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Channel: まちかど逍遥
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三田をうろつく。その1

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3月の淡河からの続き。

淡河から三ノ宮へ戻るバスは一日3本。10時台の次は16時台・・・さすがに待っていられないので(苦笑)
ちょっと遠回りになってお金もかかるが三田方面へ出るバスに乗る。せっかくなので久々に三田もうろつこう。
三田本町駅から歩き始めるとすぐに目に入る黄色い洋館。これはずっと前に来たときも見たな。


しかし、入口の庇が崩落しそう・・・かなり傷んでいる(涙)。お店にリノベーションしたらおしゃれになりそうなのに
もったいないな。。。


三田のまちをあらためて見ると立派な町家も結構あるなぁ。


洋館付き。




おや、これは「神具・建具・木工芸」屋さんか、ほほぉ~。さすが建具屋さんだけあって入口ドアは端が波打った変わった形。
こんな形の戸もアリか!!


そしてガラス部分の真ん中には細かい組子が入っている。とても細かく、3種の模様が途中から変化している。
鋭角の部分までピシッと角が立っているのはすごいな!現代でもこういう細工ができる職人がまだいるんだな!


ふらふら寄り道しながら旧九鬼家住宅にやってきた。2回ほど見たことがあるが、うろ覚えなのでもう一度見たいと。


ところが・・・コロナウィルスの感染拡大を防ぐため休館って!?ガーン


旧九鬼家住宅は明治初期に建てられた擬洋風建築で、兵庫県の指定重要文化財。
去年バカモノによって落書きされた入口の大戸は、消すのにかなり苦労されたようだが、何とか目立たないくらいになっていた。
犯人は見つかったのかな!?厳罰に処したい。


隣の三田ふるさと学習館も古そう。元は県保健所の建物とか。


散策がてら戻る途中に見かけた、変わった洋風の手すりのある町家。


入口や窓のガラスはモールガラスやいろんな型板ガラスが使われている。


これは何だ!?額縁?いや、モールディングのサンプルか!ここも建具屋さんかインテリア屋さんだったのだな。


入口ドアの上にあったガラス棒を使った意匠も面白いな~


高台の端に建つカトリック三田教会にやって来た。


それほど新しくはなさそうではあるが、あまり古くもなさそう・・・時代がちょっとよく分からない。


ランプがデザインされた、入口上のステンドグラス。青い部分は「P」の文字??これも割と新しそう。


ちょっと中を見学させて頂く。左右の窓はステンドグラスでなく十字にはめ込まれた色ガラス。正面の縦長アーチ窓も
色ガラスだが、淡くやさしい色合い。


案内板には1952(昭和27)年に献堂、とあり、やっぱり戦後建築だったんだな。納得。
そして「カトリック教会」と書かれた古い門は、江戸時代にここが三田藩の家老九鬼兵庫の屋敷跡だった名残とか。


続く。

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