4月の新潟の続き。
貨物線跡を楽しんだあとは少しまちを歩こう。
沼垂のまちは古くから信濃川河口の湊町として栄えた。酒や味噌など醸造業が盛んで製品を北前船に載せて
出荷していたという。
「沼垂四ツ角」という交差点が沼垂のまちの中心だったのだろう。両側にアーケードが架かった商店街を
歩いてみるが今は営業しているお店のほうが少なそうだな・・・
アーケードが途切れてしばらく行ったところにお風呂屋を発見!「千代乃湯」。スリムな煙突が素敵だね!
ここも現役のようだが、営業は2時から。
おや、千代乃湯の向かいの建物はタバコ屋だろうか。2階の窓に目を惹かれる。
松葉文の入った左右の出窓も素敵だが、台形に張り出した中央の出窓はカタツムリのような持ち送りに支えられている。
この窓の上方は松葉文に似ているがひし形の幾何学模様となっているなど、やはり洋風を意識したデザインで、
それでいて左右の窓との調和も考えられているなぁ。
かわいいロゴとイラスト!やっぱりタバコ屋だった。この建物には登録有形文化財の緑青色のプレートがついていた。
外観だけでなくやっぱり内部もすごいんだろうか!?今もタバコ屋をやっていたら、ふらっと入ることもできるのに・・・
このあたりで引き返して、小路を覗きこみながらもと来た道を歩いていると・・・ん、あれは何だ!?
嗅覚は結構当たるので迷わず行ってみると・・・
うわぁ!!立派な洋風ファサードの商店が!!こんなまちなかの入り込んだところに、ちょっと驚き。
角部分造りつけられたにショーケースがおしゃれ~~!欄間部分にはダイヤ柄の桟の入ったガラス窓が。
2階も縦長窓が並んでいるな。これはいったいなにの店だったんだろう。とても興味を引かれる~~
そのまま去るには忍びなく、ガラス戸を開けて声をかけてみるとおっちゃんが出てきた。
「たまたま通りかかったんですけど、洋風の素敵な建物ですね。これはいつ頃の建物なんですか?」
おっちゃんは気さくに会話に応じてくれ、いろいろと教えてくれた。
1924~25(大正13~14)年ごろの建物だとか。材木問屋の番頭さんが木材を選んだそうで、
火事にもあわず今にその姿を伝えている。
ご先祖は土地持ちだったがお祖父さんの時代に身上をつぶしたそうな。。。おっちゃんは八代目のご当主。
壁に鏡がいくつも並んでいるのは、昔床屋をやっていたのだという。ははぁ、どうりで。
床はもともと全面板張りだったのを、店を閉めたあと車庫として使うために土間に改修したのだとか。
あのショーケースというか飾り棚も中から見ることができた。ここにお花を飾ったら、通りを行く人々の目を
楽しませることだろう。
お話をしていたら中もちょっと見せてもらえることに!えっ、いいんですか!?
上がりこんで廊下を進むと洋風の手すりのついた階段があった。急勾配の階段を上り2階を案内していただく。
外から見えていた縦長窓は寝室のようだ。ん~いいねぇ!
他にも下地窓風の丸窓のあるお部屋や、虫食い板を使った欄間のあるお部屋もあった。
いろいろと資料もお持ちのようだ。最近は沼垂の町を散策する人も増え、町歩きイベントでもこの前を通って
よく写真を撮って行かれると言われていた。しかし中まで見せていただけるとは、ラッキーだったなぁ!!
ありがとうございました!
そこから港の方へ歩いて抜け、ピアBandaiへ立ち寄る。ここは海産物や産直野菜が売られる道の駅のようなところ。
うわ~~楽しい~~お土産を探すのにぴったりの市場だな!しかし・・・ここは一番帰りに寄るべきだった。
大胆に串刺しした焼き魚など、買い食いスポットとしても充実している。のどぐろが800円とは!
