午後からちょっとお手軽に近場を散策しようかと、近代建築を検索したり持ち出し用のマップをつぎはぎし
印刷しようと思ったら、まだプリンターと繋げていなかった。。。無線印刷の設定の仕方を調べやりかけたら、
なんだ、ブルートゥースでできるじゃないの。なんだかんだで出るのがずいぶん遅れた。。。
今日は夕方荷物の受け取りのため4時に戻ってこないといけないので、結局1時間ちょいしかない(汗)。
あちこち行くのは無理なので、蓮月(れんげつ)という古民家カフェに行くことに。そこなら自転車で行ける範囲だ。
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とは言っても結構遠い。。。途中で立ち止まって写真を撮ったりしたので到着したのはもう3時半近く(汗)。
日蓮宗の大本山、池上本門寺の総門近く。バス通りから折れると古い木造の建物が現れた。
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背が高い!!3階建てか!?と思ったら2階建てなのだが、普通の町家の1.5倍はあるだろう。
2階の窓には旅館か料亭と思わせるような欄干が回っている。元蕎麦屋というのはネット情報で見ていたけど、
蕎麦屋ってこんなに立派な建物を建てるほど儲かるのか!?
関西人には(というか私には)あまりなじみがないが、蕎麦屋は料亭のような位置づけだったのだろうか。
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美しい格子のファサードに藍染ののれん。うわ~、気分が上がる~~!
自転車がたくさん停まっていてかなり人気のようだ。早く入ろう。
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おぉ・・・中もいい雰囲気!
タイミングよく土間の席が空いていたので、チャイラテを頼み、許可を得て店内の写真を撮る。
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入口付近は土間だが、一段上がった板の間が奥まで続き裏庭が見えている。そして2階にも上がれるようだ。
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しかし・・・滞在時間は15分ぐらいしかない(汗)。こんな素敵なカフェ、ケーキも頼んでまったり
1時間ぐらい過ごしたいところだが・・・あぁもったいない。
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そんな間にも次々とお客がやってくるので、チャイラテを飲み終わると早々に席を立ち、奥の方も見せてもらう。
明るく広い裏庭では、季節のいい時にはテラス席が作られるようだ。
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(左奥へとフロアが続いているが満席のため写真を撮れず)
おや、裏庭に面した廊下の突き当たりにも階段がある!?この広さの建物で階段が2ヶ所にあるなんて。
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表側が客用で裏側が店員用だったのだろうか。それとも2階からトイレに行く用の階段か。
または、いざという時の逃げ道か。上がってみると、すぐ目の前に下り階段があった。
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2階は座敷席が2部屋あり、子供連れのお客にもよさそうだ。立派な床の間もあり、じっくり見たかったが
お客がいたし、時間もない。また来るとしよう。今度来るときは電車にしようかな(苦笑)。
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→蓮月の公式サイト こちら
ところで、ここへ来る途中の道すがら、ぽつぽつと古い木造住宅などが残っていたのだが、
ちょっと変わったレンガの壁が目に留まった。
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近づいてみると、平の面を見せてあるので構造ではないな。戦後建築っぽくモダンな雰囲気の意匠だ。
レンガ壁からつながるコンクリート塀は型枠の跡を見せた仕上げで、簡素だがちょっとその辺の建物とは違う雰囲気。
塀が高く中は見えないが、敷地は広く庭を囲んでいくつかの建物があるようだ。コンテナっぽい建物もあるな。
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全体を見ようと道路を向かい側へ渡ってみると、すごい逆光の中、奥の方に茅葺民家のような形の屋根が見えた。
うわっ、なんかすごいな!?
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入口の門のところに「SEIKE」という文字を抜いた古い鉄のプレートが取り付けられていた。
あぁ、これはもしや・・・
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帰ってから検索してみたら、やっぱり、これは建築家、清家清の自邸だった。コンクリート塀の向こうが
広い庭で、最初に見たレンガ壁が、1954(昭和29)年に建てられた名作、「私の家」の外壁だった。
清家清は、小面積で豊かな居住空間を追究し、自邸でそれを実験したのだ。5m×10mの玄関もドアもない
ワンルームの箱という前代未聞の家。庭と一体的につながる空間を、折々でしつらえ豊かな暮らしを実現した。
それは現代でも理想的な暮らし方だな。
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あぁ、こんな偶然通りかかったまちかどに名作の建築があるって、やっぱり東京はすごいなぁ~
印刷しようと思ったら、まだプリンターと繋げていなかった。。。無線印刷の設定の仕方を調べやりかけたら、
なんだ、ブルートゥースでできるじゃないの。なんだかんだで出るのがずいぶん遅れた。。。
今日は夕方荷物の受け取りのため4時に戻ってこないといけないので、結局1時間ちょいしかない(汗)。
あちこち行くのは無理なので、蓮月(れんげつ)という古民家カフェに行くことに。そこなら自転車で行ける範囲だ。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/6e/536cd547aab045bcb7b02828a367f7d0.jpg)
とは言っても結構遠い。。。途中で立ち止まって写真を撮ったりしたので到着したのはもう3時半近く(汗)。
日蓮宗の大本山、池上本門寺の総門近く。バス通りから折れると古い木造の建物が現れた。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/44/b2917785f4a66386e79d22c1703c52ed.jpg)
背が高い!!3階建てか!?と思ったら2階建てなのだが、普通の町家の1.5倍はあるだろう。
2階の窓には旅館か料亭と思わせるような欄干が回っている。元蕎麦屋というのはネット情報で見ていたけど、
蕎麦屋ってこんなに立派な建物を建てるほど儲かるのか!?
