2019年6月の道東旅の続き。
奥行臼駅で思わぬ寄り道をしてしまったのでだいぶ予定が押してしまった。。。。もうかなり日が傾いてきているが、
根室半島の根元の風蓮湖にちょろっと立ち寄る。
風蓮湖は、春国岱と呼ばれる砂州によって根室湾から隔てられた、北海道で3番目に大きい汽水湖。
貴重なタンチョウの生息地、また国内最大級のオオハクチョウ飛来地として有名で、ラムサール条約登録湿地となっている。
スワン66という道の駅の裏手からお手軽な遊歩道が湖際に伸びているので、ちょろっとそこを歩くことにする。
スワン66は魅力的なお土産がいっぱいあって、閉店時間間際というので先にいろいろ買い物(笑)。
目の前に浅い湿地が広がっているが、6月ではタンチョウもオオハクチョウもいない(苦笑)。
実際のところ風蓮湖は面積57.5平方km、周囲96kmもあり大きすぎて全貌は見渡すことはできないので
湖のどこかにはいるのかもしれない。
初めて人が写っている写真を公開(笑)
さて、日が暮れる前に宿へたどりつきたい。
妹と交代で運転していたのだが、、、あっ、キタキツネ!カメラ、カメラ!!
う~ん、起動が遅い~~~、フォーカスが遅い~~~。なかなかうまく撮れないが、、、何とかこのぐらい。
何か哀愁を感じる後姿・・・(笑)
今度は近い!!目が合った!(笑)
さて、海沿いの道を走っているとき見える風景は、ここがまさに海の砂が堆積してできたことを思わせる地形だ。
しかし、小さな湾の向こうに、テーブルのようにまっ平らな台地が長々と伸びているのが見えた。あれが霧多布半島である。
標高40~60mの高さで、長さは5kmぐらいだろうか。地図上で知床半島や根室半島などと比べると
ほんの盲腸のようなちっぽけな半島だが、断崖の風景はダイナミックで、身をもってその地形を感じられる。
もう宿はそこだが、せっかくなので霧多布岬の展望台まで行って、サンセットを楽しもう。
今宵の宿は、霧多布岬にある「えとぴりか村」というゲストハウス。まちから外れた一軒家だ。
チェックインしたあと霧多布の小さなまちへ出てスーパー銭湯のような「霧多布温泉ゆうゆ」へ。
霧多布半島のある浜中町は、ルパン三世の作者モンキーパンチの出身地で、お風呂の暖簾は峰不二子(笑)。男湯はもちろんルパン。
岬近くの小さな宿に泊まったのは、この岬先端付近でラッコがみられるというネット情報を見たから。
ラッコ!!野生のラッコ!!見たい、見たい、見たい~~~!!
そこの宿のご主人は、1985(昭和60)年にここへ移住して来て以来、霧多布に住むラッコを観察、調査を続けられ
ちゃんと個体まで識別されている。
どの辺で見られるのか、前日の夜に教えてもらい、翌日早朝5時、まだ暗いうちから起き出して車で展望台よりもさらに先まで行き、
灯台の駐車場に車を止めてそこから歩く。しかし、、、すごい霧。。。
霧多布とはよく言ったものだ。薄暗い上に目の前は真っ白で、数十m下の海面などかすんで見えないな・・・そして寒い!!
すごくきれいなくもの巣!!露がビーズのように!
灯台まで500mほどの道のりを歩いて、海面が近くなって視界が開けた場所で目を凝らしていると・・・
おや、あれは?
波間をすすすーっと動く黒い影が。あれか?カメラのズームがあまり効かない上に薄暗いのでハッキリ撮れないが、
波の寄せる方向とは関係なく泳いでいるのが分かる。母親持参の双眼鏡で見ると、アザラシみたいだな。
霧多布岬は正式名を湯沸(とうふつ)岬と言うのだが、別名「トッカリ岬」(トッカリ=アザラシの子供)の通り、アザラシも生息する。
海獣好き、アザラシも大好き。もちろん野生のアザラシなど初めて見るのでうれしいのだが、ラッコはいないのかな。。。
そのアザラシは荒い波をものともせず、波間を長いことうろちょろしていたが、そのうちどこかへ行ってしまった。
宿へ戻り、ご主人にアザラシは見れたがラッコはいなかったと報告して、撮った写真を見せたら・・・これはラッコだよと。
ええっ、アザラシじゃなかったのか!体が長くてアザラシにしか見えなかったけど、ラッコも意外と大きいらしい。
・・・ということは、ラッコを見れたのか!わ~い!!(笑)
えとぴりか村のご主人、片岡さんのブログ⇒こちら
念願のラッコも見れたし(豆粒ほどの大きさだけど笑)、キタキツネも見れたし、エゾシカも見れたし。動物大好き妹も大満足!