あぁちょっと時間もなくなって来た。これから小澤家住宅を見に行きたいので、先を急ごう。
ここから信濃川を渡るバスはないのかな・・・うまく見つけられず結局歩いて柳都大橋を渡る。
そうこうしているうちにまた雨が降ってきた(汗)
続く。
貨物線跡を楽しんだあとは少しまちを歩こう。
沼垂のまちは古くから信濃川河口の湊町として栄えた。酒や味噌など醸造業が盛んで製品を北前船に載せて
出荷していたという。
「沼垂四ツ角」という交差点が沼垂のまちの中心だったのだろう。両側にアーケードが架かった商店街を
歩いてみるが今は営業しているお店のほうが少なそうだな・・・
アーケードが途切れてしばらく行ったところにお風呂屋を発見!「千代乃湯」。スリムな煙突が素敵だね!
ここも現役のようだが、営業は2時から。
おや、千代乃湯の向かいの建物はタバコ屋だろうか。2階の窓に目を惹かれる。
松葉文の入った左右の出窓も素敵だが、台形に張り出した中央の出窓はカタツムリのような持ち送りに支えられている。
この窓の上方は松葉文に似ているがひし形の幾何学模様となっているなど、やはり洋風を意識したデザインで、
それでいて左右の窓との調和も考えられているなぁ。
かわいいロゴとイラスト!やっぱりタバコ屋だった。この建物には登録有形文化財の緑青色のプレートがついていた。
外観だけでなくやっぱり内部もすごいんだろうか!?今もタバコ屋をやっていたら、ふらっと入ることもできるのに・・・
このあたりで引き返して、小路を覗きこみながらもと来た道を歩いていると・・・ん、あれは何だ!?
嗅覚は結構当たるので迷わず行ってみると・・・
うわぁ!!立派な洋風ファサードの商店が!!こんなまちなかの入り込んだところに、ちょっと驚き。
角部分造りつけられたにショーケースがおしゃれ~~!欄間部分にはダイヤ柄の桟の入ったガラス窓が。
2階も縦長窓が並んでいるな。これはいったいなにの店だったんだろう。とても興味を引かれる~~
そのまま去るには忍びなく、ガラス戸を開けて声をかけてみるとおっちゃんが出てきた。
「たまたま通りかかったんですけど、洋風の素敵な建物ですね。これはいつ頃の建物なんですか?」
おっちゃんは気さくに会話に応じてくれ、いろいろと教えてくれた。
1924~25(大正13~14)年ごろの建物だとか。材木問屋の番頭さんが木材を選んだそうで、
火事にもあわず今にその姿を伝えている。
ご先祖は土地持ちだったがお祖父さんの時代に身上をつぶしたそうな。。。おっちゃんは八代目のご当主。
壁に鏡がいくつも並んでいるのは、昔床屋をやっていたのだという。ははぁ、どうりで。
床はもともと全面板張りだったのを、店を閉めたあと車庫として使うために土間に改修したのだとか。
あのショーケースというか飾り棚も中から見ることができた。ここにお花を飾ったら、通りを行く人々の目を
楽しませることだろう。
お話をしていたら中もちょっと見せてもらえることに!えっ、いいんですか!?
上がりこんで廊下を進むと洋風の手すりのついた階段があった。急勾配の階段を上り2階を案内していただく。
外から見えていた縦長窓は寝室のようだ。ん~いいねぇ!
他にも下地窓風の丸窓のあるお部屋や、虫食い板を使った欄間のあるお部屋もあった。
いろいろと資料もお持ちのようだ。最近は沼垂の町を散策する人も増え、町歩きイベントでもこの前を通って
よく写真を撮って行かれると言われていた。しかし中まで見せていただけるとは、ラッキーだったなぁ!!
ありがとうございました!
そこから港の方へ歩いて抜け、ピアBandaiへ立ち寄る。ここは海産物や産直野菜が売られる道の駅のようなところ。
うわ~~楽しい~~お土産を探すのにぴったりの市場だな!しかし・・・ここは一番帰りに寄るべきだった。
大胆に串刺しした焼き魚など、買い食いスポットとしても充実している。のどぐろが800円とは!
あぁちょっと時間もなくなって来た。これから小澤家住宅を見に行きたいので、先を急ごう。
ここから信濃川を渡るバスはないのかな・・・うまく見つけられず結局歩いて柳都大橋を渡る。
そうこうしているうちにまた雨が降ってきた(汗)
続く。