世界の大温泉スパワールドで10/22にリニューアルオープンされた「シンガポールSPA」には、
台湾タイル博物館の復刻(レプリカ)タイルが5500枚も使われている。
ちょろっと協力した縁で、先日は工事中の現場も見せてもらったのだが、完成した姿を、お客さんのいない
メンテナンス時間帯に写真撮影させてもらう機会を得た。
もともとドクタースパという機能性浴場だったエリアを、アジアの国々をモチーフにしたこのフロアの
テーマに合わせ、シンガポールSPAとしてリニューアルされたのだ。
デザイナーの千秋育子さんの企画と、スパワールド担当者のこだわりにより、カトン地区のカラフルなまちなみの
イメージを取り入れ、プラナカンタイルを贅沢に貼りめぐらした、フォトジェニックな空間が出来上がった!
→スパワールド世界の大温泉
ピンクのバブルの中がトップ写真の酸素風呂。
デザインごとに横一列にずらりと並べられたタイルのマルチボーダー!さらさ西陣や船岡温泉を思わせる。
使われている復刻タイルは10cm角と少し小型で、模様の部分がぷっくりと盛り上がっている。
見かけの可愛さはもちろんだが、こだわった内容を知ってもらいたいという担当者の強い思いで、浴室内には
さまざまな説明パネルが取り付けられていて、ちょっとしたミュージアムのよう。また、お風呂に入りながら
見られるモニターでは、マジョリカタイル、台湾タイル博物館、シンガポールのカトン地区やプラナカンに
ついて説明した動画が流されている。この動画用に台湾とシンガポールカトン地区の写真を数枚提供した。
2年前にシンガポールへタイルを見に行ったときの記事→タイル旅シンガポール&マラッカ
復刻タイルは10種類の人気のデザインが使われており、それぞれの模様の意味がパネルで解説されている。
外国人のお客も多いからか、わざわざ英訳もつけてある。すごい!
こちらのお風呂は高濃度炭酸水風呂。壁にはタイルが1柄4枚セットで壁いちめんに貼りつくされていて、
台湾嘉義の花磚博物館を思わせるね!
実用向けに復刻タイルはふさわしい。台湾復刻タイルの日本でのショールームにもなるんじゃないかな。
床に貼られた大判タイルは千秋育子さんのオリジナルデザインで、ブーゲンビリアの花をモチーフにしたもの。
安全に配慮して滑り止め加工が施されている。
こちらの炭酸風呂・電気風呂には実物大マーライオンが鎮座(笑)。一定の時間ごとに、口からお湯を吐くらしい。
マーライオンってこんな大きいのか・・・前回シンガポールに行ったときはタイルや建築ばかり見ていたので
マーライオンは見ておらず(苦笑)。
この浴槽では柱の部分に復刻マジョリカタイルが使われているが、浴槽の丸タイルもカラフルでかわいい!
そして縁のタイルは、日本のものだとか。これだけ大量に使うのになかなか数が集まらなかったりと苦労も
されたそうだ。しかしこれらのタイルもレトロでかわいいなぁ。
ちなみに、シンガポールSPAの隣はイスラムエリア。
周囲の壁のタイルが超大判で、すごくいい感じにできているなぁ!!と思って触ってみると、何とこれはハリボテ!?
木でできているのか、紙なのか??しかし本物にしか見えないんだけど・・・
これは本物のモザイクタイル。他にも浴室内にはタイルがふんだんに使われている。
2018年に嘉義のタイル博物館を訪れたときはまだ日本ではほとんど紹介されておらず、日本人からの
コンタクトは私たちが初めてということだった。2年でマジョリカタイルブームはここまできた!!感慨深いなぁ~~~
今回は特別に許可を得て、メンテナンス時間帯に撮影させてもらったが、今後このお風呂場を使って様々な
体験イベントなどを考えられているようなので、もっと多くの人にタイルを目にしてもらえるといいな!
台湾タイル博物館の復刻(レプリカ)タイルが5500枚も使われている。
ちょろっと協力した縁で、先日は工事中の現場も見せてもらったのだが、完成した姿を、お客さんのいない
メンテナンス時間帯に写真撮影させてもらう機会を得た。
もともとドクタースパという機能性浴場だったエリアを、アジアの国々をモチーフにしたこのフロアの
テーマに合わせ、シンガポールSPAとしてリニューアルされたのだ。
デザイナーの千秋育子さんの企画と、スパワールド担当者のこだわりにより、カトン地区のカラフルなまちなみの
イメージを取り入れ、プラナカンタイルを贅沢に貼りめぐらした、フォトジェニックな空間が出来上がった!
→スパワールド世界の大温泉
ピンクのバブルの中がトップ写真の酸素風呂。
デザインごとに横一列にずらりと並べられたタイルのマルチボーダー!さらさ西陣や船岡温泉を思わせる。
使われている復刻タイルは10cm角と少し小型で、模様の部分がぷっくりと盛り上がっている。
見かけの可愛さはもちろんだが、こだわった内容を知ってもらいたいという担当者の強い思いで、浴室内には
さまざまな説明パネルが取り付けられていて、ちょっとしたミュージアムのよう。また、お風呂に入りながら
見られるモニターでは、マジョリカタイル、台湾タイル博物館、シンガポールのカトン地区やプラナカンに
ついて説明した動画が流されている。この動画用に台湾とシンガポールカトン地区の写真を数枚提供した。
2年前にシンガポールへタイルを見に行ったときの記事→タイル旅シンガポール&マラッカ
復刻タイルは10種類の人気のデザインが使われており、それぞれの模様の意味がパネルで解説されている。
外国人のお客も多いからか、わざわざ英訳もつけてある。すごい!
こちらのお風呂は高濃度炭酸水風呂。壁にはタイルが1柄4枚セットで壁いちめんに貼りつくされていて、
台湾嘉義の花磚博物館を思わせるね!
実用向けに復刻タイルはふさわしい。台湾復刻タイルの日本でのショールームにもなるんじゃないかな。
床に貼られた大判タイルは千秋育子さんのオリジナルデザインで、ブーゲンビリアの花をモチーフにしたもの。
安全に配慮して滑り止め加工が施されている。
こちらの炭酸風呂・電気風呂には実物大マーライオンが鎮座(笑)。一定の時間ごとに、口からお湯を吐くらしい。
マーライオンってこんな大きいのか・・・前回シンガポールに行ったときはタイルや建築ばかり見ていたので
マーライオンは見ておらず(苦笑)。
この浴槽では柱の部分に復刻マジョリカタイルが使われているが、浴槽の丸タイルもカラフルでかわいい!
そして縁のタイルは、日本のものだとか。これだけ大量に使うのになかなか数が集まらなかったりと苦労も
されたそうだ。しかしこれらのタイルもレトロでかわいいなぁ。
ちなみに、シンガポールSPAの隣はイスラムエリア。
周囲の壁のタイルが超大判で、すごくいい感じにできているなぁ!!と思って触ってみると、何とこれはハリボテ!?
木でできているのか、紙なのか??しかし本物にしか見えないんだけど・・・
これは本物のモザイクタイル。他にも浴室内にはタイルがふんだんに使われている。
2018年に嘉義のタイル博物館を訪れたときはまだ日本ではほとんど紹介されておらず、日本人からの
コンタクトは私たちが初めてということだった。2年でマジョリカタイルブームはここまできた!!感慨深いなぁ~~~
今回は特別に許可を得て、メンテナンス時間帯に撮影させてもらったが、今後このお風呂場を使って様々な
体験イベントなどを考えられているようなので、もっと多くの人にタイルを目にしてもらえるといいな!