北海道の続き。
今回の北海道行きのメインはここ、丸駒温泉旅館。
秘湯を守る会の会員宿であるこの旅館は支笏湖の湖畔に建ち、湖水面と同じ高さの露天風呂が売りである。
落ち着いた大人の雰囲気の旅館で、ロビーからは支笏湖が眺められ、土産物コーナーも充実している。
チェックインしたらさっそく露天風呂へ行こう。湖畔の露天風呂は混浴ではなく男女別になっているとの
ことで安心したが、概してこういう場合宿の代表写真として載るのは男性用の方で、女性用は
取ってつけたように狭かったり雰囲気や眺望がおざなりになっているところもあるから油断できない(苦笑)。
露天風呂と書かれたドアから木造の渡り廊下に出て歩いていくと、山の起伏に合わせて造られたような
アップダウンがあり結構長い。まるで四次元温泉、迷路宿みたいで面白いな!!
そして、おお!!露天風呂が見えた!
ほんとに湖の真横にあり、細い水路を介して湖水とつながっている!というか、これは湖の底から温泉が
湧いている場所を囲っただけなのだ。
大きさはこじんまりしているがむしろこのぐらいの方が手掘り感があっていいな(笑)
おぉ、かなりぬるめ。湖水が流れ込むせいで、枯葉のくずや藻なども混じっているのがワイルドな気分(笑)
眺望は申し分なし。
底は砂礫でさくさくして気持ちいい。湯温は体温より若干低いようで、浸かっていても温まらないが
しばらくすると、じわじわと温かいお湯が湧きだしているポイントが所々にあるのが分かってきた。
日によって水面のレベルが変動するので、天候によって腰までしかお湯がなかったり首までの深さになったり
するというが、この日はちょうどいい深さだった。
夜にこの露天風呂に入るのはかなり勇気が要るが・・・ちょっと様子を見に行く(笑)
もちろん灯りはあるが湖側は真っ暗闇。。。水路の方をちょっと覗くと、バシャン!バシャバシャ!と
音がして獣らしいものが逃げて行った(汗)
また灯りに虫がたかっているのではとの不安もあったが、大きな蛾はいたがカメムシはおらず、ホッ・・・
せっかくなので入って夜風呂を楽しんだ。なかなか乙だ♪
朝の露天風呂はさわやか!心なしかお湯の透明度も高い気がした。
湖水ビューの部屋は山側よりも1000円ほど高かったのでケチって山側を予約したのだが(苦笑)、
ここはやはり湖水側が正解。明るい間の眺望だけでもその差額の価値はあるな!
しかし山側の部屋も十分快適でごはんもおいしく、お土産もいろいろ購入。秘湯の宿を目いっぱい楽しんだ。
チェックアウトして、支笏湖沿いを走っていたら赤い鉄橋が目に入ったので見に行くことに。
支笏湖温泉の裏手らしいが、道路から温泉のエリア内に入ると自動的に有料の駐車場に誘導される
しくみのようなので、Uターンしてもう少し先まで進み休暇村の駐車場に車を停め、崖下まで急な
段々の道を下る。
「山線鉄橋」は元は1899(明治32)年に架けられた北海道官営鉄道上川線の第一空知川橋梁だった。
英国技術者ポーナルの設計による200フィートダブルワーレントラス。
この地では、王子製紙が発電所建設の資材運搬のために王子軽便鉄道(通称:山線)の運行を開始しており、
大正13年ごろに払い下げを受けた上記トラス部材を現在地に移設したという。軽便鉄道は支笏湖への
旅客も運び、1951(昭和36)年まで活躍した。
緑の森、紺碧の川に映える赤い鉄橋。美しい・・・
長年旅行者や地元住民が親しみ支笏湖の風景になじんだこの鉄橋は、「現地で原形保存・現役仕様」という
千歳市の基本思想に基づき再生・復元された。素晴らしい!!
