夏の台湾旅に続けて秋の台湾旅を書こうかと思ったけど(笑)、やっぱりちょっと気分を変えて、、、
母親と妹と下呂温泉の湯之島館へ行ってきた時のことを。
湯之島館は以前2012年に友人たちと3人で行ったことがあり、今回が2度目。
下呂温泉街を散策してうなぎを食べたあと、もう宿へ向かう。送迎バスに乗るには駅まで戻らないといけないので諦め、
温泉街から坂道をゆるゆると歩いて上ってきた。
下呂富士と呼ばれる湯之島山の中腹の5万坪という広大な敷地に建つ湯之島館は、国鉄高山本線開通に合わせて建設が
計画され、下呂駅開業の翌年1936(昭和6)年に完成。丹羽英二氏により、和洋融合をテーマに設計されたとか。
訪日外国人旅行者が安心して宿泊できる一定の基準を満たした宿を登録する「国際観光ホテル整備法」が
1949(昭和24)年に施行されると、国際観光旅館の第8号として登録された。実際、当初から支配人制度を採り、
ビリヤード場やダンスホールを設けるなど、旅館というよりもリゾートホテルを目指していたという。
杉木立の中に建つ木造三階建ての建物は、斜面の下から仰ぎ見るとさらに背が高く見え、まるでビルディングのよう。
いくつかの棟は増築されているが、創業当初の建物は現在まで基本的に変わっていないという。
あぁ、感動がよみがえる!
玄関先で出迎えて頂き中へ案内される。こういうのは古きよき旅館スタイルで、やっぱりうれしいね!
いろりのある待合所。
お土産コーナーの横のカフェスペースから、本館がよく見える。
コーヒーを飲み終わった頃(私は飲んでないけど)、本館2階のお部屋へ案内される。
次の間付きのゆったりした8畳間は古さを感じさせない。荷物を置いたらさっそく館内を探索にでかけよう。
山の中腹に建つ湯之島館は斜面を生かした造りで、1987(昭和62)年竣工の高層棟「景山荘」を別としても
1階の玄関から見て5階建てということになっている。階段状の廊下がどんどん奥まで続き、迷路のように広い!
スタンプラリーで館内探検を推奨されているので堂々と歩き回れるのがうれしい。
長い廊下で接続される棟と棟、複雑に重なり合う屋根と屋根。まさしく迷路宿だ。
写真の枚数の都合により、洋館の紹介は後回しにして、和館内の風景をランダムに紹介しよう。
特別室を偵察に行ってみる。茶室つきの離れ、「山楽荘」はお客が入っておられたので手前までで引き返す。
天皇陛下も宿泊された湯之島館の最上級特別室、「七重八重の間」も、お客がおられるようで、見れず。。。
春慶塗の意匠で統一された「春慶荘」も、明かりが点いていた。前回はチェックアウト前に宿の人にお願いして
見せてもらったのだったが、今回は遠慮しておくか。。。
私は特別室のうちではここにいちばん泊まってみたい。しかし・・・こういう部屋はカップルでないとなぁ(爆)
共用トイレが館内に数ヶ所あるが、ここは床がこんな渋いいぶし瓦敷きだった。。
洗面台は白タイル貼り。
壁のオレンジ色の小口タイルもいい雰囲気。
吉田初三郎による創業当時の鳥瞰図を見ると、今とほとんど変わっていないことが分かる。
続く。
母親と妹と下呂温泉の湯之島館へ行ってきた時のことを。
湯之島館は以前2012年に友人たちと3人で行ったことがあり、今回が2度目。
下呂温泉街を散策してうなぎを食べたあと、もう宿へ向かう。送迎バスに乗るには駅まで戻らないといけないので諦め、
温泉街から坂道をゆるゆると歩いて上ってきた。
下呂富士と呼ばれる湯之島山の中腹の5万坪という広大な敷地に建つ湯之島館は、国鉄高山本線開通に合わせて建設が
計画され、下呂駅開業の翌年1936(昭和6)年に完成。丹羽英二氏により、和洋融合をテーマに設計されたとか。
訪日外国人旅行者が安心して宿泊できる一定の基準を満たした宿を登録する「国際観光ホテル整備法」が
1949(昭和24)年に施行されると、国際観光旅館の第8号として登録された。実際、当初から支配人制度を採り、
ビリヤード場やダンスホールを設けるなど、旅館というよりもリゾートホテルを目指していたという。
杉木立の中に建つ木造三階建ての建物は、斜面の下から仰ぎ見るとさらに背が高く見え、まるでビルディングのよう。
いくつかの棟は増築されているが、創業当初の建物は現在まで基本的に変わっていないという。
あぁ、感動がよみがえる!
玄関先で出迎えて頂き中へ案内される。こういうのは古きよき旅館スタイルで、やっぱりうれしいね!
いろりのある待合所。
お土産コーナーの横のカフェスペースから、本館がよく見える。
コーヒーを飲み終わった頃(私は飲んでないけど)、本館2階のお部屋へ案内される。
次の間付きのゆったりした8畳間は古さを感じさせない。荷物を置いたらさっそく館内を探索にでかけよう。
山の中腹に建つ湯之島館は斜面を生かした造りで、1987(昭和62)年竣工の高層棟「景山荘」を別としても
1階の玄関から見て5階建てということになっている。階段状の廊下がどんどん奥まで続き、迷路のように広い!
スタンプラリーで館内探検を推奨されているので堂々と歩き回れるのがうれしい。
長い廊下で接続される棟と棟、複雑に重なり合う屋根と屋根。まさしく迷路宿だ。
写真の枚数の都合により、洋館の紹介は後回しにして、和館内の風景をランダムに紹介しよう。
特別室を偵察に行ってみる。茶室つきの離れ、「山楽荘」はお客が入っておられたので手前までで引き返す。
天皇陛下も宿泊された湯之島館の最上級特別室、「七重八重の間」も、お客がおられるようで、見れず。。。
春慶塗の意匠で統一された「春慶荘」も、明かりが点いていた。前回はチェックアウト前に宿の人にお願いして
見せてもらったのだったが、今回は遠慮しておくか。。。
私は特別室のうちではここにいちばん泊まってみたい。しかし・・・こういう部屋はカップルでないとなぁ(爆)
共用トイレが館内に数ヶ所あるが、ここは床がこんな渋いいぶし瓦敷きだった。。
洗面台は白タイル貼り。
壁のオレンジ色の小口タイルもいい雰囲気。
吉田初三郎による創業当時の鳥瞰図を見ると、今とほとんど変わっていないことが分かる。
続く。