別府続き。
バスを亀川あたりで降りて、浜田温泉資料館を見に行く。
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ここは老朽化により解体、復元されたものだと聞いていたが、実はグランドラインより下の部分、
つまり浴室はオリジナルである。番台から階段を降りたところにある女湯のタイル貼りの洗い場と浴槽、
そしてエントランスの地下部分にあたる蒸し湯の浴室は廃業当時のまま保存されているのである。
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元の建物は1935(昭和10)年に、別府市役所技師池田三比古の設計で建てられた宮造りの
和風温泉建築。彼は吉田鉄郎に師事した建築家で、浜脇高等温泉も設計したのだとか。
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番台の下へもぐると蒸し湯がある。ここにスノコが敷かれ蒸気で満たされていたらしい。
蒸し湯も男女別にあったようだ。
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上に新しく床が組まれた男湯の浴室も、蒸し湯の方から見ることができ、女湯と同じく浴槽が
そのまま残されていることが分かった。
蒸し湯の前室の天井を見上げると、玄関先で見ていたデッキグラスが。
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男湯の上は展示スペースになっていて、浜田温泉、浜脇高等温泉をはじめ別府の古い立派な公衆浴場の
建物や昔のまちなみの写真、昭和24年時点であった温泉を点で記した地図など、興味そそる資料が。
この写真では分かりづらいが、別府の中心部も無数の点で埋め尽くされている。すごい!
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小一時間ほど滞在していた。無料で結構楽しめた温泉資料館だった。
向かいの現・浜田温泉には入らず(安泰なので)、亀川のまちなかを歩きながら亀陽泉を目指す。
とは言ってもきっちり調べておらず(汗)、何かの冊子に載っていたんだったか、レトロな
佇まいだったとのうろ覚えでしかない。果たして、目の前に現れた亀陽泉は、、、
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えっ、ビル!?かなりくたびれたコンクリート造のビルで、階段室のガラス扉には「亀陽泉ホール」と
書かれている??しかし正面へまわると、なるほど、男女別の温泉の入口が。なんと・・・素敵なんだ!
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ふと目に止まった、立て看板。「建て替え」の文字が、、、ギクッ
なんでも、この8月から解体工事に入るので営業は7月までで、1年間は工事のため休業すると。。。
もう50年ぐらいになるからねぇ、と番台のおばちゃん。確かに老朽化は間違いない。。。
建て替え後は市営になるらしい。
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まぁ、大阪などのお風呂屋とは違い、廃業とはならないのが別府の温泉力だろう。ある意味うらやましい。
もちろん、入る!別府の他の公衆浴場と同じく、脱衣所から階段を下った半地下に浴槽があるタイプ。
ここの浴室の床は、亀陽泉の名にちなんでいちめんに六角形のタイル!かわいい~~
見納めでもあり写真を撮りたかったのだが、おばちゃんたちが来る来る、4時頃という中途半端な
時間にもかかわらず次から次からやってきて、常に8人ぐらいは浴槽の周りを囲んでいる状態。
全く写真など無理だった。。。
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隣にはポケットパークのような空間とレトロなお肉屋があって、全体的にいい雰囲気なのだが、
建て替えたらここも変わってしまうかなぁ。解体までにもう一度来れるかなぁ、、、
後ろ髪引かれながら、そこを後にした。
少し行くとまたいかにもジモ専の浴場が現れた。商圏(?)とか関係なく、立地は湯脈次第なのだろう。
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小さな浴場でま必ず神様が祀ってある。
最初はお湯の湧くスポットにお社と簡単な上屋を作ったのだろうと想像する。
覗いてみると誰もいなかった。こんなマイナーな温泉にちゃぽんと浸かるのは至福だろうと思うと
心惹かれるが・・・まだ湿った手ぬぐいを首に巻きつつ次へ進む。
湯桶を持ったおっちゃんが歩く姿を見かけたら浴場は近い。
公園の一角に建つ四の湯温泉は、なんと素敵な木造で、淡いミントグリーンのペンキ塗りが爽やか!
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子供たちが遊ぶ広場に面した入口はまるで公民館。彼らを見守るように番台のおばちゃんが店先に立ち、
お客さんとおしゃべりしている。
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もとは車寄せ状のひさしが張り出していたと思われるが、左側の側面に神様をまつり、右側は壁を
作ってベンチをしつらえたのだろう。
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ちょっと中を見せてもらうと、例のごとくコンクリートの階段を下りた先には、、、おお!広い!
予想よりはるかに大きな浴室で、実際公民館のように地域の人々の交流の場であるに違いない。
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頭では入りたくて仕方ないのだが、さすがに体がだるくなっていてやめておくことに。
亀陽泉と違ってまだ建て替え話はないようだし。(とか思って油断していたら危険なんであるが・・・)
温泉から出てきたお兄ちゃんがスタンプ帳にスタンプを押していた。88ヶ所の温泉を巡ってスタンプを
集めるとストラップがもらえるとか。ちょっと会話し、さっきの豊山荘のことを教えてあげた。
この四の湯温泉はスタンプラリーでも名前が挙がっており、割と有名なのだとか。へぇ~
さて、もうそろそろご飯を食べて港へ向かおう。港の近くにある別府冷麺の店、胡月へ行ってみると、
なんたることか!臨時休業・・・(涙)。おかげで帰りもまた船内で焼きそばUFO。。。
しかし無料グレードアップしてもらったツーリストベッドは快適で、明日に備えて早々と寝る態勢。
だって大阪に着いたら朝から仕事だもんね!
