、上質で雰囲気の合った壁紙が使われていて、うまく選んだなぁと感心。

松籟閣は清水組の大友弘により設計された。大友弘は新津記念館の設計も行ったといい、和風も洋風も
両方に長けていたと見える。

松籟閣の洋室は附属の洋館だけでなく和館の中にもある。松籟の間の裏側にある洋風食堂もそのひとつ。
但しここは締め切りで中は見れなかった。


そして寝室。ここの廊下に面した壁には素晴らしいステンドグラスがあった!うわぁ~きれい!!




内側から見るとさらに!!
透明やアンバーの濃淡、モスグリーンといったナチュラルな色の中で黄色が効いているな!


寝室の内部は丸窓以外にあまり特徴がないのだが、隣の和室はまた繊細な意匠があちこちに。


ここは書斎で、床の間にも面白い窓があるのだが、このときはここで小国和紙を使ったコサージュ作り体験を
やっていたので写真を撮るのを控えた。


網代の天井。


廊下の収納庫の扉まで凝っているな。




対面にあるのが応接間へつながる廊下。
中庭は元々のお庭にあった石を寄せ集めて池を形作った感があるが、、、中央にあるのは赤玉だ。


この附属洋館は外観よりも内部の方が濃密な空間で素敵だったな!入ってよかった~


松籟閣を出たのは15時過ぎ。ここから松之山温泉まで1時間半ぐらいかかるし、宿の晩ごはんがあるから
もうお昼ごはんは省略か・・・というところなのだが、おなかを空かせたmayumamaさんは死にそうな顔。。。
小千谷あたりでうまい具合に蕎麦屋を見つけてへぎそばを食べた。へぎそばとは布海苔をつなぎに使った蕎麦で、
「へぎ」と呼ばれるせいろのような器に少量ずつ分けて盛りつけた、このあたりの名物である。
つゆにつけるとつるつると美味しくて、10玉盛りを2人で分けたらちょうど小腹が満たされた。


さぁ、このあと松之山温泉凌雲閣に泊まるのだ。記事はいちばん最初に戻ることになる。ややこしいが(汗)

最初へ。


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