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再訪 高牟礼会館

2023年3月の九州北部の旅、続き

久留米で高牟礼会館に立ち寄る。私は以前たまたま見つけて見学したことがあるが、未見の友人のために再訪。
前回は細い道を自転車でうろついていていきなり現れたのだが、今回いざ行こうと思ってナビをセットしたのだが
なかなか近寄れず、ぐるりと一周まわりこんでようやく見覚えのある門にたどり着いた。。。
2015年に訪れたときの記事→久留米をうろつく ~高牟礼会館
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和館と連続したハーフティンバーの洋館。落ち着いた佇まいは全然変わっていなくてほっとした。
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印象的な外観をさらに強めているアーチ型の窓。
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側面もカッコイイのだ。
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受付で見学をお願いすると快く了承頂けた。前と同じおっちゃんだったかどうかは定かでないが(笑)
近年は時々建築関係の人が見学に来るらしく、A4いちまいものの資料が用意されていた。
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それによると、当初旧有馬藩士の板垣別邸であったと言われており、洋館は明治44年に増築されたようだ。
1900(明治33)年頃~、国分村役場
1911(明治44)年頃、旧陸軍第18師団長官舎として洋館・管理棟を新築
1925(大正14)年~、第12師団長官舎
第2次大戦後、米軍進駐により接収
1948(昭和23)年頃~、久留米市長公舎
1957(昭和32)年~、助役公舎
1972(昭和47)年~、久留米市職員共済会館「高牟礼荘」
1996(平成8)年~、市民の文化施設
実にさまざまな用途の変遷があったが、現在はさまざまな教室や会合などの場所として市民に利用されている。
いすとテーブルの会議室もあって和室もあるから重宝されているようだ。
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ロビーの大理石のマントルピース。板が張られているが、外から見ると煙突もあるので実際に火を入れることの
できる本物の暖炉だったようだな。
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その真裏の第3会議室のマントルピース。
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ゴージャスな木製天井が格調高い雰囲気。
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通気口もしっかりデザインされている。
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一方第2会議室の天井はティンパネル張り。中心飾りもなかなかこだわったデザイン。
何かの会で使用中だったが管理人さんが声をかけて下さったら快く覗かせて頂けた。皆さんにこやかで親切~~
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この部屋のマントルピースの上には、手作りの編みぐるみが、、、ほっこり。
こんなカッコイイ建物だけど気取りもせず、地域の人たちが日々交流の場として親しんでいるのが分かるね!
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段々の窓のところはやはりトイレ、手洗い場だった。
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和館の方も見学させて頂く。特に豪華でもない実用的な和室が廊下に面して並んでいる。
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廊下の大きなガラス越しにお庭の緑が美しい。欄干がめぐっており、もとは吹きさらしの外廊下だったのだろうか。
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和館も洋館もかなり床を高く作ってあり、これにより湿気を抑えているのと、ずっと使い続けているからだろう、
一部改修されているもののとてもきれいな状態を保っているように見える。
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大事に使われている建物は美しい。久留米の住宅地にひっそりと佇む高牟礼会館、これからも長く使ってほしいなぁ。
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ちょっとゆっくりしすぎた・・・渋滞のリスクを考えて十分余裕をもって博多へ向かうはずだったのに、
余裕時間をついつい見学に使ってしまったのだ(汗)。信号に引っ掛かるたびにナビの到着予定時刻が延びて
ハラハラ、ガソリンを入れる時間も惜しくてあたふた、こういう時に限ってレンタカー屋への道路を入り間違えたり・・・
何とか友人の飛行機に間に合って、私は博多駅へ移動、バリ得こだまでちんたら帰る。
今回も楽しい旅だった!しかし、旅の最後に博多から新大阪までこだまはさすがにキツかったな・・・(爆)

おわり。

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