奈良の桜井での仕事のあと、近鉄桜井駅前をぐるっとひと回りしてみた。ちらりと気になる建物が見えたのだ。
桜井は実家の隣の市だし馴染みのある場所なのだが、実際は車で通る国道沿い以外はあまり知らない。
以前一度少し歩いたことがあり、今見返したら2008年のお正月だった。そのときぶりだから9年、
いやもう10年になるのか。
見えていたのは旅館だった。駅前にこんな古い木造の旅館が残っていたのか!驚いた。
「皆花楼」と書かれているが、今も営業しているんだろうか??
・・・と検索してみたら、バリバリやっているようだ!皆花楼の公式サイトによると、1879(明治12)年創業。
1泊2食付で¥7,500~と、リーズナブル!一度泊まってみたいなぁ(笑)
その隣には古い木造長屋が向かい合う細い路地。ここは前回も写真を載せているがすっかり忘れていた(汗)
隣にある大きなお屋敷が所有していた裏長屋だったのだろうか?
そっと路地を歩いてみると、住んでおられる家も何軒かあるようだが、空き家も多そう。
細い丸木の粗い格子は懐かしい。昔はよく見かけたが最近見ないなぁ。素朴で気取らない町家。
路地の細長い空。
長屋の途中にガレージか納屋みたいなスペースがあるなと思ったら、井戸だ。共同の水場として
組み込まれていたのか。
細々と生き長らえている戦前の建物たち。私の実家は昭和の新興住宅地ではあるが、学校の校区内でも
古い集落があちこちあったものだ。
もう一本南の筋に出ると、そこは昔商店街だったようで、ショーケースを板でふさがれた古い
お寿司屋と洋服店が2軒並んでいた。これも戦前の商店だな。
あっ、タイルだ!ショーケースの足元には、ふっくらタイルが。蛇紋岩を模した擬石タイルだ。
角には小さな窯変モザイクタイルが埋め込まれていた。かわいい~
こちらはオレンジ色で結晶を散らしたタイル。縁に小さな黄緑色の長方形モザイクタイルをあしらって。
周りはもう全て建て替わっていて、この二軒だけが浮いてしまっている。近いうちにまた風景が
変わってしまう予感。。。
駅前通りからこの道に入る入口に、本町通と書かれたアーチがあった。「伊勢街道」の文字も。
ははぁ、なるほど。かつては伊勢詣りの人々の往来が絶えず、彼ら目当ての商店がぎっしりと並んで
いたに違いない。
商店街は道路を渡った西側へも続いており、西側はまだもう少し街道筋の名残を残しているようだ。
制服屋さん(?)のショーケース下にタイル発見。。
こちらは薬屋さん。さっきのお寿司屋さんと同じオレンジ色の結晶タイルが貼られているな!
アリナミンの看板がいい味出してる。
「桜井を愛する会 会員之章」。へぇ~そんな会があるのか!(笑)
プレートは年季の入っている。いつ結成されたんだろうな。
お隣は2階の窓にタイル柱が。
美容院も昭和の風景。
電車の時間が来たので慌てて駅へ戻る。
駅前通りの目立つ場所にあるこの洋館。新しいのか古いのかよく分からないが、佇まいからすると
やっぱり古いように思うのだが・・・。
小走りで通り過ぎようとしたとき、鉄扉ごしに玄関のタイルが目に飛び込んできた。
おぉっ!!これはやっぱり古いな!
お正月に実家に帰ったときにまた実家の家族を誘ってゆっくりうろつきに来よう(笑)
桜井は実家の隣の市だし馴染みのある場所なのだが、実際は車で通る国道沿い以外はあまり知らない。
以前一度少し歩いたことがあり、今見返したら2008年のお正月だった。そのときぶりだから9年、
いやもう10年になるのか。
見えていたのは旅館だった。駅前にこんな古い木造の旅館が残っていたのか!驚いた。
「皆花楼」と書かれているが、今も営業しているんだろうか??
・・・と検索してみたら、バリバリやっているようだ!皆花楼の公式サイトによると、1879(明治12)年創業。
1泊2食付で¥7,500~と、リーズナブル!一度泊まってみたいなぁ(笑)
その隣には古い木造長屋が向かい合う細い路地。ここは前回も写真を載せているがすっかり忘れていた(汗)
隣にある大きなお屋敷が所有していた裏長屋だったのだろうか?
そっと路地を歩いてみると、住んでおられる家も何軒かあるようだが、空き家も多そう。
細い丸木の粗い格子は懐かしい。昔はよく見かけたが最近見ないなぁ。素朴で気取らない町家。
路地の細長い空。
長屋の途中にガレージか納屋みたいなスペースがあるなと思ったら、井戸だ。共同の水場として
組み込まれていたのか。
細々と生き長らえている戦前の建物たち。私の実家は昭和の新興住宅地ではあるが、学校の校区内でも
古い集落があちこちあったものだ。
もう一本南の筋に出ると、そこは昔商店街だったようで、ショーケースを板でふさがれた古い
お寿司屋と洋服店が2軒並んでいた。これも戦前の商店だな。
あっ、タイルだ!ショーケースの足元には、ふっくらタイルが。蛇紋岩を模した擬石タイルだ。
角には小さな窯変モザイクタイルが埋め込まれていた。かわいい~
こちらはオレンジ色で結晶を散らしたタイル。縁に小さな黄緑色の長方形モザイクタイルをあしらって。
周りはもう全て建て替わっていて、この二軒だけが浮いてしまっている。近いうちにまた風景が
変わってしまう予感。。。
駅前通りからこの道に入る入口に、本町通と書かれたアーチがあった。「伊勢街道」の文字も。
ははぁ、なるほど。かつては伊勢詣りの人々の往来が絶えず、彼ら目当ての商店がぎっしりと並んで
いたに違いない。
商店街は道路を渡った西側へも続いており、西側はまだもう少し街道筋の名残を残しているようだ。
制服屋さん(?)のショーケース下にタイル発見。。
こちらは薬屋さん。さっきのお寿司屋さんと同じオレンジ色の結晶タイルが貼られているな!
アリナミンの看板がいい味出してる。
「桜井を愛する会 会員之章」。へぇ~そんな会があるのか!(笑)
プレートは年季の入っている。いつ結成されたんだろうな。
お隣は2階の窓にタイル柱が。
美容院も昭和の風景。
電車の時間が来たので慌てて駅へ戻る。
駅前通りの目立つ場所にあるこの洋館。新しいのか古いのかよく分からないが、佇まいからすると
やっぱり古いように思うのだが・・・。
小走りで通り過ぎようとしたとき、鉄扉ごしに玄関のタイルが目に飛び込んできた。
おぉっ!!これはやっぱり古いな!
お正月に実家に帰ったときにまた実家の家族を誘ってゆっくりうろつきに来よう(笑)