今年のGWはmayumamaさんと2人でシンガポールとマレーシアに行ってきた。
マラッカ海峡は言わずと知れた海上交易の要衝地で、大航海時代にはビジネスチャンスを求めて世界中から商人が集まった。
「プラナカン」は、中国南部の福建省などからマレー半島へ渡ってきた中国系商人と原住のマレー系の人々との子孫であり
ビジネスで富を築いた彼らは、中国とマレーの上流文化の融合に西欧文化をも取り込んだ独自の文化を作り上げた。
精緻な手仕事、華やかできらびやかな色合い、吉祥を詰め込んだ文様は、居住空間、服飾品、生活用品、すべてに及んだ。
もちろんそのような装飾過多な品々は現代の暮らしでは使われていないだろうし、プライベートな生活習慣まではなかなか
外から見て分からないが、建物の外壁に貼られた美しいタイルの数々に、彼らの文化の一部を垣間見ることができる。
5年前にマラッカとペナンへ旅して、そんなタイルを堪能してきたが、1965(昭和40)年に独立するまでマレーシアの一部だった
シンガポールにもやはりプラナカン文化の名残があり、今回それを見るために初めてシンガポールに足を踏み入れたのだった。
アジアの先進国シンガポールと言えば、街は新しく高層ビルが林立しすべてが先鋭的でクールで、アジアの他の都市とは
全く違って古いものなど何もない・・・何となくそんな風に思っていたので、これまで特に行きたいとも思わなかった
のだったが、、、、それは大きな間違いで、洗練された最新鋭の街と活気ある庶民の街が混在し、多様な人々が共存し
それぞれの歴史や伝統の価値がしっかり認識され、豊かでエキサイティングで揺るぎないポリシーを持った国という印象。
今回シンガポールでは3日半を過ごしただけだが、とても好きになった。・・・ただめちゃくちゃ暑かった(大汗)
さて、前置きが長くなったが、超充実の旅だけに写真の数は膨大・・・どんどんアップしていくことにする。
エアアジアの深夜便でクアラルンプール乗換え、シンガポールには朝のうちに到着。宿に荷物を預けたら
さっそく街へ出よう。まずはカトン地区のジョーチアット通り(Joo Chiat RD)へ。
まちなかにはこういう連棟のショップハウスが隙間なく並んでいる。台湾の亭子脚と同じ1階が連続した
ポーチになったつくりは中国風のスタイル。
角部分には装飾壁が立ち上がり建築年が記されている。西洋と中国風のミックスは台湾よりずっと分かりやすい。
カラフルなペイントが南国らしい。
日本で一般的に「マジョリカタイル」と呼ばれているタイルは、こちらでは「プラナカンタイル」と呼ばれる。
2階の窓まわりが装飾の力の入れどころ。色ガラスもはまっている。
建物は連なっているが1軒ごとに個性的な色にペイントされている。
この建物はすべての家がオウムのタイルで同じパターン。このタイルはベルギー製。
こちらの2階の窓下のスズメのタイルはレプリカか??
モザイクタイルも少し。
日本の戦後の公団アパートみたいな建物もあった。
クリスマスリースみたい。向かい合ったシャチホコにも見える?これもベルギーのアールヌーボータイル。
これも見逃してはいけない。
ぽつんと丸い点に見えたのはクジャクのタイル。
4枚一組の組絵が白無地の中央にぽつんと。ちょっと日本的。
怪しげなコウモリマーク(蛾マーク?)の「黒土地拍売館」はオークションハウス。
こちらも白無地の中央に青いタイルが。
2種類のオウム柄もベルギー製。
台湾ではほとんどが日本製のタイルだったが、シンガポールではベルギー製のタイルがとても多い。
とてもリアル。
こんなモダニズムデザインもあるのだ!1939の年号入り。
イーストコースト通り(East Coast RD)も少し歩く。
カワイイ路地を発見!
半地下室付きの連棟住宅。1軒1軒はあまり広くなさそうだが、階段のついた玄関周りの空間がおしゃれ。面格子も。
階段にはモザイクタイルが。
ベルの飾りかと思ったが、mayumamaさん曰く、コーヒーマシーンの容器ではないかと。へぇ~
糸くず柄のモザイクタイル。
ヘリテージスポットの案内板の土台にタイルが使われている。
カトンアンティークハウス。骨董屋かと思ったが、中に入るとおかずか何かを売っていた(笑)
その隣のPERANAKAN INNという宿。リボンと葉っぱモチーフのベルギー製タイルに合わせて
ペイントされた、エメラルドグリーンとピンクの壁がプラナカンの雰囲気満点!
