新竹の続き。
壁のマップに載っていた建物を見てまわる。基督教新竹浸信会と書かれているこの建物は新しそうに見えるな。。。
後ろのビルディングは2008~9年ごろに建設されたもののようだが、聖堂部分は古くからあったのを
改修したのかもしれないな。ちょっと不明・・・
こちらの北大教堂は正式名称を聖母聖心主教座堂という。カトリックの教会で、1957年に建てられた
戦後建築である。中正路と北大路の交差点に面し、左右の双塔を従えた堂々たるファサード。
直線で分割された窓にはステンドグラスがはまっているな。
敷地に沿って歩くと、聖堂からつながる棟が中正路、北大路それぞれに対し垂直に伸びているのがわかる。
上空から見ると「→」形になっていると思われ、変わった形だ。
こちらの妻壁にもステンドグラスのはまった窓がある。また側面にもあるようで、これは内側から見ると
素晴らしいに違いない!しかし、正面の大扉は固く閉ざされ、他に入口も見当たらなかった。。。
内部の写真が多数載っているサイトを見つけた。→こちら
やはり内部はカトリックの教会らしくカラフルで明るい雰囲気だ。
こちらの赤いビルも警察っぽいと思ったらやはり新竹市警察局交通警察隊。
この右手奥に長和宮という廟がある。漁業や航海の神様である媽祖を祀った廟で、桃園~新竹~苗栗地区では
最古の媽祖廟だとか。
ここも台湾宗教百景に選ばれている。台湾宗教百景とは、台湾の各地域から推薦された、宗教や信仰にまつわる
さまざまな風景から、インターネット投票及び専門家の審査により100ヶ所選んだものである。
必ずしも古建築ばかりではなく、新しい建物も選ばれている。「歴史と文化的価値」、「芸術と創意の表現」、
「レジャーと観光の機能」という、審査上の3つの観点は、台湾人のまちづくりの考え方を表しているようだ。
→台湾宗教百景の一覧はこちら
古い廟の門前だけに、まちなみも古いものが残っている。
こちらの杏春薬行もレンガ建築で、アーケードの天井には丸木が並び、古色を呈している。
清代のものかとも思うが、台湾の建物はすごく古そうでも大正頃のものだったり、近代建築でも
近年の復原物件だったりするから実際よくわからない(苦笑)。南国の過酷な風雨にさらされるからだろう。
判別方法について詳しく知りたいなぁ。。。
近くには鄭氏家廟というのもあった。鄭氏は18世紀に金門から移住してきた一族で、新竹の名門だという。
高い門扉と鉄格子で厳重に閉ざされ全く中は見えなかった。。。
年に2日だけ公開されるらしく、内部の写真の載っているサイトを見つけた。→こちら
北門街は長和宮と城隍廟をつなぐメインの商店街で、老舗が軒を連ねる。
壮麗なバロック風装飾をもつ商店建築。
タイルを使ったファサード。
この格子はかわいいデザインだな!
ここも壁のマップに載っていた周益記古宅。すごい逆光で撮るのに苦労する(汗)
当時のご当主の周敏益は若くして日本へ留学し、日本大学法科を卒業後政商界で活躍した人のようだ。
建物は1926(大正15)年に竣工。書法家李逸樵による「周益記」の文字が、建物の箔を増している。
ここで何か商売をしていたのかちょっと分からないのだが、間口が広く2層に重なる5連アーチは壮観!
外壁は白無地の小口タイルがみっしりと貼られていて少し珍しいな。
中央部の立ち上がり壁には華麗な植物模様のレリーフが。右はバラだが左は梅で、中国っぽい味わいを
プラスしている。
続く。
壁のマップに載っていた建物を見てまわる。基督教新竹浸信会と書かれているこの建物は新しそうに見えるな。。。
後ろのビルディングは2008~9年ごろに建設されたもののようだが、聖堂部分は古くからあったのを
改修したのかもしれないな。ちょっと不明・・・
こちらの北大教堂は正式名称を聖母聖心主教座堂という。カトリックの教会で、1957年に建てられた
戦後建築である。中正路と北大路の交差点に面し、左右の双塔を従えた堂々たるファサード。
直線で分割された窓にはステンドグラスがはまっているな。
敷地に沿って歩くと、聖堂からつながる棟が中正路、北大路それぞれに対し垂直に伸びているのがわかる。
上空から見ると「→」形になっていると思われ、変わった形だ。
こちらの妻壁にもステンドグラスのはまった窓がある。また側面にもあるようで、これは内側から見ると
素晴らしいに違いない!しかし、正面の大扉は固く閉ざされ、他に入口も見当たらなかった。。。
内部の写真が多数載っているサイトを見つけた。→こちら
やはり内部はカトリックの教会らしくカラフルで明るい雰囲気だ。
こちらの赤いビルも警察っぽいと思ったらやはり新竹市警察局交通警察隊。
この右手奥に長和宮という廟がある。漁業や航海の神様である媽祖を祀った廟で、桃園~新竹~苗栗地区では
最古の媽祖廟だとか。
ここも台湾宗教百景に選ばれている。台湾宗教百景とは、台湾の各地域から推薦された、宗教や信仰にまつわる
さまざまな風景から、インターネット投票及び専門家の審査により100ヶ所選んだものである。
必ずしも古建築ばかりではなく、新しい建物も選ばれている。「歴史と文化的価値」、「芸術と創意の表現」、
「レジャーと観光の機能」という、審査上の3つの観点は、台湾人のまちづくりの考え方を表しているようだ。
→台湾宗教百景の一覧はこちら
古い廟の門前だけに、まちなみも古いものが残っている。
こちらの杏春薬行もレンガ建築で、アーケードの天井には丸木が並び、古色を呈している。
清代のものかとも思うが、台湾の建物はすごく古そうでも大正頃のものだったり、近代建築でも
近年の復原物件だったりするから実際よくわからない(苦笑)。南国の過酷な風雨にさらされるからだろう。
判別方法について詳しく知りたいなぁ。。。
近くには鄭氏家廟というのもあった。鄭氏は18世紀に金門から移住してきた一族で、新竹の名門だという。
高い門扉と鉄格子で厳重に閉ざされ全く中は見えなかった。。。
年に2日だけ公開されるらしく、内部の写真の載っているサイトを見つけた。→こちら
北門街は長和宮と城隍廟をつなぐメインの商店街で、老舗が軒を連ねる。
壮麗なバロック風装飾をもつ商店建築。
タイルを使ったファサード。
この格子はかわいいデザインだな!
ここも壁のマップに載っていた周益記古宅。すごい逆光で撮るのに苦労する(汗)
当時のご当主の周敏益は若くして日本へ留学し、日本大学法科を卒業後政商界で活躍した人のようだ。
建物は1926(大正15)年に竣工。書法家李逸樵による「周益記」の文字が、建物の箔を増している。
ここで何か商売をしていたのかちょっと分からないのだが、間口が広く2層に重なる5連アーチは壮観!
外壁は白無地の小口タイルがみっしりと貼られていて少し珍しいな。
中央部の立ち上がり壁には華麗な植物模様のレリーフが。右はバラだが左は梅で、中国っぽい味わいを
プラスしている。
続く。