2019年夏の新潟の続き。
前回ダッシュで外観を見た三楽亭にもふたたび案内して頂く。
今回は中へ上がらせて頂いた。うわぁ、うれしい~!!
三楽亭は、6代目伊藤文吉が自ら設計して建てた正三角形の書斎兼茶室。1891(明治24)年築。
こちらは主屋に展示されていた三楽亭の模型。内部は三部屋に分かれているのがよく分かる。
これはさながら、明治のスターハウスじゃないの!!
畳から棚からすべてが三角形や平行四辺形である。これ、遠近感のせいじゃないよ!?
建坪は11坪余りという。1坪が約3.3平米とすると、正方形の建物ならほぼ6m四方の建物となるが、正三角形だと
1辺9mぐらいになるのだろうか。測っていないが・・・。
正面から見ると普通に見える引き出しも、開けてみるとこの通り。
写真ではあんまりこの変な感覚が伝わらずもどかしい。。。
天井の網代も60度で編まれている。
廊下の垂木天井。
三角形の畳とは!!
水屋もこの通り。
平面のインパクトだけでなく素材やディテールもこだわり抜いて作られている。
天袋と襖に貼られているのは斬新な藤垣柄の金襴の布。他にも数種類の織物生地が使われている。
窓には障子紙の代わりにシフォンのように薄い絹地が貼られていたり。
6代目伊藤文吉は当時他の場所に2つあった三角形の建物を視察して三楽亭を作ったという。こんな変わった建物が同時期に
3つもあったというのは面白いなぁ。三楽亭の本歌となったそれらの建物が今もあるなら見てみたい!
台湾で見る中国庭園には多角形など変わった形の建物がちょくちょくある。林本源園邸では花形や三角形の小さなあずまやを見た。
もしかするとそういった中国の建築から着想を得て、作られたのかもしれないな。あぁ興味深い!!
続く。
前回ダッシュで外観を見た三楽亭にもふたたび案内して頂く。
今回は中へ上がらせて頂いた。うわぁ、うれしい~!!
三楽亭は、6代目伊藤文吉が自ら設計して建てた正三角形の書斎兼茶室。1891(明治24)年築。
こちらは主屋に展示されていた三楽亭の模型。内部は三部屋に分かれているのがよく分かる。
これはさながら、明治のスターハウスじゃないの!!
畳から棚からすべてが三角形や平行四辺形である。これ、遠近感のせいじゃないよ!?
建坪は11坪余りという。1坪が約3.3平米とすると、正方形の建物ならほぼ6m四方の建物となるが、正三角形だと
1辺9mぐらいになるのだろうか。測っていないが・・・。
正面から見ると普通に見える引き出しも、開けてみるとこの通り。
写真ではあんまりこの変な感覚が伝わらずもどかしい。。。
天井の網代も60度で編まれている。
廊下の垂木天井。
三角形の畳とは!!
水屋もこの通り。
平面のインパクトだけでなく素材やディテールもこだわり抜いて作られている。
天袋と襖に貼られているのは斬新な藤垣柄の金襴の布。他にも数種類の織物生地が使われている。
窓には障子紙の代わりにシフォンのように薄い絹地が貼られていたり。
6代目伊藤文吉は当時他の場所に2つあった三角形の建物を視察して三楽亭を作ったという。こんな変わった建物が同時期に
3つもあったというのは面白いなぁ。三楽亭の本歌となったそれらの建物が今もあるなら見てみたい!
台湾で見る中国庭園には多角形など変わった形の建物がちょくちょくある。林本源園邸では花形や三角形の小さなあずまやを見た。
もしかするとそういった中国の建築から着想を得て、作られたのかもしれないな。あぁ興味深い!!
続く。