しかし、、、暑すぎて参りかけていたため、この建物の2階のタイルを撮るのを忘れていた。。。
ここは本によるとかなりレアなタイルがあったのに・・・(泣)
急いで出発してしまったせいでバッグから帽子を取り出し忘れ、、、日が上ってきて南国のきつい日差しに
いきなりさらされてしまった。。。機中泊で寝不足だし、熱中症にならないように気をつけねば。。。
ずっと続く(汗)。
マラッカ海峡は言わずと知れた海上交易の要衝地で、大航海時代にはビジネスチャンスを求めて世界中から商人が集まった。
「プラナカン」は、中国南部の福建省などからマレー半島へ渡ってきた中国系商人と原住のマレー系の人々との子孫であり
ビジネスで富を築いた彼らは、中国とマレーの上流文化の融合に西欧文化をも取り込んだ独自の文化を作り上げた。
精緻な手仕事、華やかできらびやかな色合い、吉祥を詰め込んだ文様は、居住空間、服飾品、生活用品、すべてに及んだ。
もちろんそのような装飾過多な品々は現代の暮らしでは使われていないだろうし、プライベートな生活習慣まではなかなか
外から見て分からないが、建物の外壁に貼られた美しいタイルの数々に、彼らの文化の一部を垣間見ることができる。
5年前にマラッカとペナンへ旅して、そんなタイルを堪能してきたが、1965(昭和40)年に独立するまでマレーシアの一部だった
シンガポールにもやはりプラナカン文化の名残があり、今回それを見るために初めてシンガポールに足を踏み入れたのだった。
アジアの先進国シンガポールと言えば、街は新しく高層ビルが林立しすべてが先鋭的でクールで、アジアの他の都市とは
全く違って古いものなど何もない・・・何となくそんな風に思っていたので、これまで特に行きたいとも思わなかった
のだったが、、、、それは大きな間違いで、洗練された最新鋭の街と活気ある庶民の街が混在し、多様な人々が共存し
それぞれの歴史や伝統の価値がしっかり認識され、豊かでエキサイティングで揺るぎないポリシーを持った国という印象。
今回シンガポールでは3日半を過ごしただけだが、とても好きになった。・・・ただめちゃくちゃ暑かった(大汗)
さて、前置きが長くなったが、超充実の旅だけに写真の数は膨大・・・どんどんアップしていくことにする。
エアアジアの深夜便でクアラルンプール乗換え、シンガポールには朝のうちに到着。宿に荷物を預けたら
さっそく街へ出よう。まずはカトン地区のジョーチアット通り(Joo Chiat RD)へ。
まちなかにはこういう連棟のショップハウスが隙間なく並んでいる。台湾の亭子脚と同じ1階が連続した
ポーチになったつくりは中国風のスタイル。
角部分には装飾壁が立ち上がり建築年が記されている。西洋と中国風のミックスは台湾よりずっと分かりやすい。
カラフルなペイントが南国らしい。
日本で一般的に「マジョリカタイル」と呼ばれているタイルは、こちらでは「プラナカンタイル」と呼ばれる。
2階の窓まわりが装飾の力の入れどころ。色ガラスもはまっている。
建物は連なっているが1軒ごとに個性的な色にペイントされている。
この建物はすべての家がオウムのタイルで同じパターン。このタイルはベルギー製。
こちらの2階の窓下のスズメのタイルはレプリカか??
モザイクタイルも少し。
日本の戦後の公団アパートみたいな建物もあった。
クリスマスリースみたい。向かい合ったシャチホコにも見える?これもベルギーのアールヌーボータイル。
これも見逃してはいけない。
ぽつんと丸い点に見えたのはクジャクのタイル。
4枚一組の組絵が白無地の中央にぽつんと。ちょっと日本的。
怪しげなコウモリマーク(蛾マーク?)の「黒土地拍売館」はオークションハウス。
こちらも白無地の中央に青いタイルが。
2種類のオウム柄もベルギー製。
台湾ではほとんどが日本製のタイルだったが、シンガポールではベルギー製のタイルがとても多い。
とてもリアル。
こんなモダニズムデザインもあるのだ!1939の年号入り。
イーストコースト通り(East Coast RD)も少し歩く。
カワイイ路地を発見!
半地下室付きの連棟住宅。1軒1軒はあまり広くなさそうだが、階段のついた玄関周りの空間がおしゃれ。面格子も。
階段にはモザイクタイルが。
ベルの飾りかと思ったが、mayumamaさん曰く、コーヒーマシーンの容器ではないかと。へぇ~
糸くず柄のモザイクタイル。
ヘリテージスポットの案内板の土台にタイルが使われている。
カトンアンティークハウス。骨董屋かと思ったが、中に入るとおかずか何かを売っていた(笑)
その隣のPERANAKAN INNという宿。リボンと葉っぱモチーフのベルギー製タイルに合わせて
ペイントされた、エメラルドグリーンとピンクの壁がプラナカンの雰囲気満点!
しかし、、、暑すぎて参りかけていたため、この建物の2階のタイルを撮るのを忘れていた。。。
ここは本によるとかなりレアなタイルがあったのに・・・(泣)
急いで出発してしまったせいでバッグから帽子を取り出し忘れ、、、日が上ってきて南国のきつい日差しに
いきなりさらされてしまった。。。機中泊で寝不足だし、熱中症にならないように気をつけねば。。。
ずっと続く(汗)。