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Channel: まちかど逍遥
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南州駅で途中下車 (台湾)

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台湾続き。

竹田駅から客車列車の区間車に乗り込むと、おや、女性の車掌さんだ。


日本で見ていた天気予報では雨模様だったけど、いいお天気。ヤシ林の中を走り抜けるのは爽快!


次に降り立ったのは南州駅。ここは前回通った時に、裏側にある砂糖工場の機関車が木立の間から
顔を覗かせていたのを、停車中の列車の車窓から見たのだった。それをもう一度ちゃんと見ようと
思って来たのだ。ここはまだ地上駅で、工事の槌音は聞こえていない。


結構大きな駅だな。今乗ってきた区間車は自転車を乗せる車両2両も連結しているのでかなりの長編成。
ホームはこんなに長いのに、先頭の機関車をホームから外して停車した。


駅舎も、いいなぁ。。。赤色の帯がビシッと決まっているな!


駅前はにぎやか。右の方へずっと歩いて行くと踏切があり、渡った向こう側が南州糖廠である。




踏切からは広い駅構内が一望できる。古い倉庫、積まれた枕木や車止めなど・・・いいなぁ。




糖廠はすでに操業は終了していて、今は観光用の施設として一般に公開されている。
まだ10時半ぐらいだというのに大勢の人々がぞろぞろと歩いて出てきた。どうもツアー客のようだ。


引込み線の廃線跡もこんな感じで明瞭に残っている。

橋頭糖廠などと同様、ここでもサトウキビ運搬用トロッコを改造した観光トロッコに乗れるらしい。
観光用と言ってもこちら台湾ではつい近年まで実際に使っていた車両ほとんどそのままの姿であり、
ミーハーだけど一度乗ってみたいな。
工場も橋頭よりも小規模な感じで豪華なクラブ建築等はないだろうが、機会があれば中に入ってみたい。

南国の濃い陰影が美しい。


前に見た引込み線。糖廠の敷地内の木立の間へ消え入っている。
現役のころはトロッコを引いたサトウキビ列車がここから本線に出入りしていたのだ。


さっきの団体さんが乗り込んでいたのは、ちょいちょい途中下車しながら台湾一周する企画列車のようだった。
添乗員さんがホームで乗り遅れ客がいないか念入りに確認していた。あ・・・私は別口ですよ。

さぁ私もそろそろ移動しよう。

続く。






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