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Channel: まちかど逍遥
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国東半島一周 2つのフェリー港風景

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国東半島の続き。

先へ進もう。
おっ、あれは船乗り場じゃないの?ここからどこへ渡れるんだろう。


スオーナダフェリー。なになに、えっ、国東航路を一時休航??しかしこの看板自体相当古そうだぞ。
もうずいぶん前にこの国東港からフェリーは発着しなくなったということか。。。残念だなぁ。

広々した駐車場はがらんとしてこの上なく寂しい。。。締め切られたスロープの横の岸壁では数人の
おっちゃんが釣りに興じていた。

とりあえずナビに設定しておいた「国見ふるさと展示館」という施設にやってきた。
幕末期の総代庄屋の住宅、旧有永邸が公開されているようだ。明治初期~中期に建てられた
主屋、離れ、蔵、馬屋の4つが残っているようで、有料でも入ってみようと思ったのだが・・・


入口を開けて「すみませ~ん」と何度か呼んでみたが誰も出てこない。
すぐ横の展示室は覗けたがふすまが全部閉まっていて順路もわからないしお金を払わず上がりこむのもなぁ。。。
めんどくさくなって、もういいや、と次へ行くことに。


フェリーのりばという案内板に導かれ、外周道路から外れて10分ほど走ると、竹田津港に出た。


おお、ここは現役の港だ!


スオーナダフェリー。さっき国東港の看板に問い合わせ先として書かれていた「竹田津営業所」は
ここのことだったんだな。


おぉ、ここから徳山まで渡れるんだな。1日に往復それぞれ5便もあるとは、結構多い。
前にネットで調べたことがあったが、実際に港に来てみると、生きた航路なんだとうれしくなる。

しかし、「周防灘」を「スオーナダ」と書くだけでなんとなく異国の響きになるなぁ(笑)

今はレンタカーで来たからいいが、ここまでの公共交通機関があるのだろうか。
聞いてみると路線バスがあるというが連絡しているのは2便だけで、それも港で30分ほど待つ必要がある。
徳山は駅のすぐ前にフェリー乗り場があったから大丈夫だろうが、こちら側が問題だ。
バスのある便にうまくスケジュールを合わせてルートが組めるか・・・また考えてみよう。


ここからフェリーに乗り込める日が来るかな。。。


港を散策してみる。ん、これは何だ?


タコツボか!樹脂製のタコツボはよくあるが、ここのは四角いんだな。
まじまじと見ていたら、釣りに来ていたらしいコワモテの兄ちゃんが、この扉を開けて海に沈めておいて
蛸がえさに食いついたら自動で扉が閉まるのだと教えてくれた。へぇ~、ネズミ捕りみたいだ(笑)。


港の裏の防波堤も石積みだ。あぁ、天気がよくてほんとに気持ちいいなぁ!!

この港に住み着いているらしいネコが本気のケンカを始めた。。。ひぇ~~

続く。

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