こちらも伊賀鉄道廃線跡巡り中。
田んぼの中を伸びる初瀬街道を歩いていたら、目の前を横切る堤が。
おお、天井川か。道の部分だけ堤が切れている。
堤上に登ってみるとゴボゴボと音を立てて水が噴き出していた。サイフォンか!
そこに張られていた新聞の記事によると、「新田用水」という灌漑用水路らしい。
美旗新田の開発を行った伊賀藩加判奉行加納直盛を中心として、1655年に作られたが
大雨で水源の大池が不能となったため、直盛の子である直堅が前深瀬川から引き直した
全長約14kmの水路が1676年に完成した。これはその一部のようだ。
桜並木の天井川を端まで歩いて行くと、、、、おや、あれは。
円筒分水だ!おお〜美しい!中央の筒から湧き出す水が15方(たぶん・・)に開けられた
四角い窓から外側へあふれ出す。外側の筒は窓5個(たぶん・・)ずつで仕切られていて、
水は正確に三分の一の量ずつ別々の水路へ流れていくようになっている。これぞ機能美!
こういう素晴らしい土木遺産が、ひっそりと、しっかりと、残っているのはうれしいことだ。
田んぼの中を伸びる初瀬街道を歩いていたら、目の前を横切る堤が。
おお、天井川か。道の部分だけ堤が切れている。
堤上に登ってみるとゴボゴボと音を立てて水が噴き出していた。サイフォンか!
そこに張られていた新聞の記事によると、「新田用水」という灌漑用水路らしい。
美旗新田の開発を行った伊賀藩加判奉行加納直盛を中心として、1655年に作られたが
大雨で水源の大池が不能となったため、直盛の子である直堅が前深瀬川から引き直した
全長約14kmの水路が1676年に完成した。これはその一部のようだ。
桜並木の天井川を端まで歩いて行くと、、、、おや、あれは。
円筒分水だ!おお〜美しい!中央の筒から湧き出す水が15方(たぶん・・)に開けられた
四角い窓から外側へあふれ出す。外側の筒は窓5個(たぶん・・)ずつで仕切られていて、
水は正確に三分の一の量ずつ別々の水路へ流れていくようになっている。これぞ機能美!
こういう素晴らしい土木遺産が、ひっそりと、しっかりと、残っているのはうれしいことだ。