続く。
今回の北海道行きのメインはここ、丸駒温泉旅館。
秘湯を守る会の会員宿であるこの旅館は支笏湖の湖畔に建ち、湖水面と同じ高さの露天風呂が売りである。
落ち着いた大人の雰囲気の旅館で、ロビーからは支笏湖が眺められ、土産物コーナーも充実している。
チェックインしたらさっそく露天風呂へ行こう。湖畔の露天風呂は混浴ではなく男女別になっているとの
ことで安心したが、概してこういう場合宿の代表写真として載るのは男性用の方で、女性用は
取ってつけたように狭かったり雰囲気や眺望がおざなりになっているところもあるから油断できない(苦笑)。
露天風呂と書かれたドアから木造の渡り廊下に出て歩いていくと、山の起伏に合わせて造られたような
アップダウンがあり結構長い。まるで四次元温泉、迷路宿みたいで面白いな!!
そして、おお!!露天風呂が見えた!
ほんとに湖の真横にあり、細い水路を介して湖水とつながっている!というか、これは湖の底から温泉が
湧いている場所を囲っただけなのだ。
大きさはこじんまりしているがむしろこのぐらいの方が手掘り感があっていいな(笑)
おぉ、かなりぬるめ。湖水が流れ込むせいで、枯葉のくずや藻なども混じっているのがワイルドな気分(笑)
眺望は申し分なし。
底は砂礫でさくさくして気持ちいい。湯温は体温より若干低いようで、浸かっていても温まらないが
しばらくすると、じわじわと温かいお湯が湧きだしているポイントが所々にあるのが分かってきた。
日によって水面のレベルが変動するので、天候によって腰までしかお湯がなかったり首までの深さになったり
するというが、この日はちょうどいい深さだった。
夜にこの露天風呂に入るのはかなり勇気が要るが・・・ちょっと様子を見に行く(笑)
もちろん灯りはあるが湖側は真っ暗闇。。。水路の方をちょっと覗くと、バシャン!バシャバシャ!と
音がして獣らしいものが逃げて行った(汗)
また灯りに虫がたかっているのではとの不安もあったが、大きな蛾はいたがカメムシはおらず、ホッ・・・
せっかくなので入って夜風呂を楽しんだ。なかなか乙だ♪
朝の露天風呂はさわやか!心なしかお湯の透明度も高い気がした。
湖水ビューの部屋は山側よりも1000円ほど高かったのでケチって山側を予約したのだが(苦笑)、
ここはやはり湖水側が正解。明るい間の眺望だけでもその差額の価値はあるな!
しかし山側の部屋も十分快適でごはんもおいしく、お土産もいろいろ購入。秘湯の宿を目いっぱい楽しんだ。
チェックアウトして、支笏湖沿いを走っていたら赤い鉄橋が目に入ったので見に行くことに。
支笏湖温泉の裏手らしいが、道路から温泉のエリア内に入ると自動的に有料の駐車場に誘導される
しくみのようなので、Uターンしてもう少し先まで進み休暇村の駐車場に車を停め、崖下まで急な
段々の道を下る。
「山線鉄橋」は元は1899(明治32)年に架けられた北海道官営鉄道上川線の第一空知川橋梁だった。
英国技術者ポーナルの設計による200フィートダブルワーレントラス。
この地では、王子製紙が発電所建設の資材運搬のために王子軽便鉄道(通称:山線)の運行を開始しており、
大正13年ごろに払い下げを受けた上記トラス部材を現在地に移設したという。軽便鉄道は支笏湖への
旅客も運び、1951(昭和36)年まで活躍した。
緑の森、紺碧の川に映える赤い鉄橋。美しい・・・
長年旅行者や地元住民が親しみ支笏湖の風景になじんだこの鉄橋は、「現地で原形保存・現役仕様」という
千歳市の基本思想に基づき再生・復元された。素晴らしい!!
続く。