Quantcast
Channel: まちかど逍遥
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1991

喫茶ボンボンで名古屋の〆

$
0
0
名古屋の続き。

豊田佐助邸でイベントをやっていたように、この連休はスタンプラリーなどいろいろイベントをやっていた。
また10月末から約1ヶ月間にわたって、週替わりで愛知県全域での建物特別公開も行われている。
近年、11月3日の文化の日前後で全国的に近代建築や産業遺産などの公開を行うというのがすっかり
定着してうれしい一方、どこを狙うか、全国レベルで検討しなくてはならず選択が難しくなってきた(汗)

そうでなくても普通のまちなかでもいろいろ気になって寄り道してしまうので、一日にいくつもハシゴ
しようと考えても無理なんである(苦笑)
市政資料館から豊田佐助邸へ行くまでの間にも、カッコイイビルはあるし。


きれいなタイルはあるし。


カトリック主税町教会の信者会館も公開しているというのでちらっと覗いたり。


見学可能なのは1階だけだった。明治期のシンプルな純洋風の建物だった。


春田鉄次郎邸を門から覗いたら「どうぞ~」と声をかけていただいたので見学することに。
ただしレストランになっている洋館部分は対象外で、裏の和館部分だけ。敷地の奥の方にある玄関から入る。


春田鉄次郎は多治見出身で陶磁器貿易商として財をなし、中部日本の対米貿易の開拓者と呼ばれる人物。
この建物は、彼が交流のあった武田五一に依頼して建築した自邸である。1924(大正13)年築。
和館と言ってもダイニングは洋風だな。


階段の途中にある古めかしい分電盤。


二階へ上がると、こんな天井の洋室があった。武田五一らしいと言えるか。


書院付きの座敷。


表は洋館、裏は和館と思っていたが、意外と和洋室が混在していて、外観よりもずっと洋の割合が多く、
洋室も使いこなされていた印象。
展示資料を見ると、表のレストラン部分はかなり見どころがあるようなので、一度ランチでもしたいなぁ。

思いがけず春田邸に入れたので、豊田佐助邸に行くのが遅くなったんである。
まぁ無事見れたからよかったが。

豊田佐助邸を出るとバスの時間までもう1時間ほどしか残っていない。ここからぶらぶらまちを見ながら
名古屋駅まで歩こうかとも考えたのだが、ちぃ~と遠いな(汗)。それにいつも思ったより時間は
かかってしまうもので、帰りのバスの時間に遅れたりしたら元も子もない。
ちょっと早いがやっぱり高岳駅から地下鉄で戻ることにしよう。


すでに日が傾いているまちをふらふら歩いて下っていくと、あっ、ここがボンボンか!名古屋で有名な純喫茶だ。
前にチェックしていたのを今回すっかり忘れていたが、たまたま見つけてよかった~
小腹もすいたしちょうどいい、入ろ!


電球とか瓦屋根とかこの派手な店名サイン、ちょっと野暮ったい感じがいかにもローカル純喫茶的でいいね(笑)


ドアを開けると、、、おぉ、店内は結構広く、あめ色でキラキラ、夢のような世界。
老若男女、お客がいっぱいだったがギリギリ入ることができた。その後入って来たお客は満席と
言われていたから、うまく入れてよかった!


ケーキセットを食べようと思ったら、ケーキの種類が35種類もある!!しかも250円から一番高いもので
400円と庶民的価格がうれしい~~そりゃあ、満員御礼だわ。
すごく迷ってからミルクレープを頼んだら、品切れとか。あららっ


最後に素敵な空間で休憩できて、バスに乗る前に小腹も満たせてよかった(笑)。
地下鉄の1日フリー券は結局元本割れしたけど(爆)なかなか充実した名古屋日帰り旅だったな!


終わり。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1991

Trending Articles