広電廿日市駅、江波車庫、とここまで鉄関係ばかりで同行者には申し訳なかったが、今からは近代建築めぐり。
南へしばらく歩いた小高い丘の上に建つ、旧江波気象台(現広島市江波山気象館)。
遠目なこともあり間違いそうになるが、下の道路から見上げたときに見えるのは平成になってからの建物で、
その奥の2階建の方が昭和9年の建築である。
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アシンメトリーなデザインのモダニズム建築だ。やはり玄関まわりに目を引かれる。この一本柱が強いインパクト!
内部は気象に関するミュージアムになっていて、風速を体感できる設備などがあり結構面白い。
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建築的にも、ホールや階段などは比較的そのままで、屋上に出て塔の上まで上れるなどなかなか楽しめた。
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さて市内中心部に戻り、十日市町駅から歩きだそう。
これは建築ではないかもしれないけど・・・きのこ!
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天八きのこ、麻布きのこ、もあったなぁ。大阪の天八のはもうなくなっている。
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小学校の修学旅行で来たはずの平和記念公園で広島平和記念資料館や慰霊碑、原爆の子の像などを
見ながら、ほとんど記憶に残っていないことを恥じつつ。。。
こちらは旧大正屋呉服店(現広島市レストハウス)。
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原爆ドームはそのシルエットだけがイメージとして頭の中に残っているが、実際に見てみると
(すでに一度は実際に見ているはずなのだが・・・)正面部分の外壁が入口まわりの意匠も含めて
結構残っており驚いた。元の優美な建物の姿を髣髴させると同時に、原爆による街の破壊がリアルな
ものとして伝わってくる。
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まちなかを歩き、旧日本銀行広島支店へ。昭和11年の竣工。
ここは前に市役所へ行きしな見つけて5分くらいダッシュで見たことがあるが、今回はゆっくり。
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今は無料で内部を見学できる。何かの展示などに一部使っているんだろうが、このときは上の一部屋を
除いてからっぽ。もったいないなぁ。
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2階にはこんな暖炉もあった。素敵なタイル!床の寄木、幅木の木目模様の大理石など豪華な仕様。
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地下室のトップライトは中庭からの光を取り込むもの。地下には金庫室もあり、こちらは撮影禁止だが
分厚い金属製の金庫の扉を見ていたら、こんなところに閉じ込められたら・・・と怖くなってきて
そそくさと1Fへ(苦笑)。
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商店街の中にある、旧三井銀行広島支店(現広島アンデルセン)。
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ところでこれらの建物は、「被爆建物」というプレートがつけられている。
広島市では被爆建物等の保存・継承のために、爆心地から5km以内に現存する物件を登録しているそうだ。
多くがいわゆる「近代建築」とかぶってくるが、やはり鉄筋コンクリート造の銀行・官庁・軍関連が多い。
逆にリストに載っていない建物はすべて破壊されたということか。恐ろしい。。。
福屋百貨店。これもそうらしい。もちろん改修はしているだろうが古さを感じさせない美しい建物だ。
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日も落ちてきたが広電に乗って移動、千田公園の中に建つ旧広島文理科大学を見に行く。現在は
「広島大学旧理学部1号館」らしいが、フェンスで囲われた建物は使われている様子は見られない。
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入口まわりのレンガ使いが洗濯板みたいで面白い。柱の中に埋め込まれた照明などもクールで
赤レンガ建築ながらモダニズムデザインである。
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すでにとっぷり日は暮れ写真は厳しいが、最後にもう一つ。広島電鉄千田町変電所。広電本社と車庫に
隣接し今も使われている。(この写真は裏)
車庫の東側を回ればすぐだったのに、西側の道を行ってしまったから広い車庫をぐるっと1周歩いた・・・
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さすがにこれで一日目タイムリミット。あぁ疲れた。。。
南へしばらく歩いた小高い丘の上に建つ、旧江波気象台(現広島市江波山気象館)。
遠目なこともあり間違いそうになるが、下の道路から見上げたときに見えるのは平成になってからの建物で、
その奥の2階建の方が昭和9年の建築である。

アシンメトリーなデザインのモダニズム建築だ。やはり玄関まわりに目を引かれる。この一本柱が強いインパクト!
内部は気象に関するミュージアムになっていて、風速を体感できる設備などがあり結構面白い。

建築的にも、ホールや階段などは比較的そのままで、屋上に出て塔の上まで上れるなどなかなか楽しめた。

さて市内中心部に戻り、十日市町駅から歩きだそう。
これは建築ではないかもしれないけど・・・きのこ!

天八きのこ、麻布きのこ、もあったなぁ。大阪の天八のはもうなくなっている。

小学校の修学旅行で来たはずの平和記念公園で広島平和記念資料館や慰霊碑、原爆の子の像などを
見ながら、ほとんど記憶に残っていないことを恥じつつ。。。
こちらは旧大正屋呉服店(現広島市レストハウス)。

原爆ドームはそのシルエットだけがイメージとして頭の中に残っているが、実際に見てみると
(すでに一度は実際に見ているはずなのだが・・・)正面部分の外壁が入口まわりの意匠も含めて
結構残っており驚いた。元の優美な建物の姿を髣髴させると同時に、原爆による街の破壊がリアルな
ものとして伝わってくる。

まちなかを歩き、旧日本銀行広島支店へ。昭和11年の竣工。
ここは前に市役所へ行きしな見つけて5分くらいダッシュで見たことがあるが、今回はゆっくり。

今は無料で内部を見学できる。何かの展示などに一部使っているんだろうが、このときは上の一部屋を
除いてからっぽ。もったいないなぁ。

2階にはこんな暖炉もあった。素敵なタイル!床の寄木、幅木の木目模様の大理石など豪華な仕様。

地下室のトップライトは中庭からの光を取り込むもの。地下には金庫室もあり、こちらは撮影禁止だが
分厚い金属製の金庫の扉を見ていたら、こんなところに閉じ込められたら・・・と怖くなってきて
そそくさと1Fへ(苦笑)。

商店街の中にある、旧三井銀行広島支店(現広島アンデルセン)。

ところでこれらの建物は、「被爆建物」というプレートがつけられている。
広島市では被爆建物等の保存・継承のために、爆心地から5km以内に現存する物件を登録しているそうだ。
多くがいわゆる「近代建築」とかぶってくるが、やはり鉄筋コンクリート造の銀行・官庁・軍関連が多い。
逆にリストに載っていない建物はすべて破壊されたということか。恐ろしい。。。
福屋百貨店。これもそうらしい。もちろん改修はしているだろうが古さを感じさせない美しい建物だ。

日も落ちてきたが広電に乗って移動、千田公園の中に建つ旧広島文理科大学を見に行く。現在は
「広島大学旧理学部1号館」らしいが、フェンスで囲われた建物は使われている様子は見られない。

入口まわりのレンガ使いが洗濯板みたいで面白い。柱の中に埋め込まれた照明などもクールで
赤レンガ建築ながらモダニズムデザインである。

すでにとっぷり日は暮れ写真は厳しいが、最後にもう一つ。広島電鉄千田町変電所。広電本社と車庫に
隣接し今も使われている。(この写真は裏)
車庫の東側を回ればすぐだったのに、西側の道を行ってしまったから広い車庫をぐるっと1周歩いた・・・

さすがにこれで一日目タイムリミット。あぁ疲れた。。。