関西人には(というか私には)あまりなじみがないが、蕎麦屋は料亭のような位置づけだったのだろうか。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/8b/c39620e2e63c9e5021d59745ac3d96af.jpg)
美しい格子のファサードに藍染ののれん。うわ~、気分が上がる~~!
自転車がたくさん停まっていてかなり人気のようだ。早く入ろう。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/80/55a53b3482fdba2a314eebcfc38a84d7.jpg)
おぉ・・・中もいい雰囲気!
タイミングよく土間の席が空いていたので、チャイラテを頼み、許可を得て店内の写真を撮る。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/13/51b75c47748a3e6f9f697966057303ab.jpg)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/6e/9725a80ad126b0807a6603110e7c8a01.jpg)
入口付近は土間だが、一段上がった板の間が奥まで続き裏庭が見えている。そして2階にも上がれるようだ。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/05/34cc3461cdabc48c89c710e77dfaa428.jpg)
しかし・・・滞在時間は15分ぐらいしかない(汗)。こんな素敵なカフェ、ケーキも頼んでまったり
1時間ぐらい過ごしたいところだが・・・あぁもったいない。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/49/ba144e8d58ff1480f436b42ca9c5bea4.jpg)
そんな間にも次々とお客がやってくるので、チャイラテを飲み終わると早々に席を立ち、奥の方も見せてもらう。
明るく広い裏庭では、季節のいい時にはテラス席が作られるようだ。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/2d/dcc64479120cdb46b28b3bdd2ad2d436.jpg)
(左奥へとフロアが続いているが満席のため写真を撮れず)
おや、裏庭に面した廊下の突き当たりにも階段がある!?この広さの建物で階段が2ヶ所にあるなんて。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/82/d0e7766479a94d9e9e8b04b36f8509ea.jpg)
表側が客用で裏側が店員用だったのだろうか。それとも2階からトイレに行く用の階段か。
または、いざという時の逃げ道か。上がってみると、すぐ目の前に下り階段があった。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/55/1e5fbd773cafd227f231ec6a456a3d2c.jpg)
2階は座敷席が2部屋あり、子供連れのお客にもよさそうだ。立派な床の間もあり、じっくり見たかったが
お客がいたし、時間もない。また来るとしよう。今度来るときは電車にしようかな(苦笑)。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/23/cbae18832d66466c0ebbbfdce911feeb.jpg)
→蓮月の公式サイト こちら
ところで、ここへ来る途中の道すがら、ぽつぽつと古い木造住宅などが残っていたのだが、
ちょっと変わったレンガの壁が目に留まった。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/97/c9c0f814373c81080a24774f81fb53e1.jpg)
近づいてみると、平の面を見せてあるので構造ではないな。戦後建築っぽくモダンな雰囲気の意匠だ。
レンガ壁からつながるコンクリート塀は型枠の跡を見せた仕上げで、簡素だがちょっとその辺の建物とは違う雰囲気。
塀が高く中は見えないが、敷地は広く庭を囲んでいくつかの建物があるようだ。コンテナっぽい建物もあるな。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/d5/10c4e168c2bdfd6afada02c802ed322c.jpg)
全体を見ようと道路を向かい側へ渡ってみると、すごい逆光の中、奥の方に茅葺民家のような形の屋根が見えた。
うわっ、なんかすごいな!?
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/fe/276da91c38591223a82517cb339e627a.jpg)
入口の門のところに「SEIKE」という文字を抜いた古い鉄のプレートが取り付けられていた。
あぁ、これはもしや・・・
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/31/b44b6306105d10edf18a11ff8eb10d50.jpg)
帰ってから検索してみたら、やっぱり、これは建築家、清家清の自邸だった。コンクリート塀の向こうが
広い庭で、最初に見たレンガ壁が、1954(昭和29)年に建てられた名作、「私の家」の外壁だった。
清家清は、小面積で豊かな居住空間を追究し、自邸でそれを実験したのだ。5m×10mの玄関もドアもない
ワンルームの箱という前代未聞の家。庭と一体的につながる空間を、折々でしつらえ豊かな暮らしを実現した。
それは現代でも理想的な暮らし方だな。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/43/dc8159946368dbc1a8ba9f0853f2700e.jpg)
あぁ、こんな偶然通りかかったまちかどに名作の建築があるって、やっぱり東京はすごいなぁ~