スカイマークの神戸~米子便を使って旅したいとずっと考えていた。
山陰は大阪からでも遠く、米子など特急に乗っても4時間以上かかり、料金も高いのでなかなか
気軽に行けない。そうかと言って夜行バスとかはしんどいし。。。
それが神戸空港から40分で中国山地をひとっ飛びできるんだからすごく便利じゃない!?
しかも早く取れば片道4千円で行けるのだ。
建築めぐりの仲間にその話をしたところ、行きたい行きたいということで、即座にグループツアーが
決まってしまった。車を借りての1泊2日。話がふくらんで結局なぜか米子を見ず松江と鳥取という
米子から東西逆方向に離れた二つのまちを見るツアーとなった(苦笑)。
松江は以前少し歩いたことがあるが、今回は例のごとく他メンバーがちゃんとチェックしてきて
くれたので効率よく回れた。・・・とはいえ、何かと寄り道、写真撮りまくりのため、スケジュールは
常に押し気味だったのだが(汗)。
田野産婦人科医院。
土壁にアーチ窓はいかにも明治建築。まわりは駐車場などの空き地になっていて、もとはこの一帯が
医院の敷地だったと想像される。
こちらは浅野小児科医院。
ちょっときれいに塗られすぎているが、足元のみペンキが塗られていない。
ぶつぶつと穴のあいた灰色の石は松江城でも見られた。このあたりで採れる石なのだろうか。
松江城の中にある興雲閣は、前回目の前でクローズの憂き目にあったので、今度こそと期待していたが
行ってみると、何と改修中。。。(涙)
松江の官庁や公共建築は、ポストモダンと言うのか、コンクリートのダイナミックで軽やかな造形の建物が多い。
これは昭和34年竣工の島根県庁舎。このあと、県庁舎周辺整備計画に基づき、警察本部、合同庁舎(現県庁南庁舎)、
県立博物館、県民会館、武道館、図書館等が整備された。だいたい同じ時代の建築だからだろうか、
それともコンセプトを統一したのか、イメージが揃っていて、広々と明るい官庁街である。
こちらは元料亭の蓬莱荘。外観はすっかりきれいになっていて見るべきものは門ぐらいかと思ったが、
出て来られた店員さんに声をかけると快く内部を見学させて頂けることに。
これがかなりよかった!内部は古いままで、各部屋それぞれに凝った装飾が施されている。
渡り廊下が橋になっていたり、船底天井や網代天井など。
数奇屋建築のように変わった材が使われているところも。
二つ上の写真の右側の部屋は入口に小橋があしらわれている。
変わった割付の天井、押さえ縁に皮付きの木材が使われている。
食事も意外とリーズナブルで、ランチ場所の候補にも上がっていたのだが、今回は西洋軒にした。
是非次の機会に!
そのあとはカラコロ工房という観光複合施設になっている旧日本銀行松江支店へ。京橋川沿いに建つ
松江のランドマークだ。
内部はいくつかに仕切られ、いろんなお店が入っていてとってもにぎやか!しかし銀行特有の吹き抜け構造、
中央部に残る古いカウンターが生かされていないのはちょっと残念。。。
こちらは美術館になっている旧山陰合同銀行松江支店。
2階に上るとずらりと並ぶイオニア式柱頭を間近で見ることができる。
続く。
山陰は大阪からでも遠く、米子など特急に乗っても4時間以上かかり、料金も高いのでなかなか
気軽に行けない。そうかと言って夜行バスとかはしんどいし。。。
それが神戸空港から40分で中国山地をひとっ飛びできるんだからすごく便利じゃない!?
しかも早く取れば片道4千円で行けるのだ。
建築めぐりの仲間にその話をしたところ、行きたい行きたいということで、即座にグループツアーが
決まってしまった。車を借りての1泊2日。話がふくらんで結局なぜか米子を見ず松江と鳥取という
米子から東西逆方向に離れた二つのまちを見るツアーとなった(苦笑)。
松江は以前少し歩いたことがあるが、今回は例のごとく他メンバーがちゃんとチェックしてきて
くれたので効率よく回れた。・・・とはいえ、何かと寄り道、写真撮りまくりのため、スケジュールは
常に押し気味だったのだが(汗)。
田野産婦人科医院。
土壁にアーチ窓はいかにも明治建築。まわりは駐車場などの空き地になっていて、もとはこの一帯が
医院の敷地だったと想像される。
こちらは浅野小児科医院。
ちょっときれいに塗られすぎているが、足元のみペンキが塗られていない。
ぶつぶつと穴のあいた灰色の石は松江城でも見られた。このあたりで採れる石なのだろうか。
松江城の中にある興雲閣は、前回目の前でクローズの憂き目にあったので、今度こそと期待していたが
行ってみると、何と改修中。。。(涙)
松江の官庁や公共建築は、ポストモダンと言うのか、コンクリートのダイナミックで軽やかな造形の建物が多い。
これは昭和34年竣工の島根県庁舎。このあと、県庁舎周辺整備計画に基づき、警察本部、合同庁舎(現県庁南庁舎)、
県立博物館、県民会館、武道館、図書館等が整備された。だいたい同じ時代の建築だからだろうか、
それともコンセプトを統一したのか、イメージが揃っていて、広々と明るい官庁街である。
こちらは元料亭の蓬莱荘。外観はすっかりきれいになっていて見るべきものは門ぐらいかと思ったが、
出て来られた店員さんに声をかけると快く内部を見学させて頂けることに。
これがかなりよかった!内部は古いままで、各部屋それぞれに凝った装飾が施されている。
渡り廊下が橋になっていたり、船底天井や網代天井など。
数奇屋建築のように変わった材が使われているところも。
二つ上の写真の右側の部屋は入口に小橋があしらわれている。
変わった割付の天井、押さえ縁に皮付きの木材が使われている。
食事も意外とリーズナブルで、ランチ場所の候補にも上がっていたのだが、今回は西洋軒にした。
是非次の機会に!
そのあとはカラコロ工房という観光複合施設になっている旧日本銀行松江支店へ。京橋川沿いに建つ
松江のランドマークだ。
内部はいくつかに仕切られ、いろんなお店が入っていてとってもにぎやか!しかし銀行特有の吹き抜け構造、
中央部に残る古いカウンターが生かされていないのはちょっと残念。。。
こちらは美術館になっている旧山陰合同銀行松江支店。
2階に上るとずらりと並ぶイオニア式柱頭を間近で見ることができる。
続く。