ピーチのセールでまた高雄へ!
高雄国際空港は地下鉄の駅と直結していて、まちの中心部まで15分。福岡空港並の便利さだ。
宿の地図を印刷し忘れぐるぐる探し回ったロスはあったが、3時には街へ繰り出した。
とりあえず旧市街へ向かい、塩埕埔駅近くで超ボリュームワンタンを食べてから、
初高雄のmayumamaさんを案内して倉庫街〜廃線跡経由で港の建築を見に行く。
台湾最大の港、高雄港のうちでも、このあたりは日本統治時代に整備された「旧港」であり、
現在は港湾機能のメインはもっと東の方に移っている。
周辺にはたくさんの古い倉庫が残っており、それらは実にいろんな形、用途で活用されている。
この台糖のレンガ倉庫は屋根を抜いてあり、妻壁を背にステージがしつらえられた青空ライブハウスだ。
屋根を抜いて使うとは、目からうろこが落ちる思い。
廃線跡に面した台鉄の倉庫ももうすっかり賑わいが定着した。
ほんとに、夕方近いというのに、あっちもこっちも人でいっぱいなのである。
新しい商業施設やアミューズメント施設を建てたわけではない。ただ古い倉庫と貨物線の廃線跡があるのみ。
それでこれだけの人を吸い寄せる魅力のあるエリアを作り出したのだ。すごい!!
古い倉庫を活用したまちづくりをしたい人々はぜひ高雄の視察をおすすめする。
高雄港の埠頭の方へ入るのは実は今回初めて。香蕉碼頭(Banana Piar)に建つ
この施設は「香蕉棚」を転用したもので、商業施設、バナナの資料展示、二階にはウェディング関係の
施設などが入っている。
鉄筋をトラス状に組んだ柱や梁が、オリジナルの構造のようだ。
建築と呼ぶにはあまりに簡易な構造であるが、バナナ輸出の拠点となっていた歴史を伝える建物として
大事にされているのだ。高雄の人々はわがまちに誇りを持ち、歴史をリスペクトしていると感じる。
香蕉碼頭の奥にあるのは、高雄港港史館。高雄港税関事務所として1916(大正5)年に建てられた。
もう少し時間が早ければ中に入れたのだが、外観のみ。。。
レンガ造のしっかりした建物だが、アシンメトリーなのが変わっているな。
他にはもう少し時代があとの少しモダニズムの香りのする建物もあった。
倉庫群の前に水田!?
このあたりの倉庫のいくつかはシンプルに展示場として使われていた。
この時は建築会社各社による最先端のマンションの展示が行われていた。ギャップが面白い(笑)
そしてこちらはなんとトイレ。
ボロボロの屋根の落ちたレンガ倉庫でもつぶしてしまわず、こんな大胆な使い方をするとは。
からみついたガジュマルもそのまま、いやむしろ装飾として残してあるのだろう。
見ようによっては建物に結び付けたリボンのようだ。
そしてこちらの倉庫街を抜けると、、、高雄港駅の貨物ヤード跡。あぁ。。
初めてここを訪れたときは貨物線が廃止された直後で、バラストもあらわで今にも列車が走って
来そうな気がしたものだ。来るたびに少しずつ整備され、草が青々と茂り、公園らしくなってきた。
・2009年
・2011年
・2012年
今では、広場のあちこちにオブジェが配置され、人々が思い思いに遊んでいる。
敷地を横断するボードウォークを歩く人、自転車に乗る人、犬と散歩する人・・・
旧高雄港駅には展示車両が追加されていた。
すっかり都会のオアシスとして親しまれた貨物ヤード跡。レールや鉄道関連の部材も撤去されず
残っているが、もはや自己主張せず自然に溶け込んでいるようである。
はぁ〜〜、やっぱり高雄への恋はまだまだ醒めそうにない。
高雄国際空港は地下鉄の駅と直結していて、まちの中心部まで15分。福岡空港並の便利さだ。
宿の地図を印刷し忘れぐるぐる探し回ったロスはあったが、3時には街へ繰り出した。
とりあえず旧市街へ向かい、塩埕埔駅近くで超ボリュームワンタンを食べてから、
初高雄のmayumamaさんを案内して倉庫街〜廃線跡経由で港の建築を見に行く。
台湾最大の港、高雄港のうちでも、このあたりは日本統治時代に整備された「旧港」であり、
現在は港湾機能のメインはもっと東の方に移っている。
周辺にはたくさんの古い倉庫が残っており、それらは実にいろんな形、用途で活用されている。
この台糖のレンガ倉庫は屋根を抜いてあり、妻壁を背にステージがしつらえられた青空ライブハウスだ。
屋根を抜いて使うとは、目からうろこが落ちる思い。
廃線跡に面した台鉄の倉庫ももうすっかり賑わいが定着した。
ほんとに、夕方近いというのに、あっちもこっちも人でいっぱいなのである。
新しい商業施設やアミューズメント施設を建てたわけではない。ただ古い倉庫と貨物線の廃線跡があるのみ。
それでこれだけの人を吸い寄せる魅力のあるエリアを作り出したのだ。すごい!!
古い倉庫を活用したまちづくりをしたい人々はぜひ高雄の視察をおすすめする。
高雄港の埠頭の方へ入るのは実は今回初めて。香蕉碼頭(Banana Piar)に建つ
この施設は「香蕉棚」を転用したもので、商業施設、バナナの資料展示、二階にはウェディング関係の
施設などが入っている。
鉄筋をトラス状に組んだ柱や梁が、オリジナルの構造のようだ。
建築と呼ぶにはあまりに簡易な構造であるが、バナナ輸出の拠点となっていた歴史を伝える建物として
大事にされているのだ。高雄の人々はわがまちに誇りを持ち、歴史をリスペクトしていると感じる。
香蕉碼頭の奥にあるのは、高雄港港史館。高雄港税関事務所として1916(大正5)年に建てられた。
もう少し時間が早ければ中に入れたのだが、外観のみ。。。
レンガ造のしっかりした建物だが、アシンメトリーなのが変わっているな。
他にはもう少し時代があとの少しモダニズムの香りのする建物もあった。
倉庫群の前に水田!?
このあたりの倉庫のいくつかはシンプルに展示場として使われていた。
この時は建築会社各社による最先端のマンションの展示が行われていた。ギャップが面白い(笑)
そしてこちらはなんとトイレ。
ボロボロの屋根の落ちたレンガ倉庫でもつぶしてしまわず、こんな大胆な使い方をするとは。
からみついたガジュマルもそのまま、いやむしろ装飾として残してあるのだろう。
見ようによっては建物に結び付けたリボンのようだ。
そしてこちらの倉庫街を抜けると、、、高雄港駅の貨物ヤード跡。あぁ。。
初めてここを訪れたときは貨物線が廃止された直後で、バラストもあらわで今にも列車が走って
来そうな気がしたものだ。来るたびに少しずつ整備され、草が青々と茂り、公園らしくなってきた。
・2009年
・2011年
・2012年
今では、広場のあちこちにオブジェが配置され、人々が思い思いに遊んでいる。
敷地を横断するボードウォークを歩く人、自転車に乗る人、犬と散歩する人・・・
旧高雄港駅には展示車両が追加されていた。
すっかり都会のオアシスとして親しまれた貨物ヤード跡。レールや鉄道関連の部材も撤去されず
残っているが、もはや自己主張せず自然に溶け込んでいるようである。
はぁ〜〜、やっぱり高雄への恋はまだまだ醒めそうにない。