0泊の弾丸で別府へ行ってきた。今回は訳あって1週間前に決まったので、どこに行くというあてもないまま
一人でフラフラっと。
まずは明礬温泉へ。昔行ったことある気がしたが来てみると別の場所だったか??
とりあえず温泉プリンを食べよう。
藁屋根の掘立小屋みたいな湯の花小屋が
そこここに建っている。この小屋は正面が切妻でなく入口は斜めに
すぼめられており、上から見ると五角形か六角形になると思われる、変わった形をしている。
今まで硫黄の結晶が湯の花なのかと思っていたがそうではないらしい。説明を読むと、硫化ガスの蒸気を集めて
青粘土の中をくぐらせることで、粘土の中の成分と反応して表面に花のように結晶が積もるのだという。
藁屋根は室内の温度や湿度を一定に保つためであり、入口が狭くなっているのも保温のためだな。
湯の花を買おうかと思ったが、これがめちゃ高い!やーめた。本物の温泉に入るほうがいいもんね!
家々の間に、まるで畑のように湯の花小屋があるのが面白い。
湯の花小屋を見て回ったあとに少し裏手にある公衆浴場、鶴寿泉にちゃぽん!
埼玉から別府へ温泉療養に来て3年というおばちゃんと会話しながら、かなり熱めの硫酸塩泉に
浸かっては出て、浸かっては出て。硫酸塩泉というのは、体がお酒を飲んだ時のようにまだらになる。
そのあとは山を下って歩く。ほてった体に涼しい風が心地よい。
昔のガイドブックに、泉質がよく泥湯もあると書いてあった神丘温泉が、ちょうど山を下る途中に
あるようなので、行こうと思ってスマホで調べたら、何と神丘温泉は3年前に廃業したとな!?
さらに調べると、源泉は隣の旅館が引き継いでいるらしいとわかったので、入ることに。
なんと!うっすら白濁したお湯はつるつる、すべすべ。めちゃくちゃいいお湯じゃないの!硫黄の香りも。
先客の大分から来ているというおばちゃん二人も、いろんなとこに行ったが数年前からここだけ通っていると。
いや~、入ってよかった!
ちなみに泥湯は神丘温泉時代にすでに枯れてしまったようだ。
この近くには坊主地獄があり、鉱泥温泉という温泉が併設されているので覗きに行くと、12時までなのだとか。
皆一斉に出るところだからか、とても賑わっている。さすがについ今入ってきたところなので入るつもりは
なかったが、鉱泥というのが気になり中を見せてもらえるか聞いてみたが、お客がいるからダメと。。
お湯は生クリーム位の濃さの泥湯なのだとか。入浴料は大人900円。ん~。。。
さっきの豊山荘の300円の方が空いてるしいいや。あの白濁は泥の成分なのだろうか。
さらに下るともう鉄輪である。
続く。