帰りのピーチ便は12:30発なので急いで釧路空港へ向かう。途中通った釧路駅は昭和40年代ぐらいの水平連続窓の箱型駅舎。
地方にまだ残るこういう簡素で単機能の駅舎も、ノスタルジックで好きなんだが、どんどん建て替えられている。。。
さっき朝食食べたばかりだけど、さいごに駆け込み「シャケ番屋」で海鮮丼を。全然おなかすいてなかったけど・・・(爆)
ということで、3泊4日の母娘三人旅は終わり。一人で行く建物めぐりとはまた違って、自然も満喫して楽しかった~~
おわり。
奥行臼駅で思わぬ寄り道をしてしまったのでだいぶ予定が押してしまった。。。。もうかなり日が傾いてきているが、
根室半島の根元の風蓮湖にちょろっと立ち寄る。
風蓮湖は、春国岱と呼ばれる砂州によって根室湾から隔てられた、北海道で3番目に大きい汽水湖。
貴重なタンチョウの生息地、また国内最大級のオオハクチョウ飛来地として有名で、ラムサール条約登録湿地となっている。
スワン66という道の駅の裏手からお手軽な遊歩道が湖際に伸びているので、ちょろっとそこを歩くことにする。
スワン66は魅力的なお土産がいっぱいあって、閉店時間間際というので先にいろいろ買い物(笑)。
目の前に浅い湿地が広がっているが、6月ではタンチョウもオオハクチョウもいない(苦笑)。
実際のところ風蓮湖は面積57.5平方km、周囲96kmもあり大きすぎて全貌は見渡すことはできないので
湖のどこかにはいるのかもしれない。
初めて人が写っている写真を公開(笑)
さて、日が暮れる前に宿へたどりつきたい。
妹と交代で運転していたのだが、、、あっ、キタキツネ!カメラ、カメラ!!
う~ん、起動が遅い~~~、フォーカスが遅い~~~。なかなかうまく撮れないが、、、何とかこのぐらい。
何か哀愁を感じる後姿・・・(笑)
今度は近い!!目が合った!(笑)
さて、海沿いの道を走っているとき見える風景は、ここがまさに海の砂が堆積してできたことを思わせる地形だ。
しかし、小さな湾の向こうに、テーブルのようにまっ平らな台地が長々と伸びているのが見えた。あれが霧多布半島である。
標高40~60mの高さで、長さは5kmぐらいだろうか。地図上で知床半島や根室半島などと比べると
ほんの盲腸のようなちっぽけな半島だが、断崖の風景はダイナミックで、身をもってその地形を感じられる。
もう宿はそこだが、せっかくなので霧多布岬の展望台まで行って、サンセットを楽しもう。
今宵の宿は、霧多布岬にある「えとぴりか村」というゲストハウス。まちから外れた一軒家だ。
チェックインしたあと霧多布の小さなまちへ出てスーパー銭湯のような「霧多布温泉ゆうゆ」へ。
霧多布半島のある浜中町は、ルパン三世の作者モンキーパンチの出身地で、お風呂の暖簾は峰不二子(笑)。男湯はもちろんルパン。
岬近くの小さな宿に泊まったのは、この岬先端付近でラッコがみられるというネット情報を見たから。
ラッコ!!野生のラッコ!!見たい、見たい、見たい~~~!!
そこの宿のご主人は、1985(昭和60)年にここへ移住して来て以来、霧多布に住むラッコを観察、調査を続けられ
ちゃんと個体まで識別されている。
どの辺で見られるのか、前日の夜に教えてもらい、翌日早朝5時、まだ暗いうちから起き出して車で展望台よりもさらに先まで行き、
灯台の駐車場に車を止めてそこから歩く。しかし、、、すごい霧。。。
霧多布とはよく言ったものだ。薄暗い上に目の前は真っ白で、数十m下の海面などかすんで見えないな・・・そして寒い!!
すごくきれいなくもの巣!!露がビーズのように!
灯台まで500mほどの道のりを歩いて、海面が近くなって視界が開けた場所で目を凝らしていると・・・
おや、あれは?
波間をすすすーっと動く黒い影が。あれか?カメラのズームがあまり効かない上に薄暗いのでハッキリ撮れないが、
波の寄せる方向とは関係なく泳いでいるのが分かる。母親持参の双眼鏡で見ると、アザラシみたいだな。
霧多布岬は正式名を湯沸(とうふつ)岬と言うのだが、別名「トッカリ岬」(トッカリ=アザラシの子供)の通り、アザラシも生息する。
海獣好き、アザラシも大好き。もちろん野生のアザラシなど初めて見るのでうれしいのだが、ラッコはいないのかな。。。
そのアザラシは荒い波をものともせず、波間を長いことうろちょろしていたが、そのうちどこかへ行ってしまった。
宿へ戻り、ご主人にアザラシは見れたがラッコはいなかったと報告して、撮った写真を見せたら・・・これはラッコだよと。
ええっ、アザラシじゃなかったのか!体が長くてアザラシにしか見えなかったけど、ラッコも意外と大きいらしい。
・・・ということは、ラッコを見れたのか!わ~い!!(笑)
えとぴりか村のご主人、片岡さんのブログ⇒こちら
念願のラッコも見れたし(豆粒ほどの大きさだけど笑)、キタキツネも見れたし、エゾシカも見れたし。動物大好き妹も大満足!
帰りのピーチ便は12:30発なので急いで釧路空港へ向かう。途中通った釧路駅は昭和40年代ぐらいの水平連続窓の箱型駅舎。
地方にまだ残るこういう簡素で単機能の駅舎も、ノスタルジックで好きなんだが、どんどん建て替えられている。。。
さっき朝食食べたばかりだけど、さいごに駆け込み「シャケ番屋」で海鮮丼を。全然おなかすいてなかったけど・・・(爆)
ということで、3泊4日の母娘三人旅は終わり。一人で行く建物めぐりとはまた違って、自然も満喫して楽しかった~~
おわり。