四の湯温泉、胡月、、、また0泊弾丸フェリーで別府に行きたい~
おわり
バスを亀川あたりで降りて、浜田温泉資料館を見に行く。
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ここは老朽化により解体、復元されたものだと聞いていたが、実はグランドラインより下の部分、
つまり浴室はオリジナルである。番台から階段を降りたところにある女湯のタイル貼りの洗い場と浴槽、
そしてエントランスの地下部分にあたる蒸し湯の浴室は廃業当時のまま保存されているのである。
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元の建物は1935(昭和10)年に、別府市役所技師池田三比古の設計で建てられた宮造りの
和風温泉建築。彼は吉田鉄郎に師事した建築家で、浜脇高等温泉も設計したのだとか。
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番台の下へもぐると蒸し湯がある。ここにスノコが敷かれ蒸気で満たされていたらしい。
蒸し湯も男女別にあったようだ。
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上に新しく床が組まれた男湯の浴室も、蒸し湯の方から見ることができ、女湯と同じく浴槽が
そのまま残されていることが分かった。
蒸し湯の前室の天井を見上げると、玄関先で見ていたデッキグラスが。
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男湯の上は展示スペースになっていて、浜田温泉、浜脇高等温泉をはじめ別府の古い立派な公衆浴場の
建物や昔のまちなみの写真、昭和24年時点であった温泉を点で記した地図など、興味そそる資料が。
この写真では分かりづらいが、別府の中心部も無数の点で埋め尽くされている。すごい!
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小一時間ほど滞在していた。無料で結構楽しめた温泉資料館だった。
向かいの現・浜田温泉には入らず(安泰なので)、亀川のまちなかを歩きながら亀陽泉を目指す。
とは言ってもきっちり調べておらず(汗)、何かの冊子に載っていたんだったか、レトロな
佇まいだったとのうろ覚えでしかない。果たして、目の前に現れた亀陽泉は、、、
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えっ、ビル!?かなりくたびれたコンクリート造のビルで、階段室のガラス扉には「亀陽泉ホール」と
書かれている??しかし正面へまわると、なるほど、男女別の温泉の入口が。なんと・・・素敵なんだ!
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ふと目に止まった、立て看板。「建て替え」の文字が、、、ギクッ
なんでも、この8月から解体工事に入るので営業は7月までで、1年間は工事のため休業すると。。。
もう50年ぐらいになるからねぇ、と番台のおばちゃん。確かに老朽化は間違いない。。。
建て替え後は市営になるらしい。
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まぁ、大阪などのお風呂屋とは違い、廃業とはならないのが別府の温泉力だろう。ある意味うらやましい。
もちろん、入る!別府の他の公衆浴場と同じく、脱衣所から階段を下った半地下に浴槽があるタイプ。
ここの浴室の床は、亀陽泉の名にちなんでいちめんに六角形のタイル!かわいい~~
見納めでもあり写真を撮りたかったのだが、おばちゃんたちが来る来る、4時頃という中途半端な
時間にもかかわらず次から次からやってきて、常に8人ぐらいは浴槽の周りを囲んでいる状態。
全く写真など無理だった。。。
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隣にはポケットパークのような空間とレトロなお肉屋があって、全体的にいい雰囲気なのだが、
建て替えたらここも変わってしまうかなぁ。解体までにもう一度来れるかなぁ、、、
後ろ髪引かれながら、そこを後にした。
少し行くとまたいかにもジモ専の浴場が現れた。商圏(?)とか関係なく、立地は湯脈次第なのだろう。
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小さな浴場でま必ず神様が祀ってある。
最初はお湯の湧くスポットにお社と簡単な上屋を作ったのだろうと想像する。
覗いてみると誰もいなかった。こんなマイナーな温泉にちゃぽんと浸かるのは至福だろうと思うと
心惹かれるが・・・まだ湿った手ぬぐいを首に巻きつつ次へ進む。
湯桶を持ったおっちゃんが歩く姿を見かけたら浴場は近い。
公園の一角に建つ四の湯温泉は、なんと素敵な木造で、淡いミントグリーンのペンキ塗りが爽やか!
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子供たちが遊ぶ広場に面した入口はまるで公民館。彼らを見守るように番台のおばちゃんが店先に立ち、
お客さんとおしゃべりしている。
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もとは車寄せ状のひさしが張り出していたと思われるが、左側の側面に神様をまつり、右側は壁を
作ってベンチをしつらえたのだろう。
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ちょっと中を見せてもらうと、例のごとくコンクリートの階段を下りた先には、、、おお!広い!
予想よりはるかに大きな浴室で、実際公民館のように地域の人々の交流の場であるに違いない。
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頭では入りたくて仕方ないのだが、さすがに体がだるくなっていてやめておくことに。
亀陽泉と違ってまだ建て替え話はないようだし。(とか思って油断していたら危険なんであるが・・・)
温泉から出てきたお兄ちゃんがスタンプ帳にスタンプを押していた。88ヶ所の温泉を巡ってスタンプを
集めるとストラップがもらえるとか。ちょっと会話し、さっきの豊山荘のことを教えてあげた。
この四の湯温泉はスタンプラリーでも名前が挙がっており、割と有名なのだとか。へぇ~
さて、もうそろそろご飯を食べて港へ向かおう。港の近くにある別府冷麺の店、胡月へ行ってみると、
なんたることか!臨時休業・・・(涙)。おかげで帰りもまた船内で焼きそばUFO。。。
しかし無料グレードアップしてもらったツーリストベッドは快適で、明日に備えて早々と寝る態勢。
だって大阪に着いたら朝から仕事だもんね!
四の湯温泉、胡月、、、また0泊弾丸フェリーで別府に行きたい~
おわり