弘前から青森へ戻る奥羽本線車内でのアナウンス。
・・・遅延や運休している列車がありますので青森から乗り継ぎの方はご注意下さい・・・
どきっ。日本海が運休になったら何で帰ろう。。。
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駅に着いて聞いたら日本海は運休の連絡は入っていないとのこと。ああよかった!
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発車時刻の30分前、跨線橋やホームには鉄チャンが続々と集まってきていた。皆カメラを
ベストポジションに据え、日本海が来るのを待っている。そこにアナウンスが。
・・・車庫でポイントが切り替わらないトラブルのため日本海の入線が遅れます・・・
あとは帰るだけ、多少の遅れは何でもない。
長いホームを港側へ歩いて行ってみる。青函連絡船の名残はあるのだろうか。
ほんとは八甲田丸を見に行こうと思っていたのだが、17時閉館だったので断念。
せめてホームで物思いにふけろうと思ったが、下調べ不足でどこがどうなっていたのかわからず。。。
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さて本来の発車時刻になろうという頃、待望の寝台特急日本海のヘッドライトが見えてきて
ホームはにわかに色めき立つ!!
100人ぐらいはいただろうか、ギャラリー環視のホームに、列車が滑り込む。
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青森駅は奥羽本線と元東北本線である青い森鉄道がともに港に向かって引き込まれる形の
ターミナルなので、日本海はどういうふうに現れるのかなと思っていた。
機関車が客車を引っ張って入ってきたあと先頭側に付け替えるか、機関車が客車を押しながら
バックで入ってくるのか。果たして、はじめに見えてきたのは赤いディーゼル機関車、
次に青い客車が、そして最後にローズピンクの電気機関車が。なるほど〜。
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さて、そろそろ車内に入ろう。B寝台の5号車だ。
日本海はA寝台とB寝台の2種類の車両で編成されており、個室や座席やカーペット席はない。
A寝台は寝台料金がB寝台の1、5倍するのだが、快適さも1、5倍なのだろうか。
私は夜行列車では今まで、B寝台二段(銀河・今回の日本海)の他に、B寝台三段(きたぐに)、
ソロ個室(北陸・なは・サンライズ瀬戸)、デュエット個室(なは)、カーペット(はまなす)、
自由席(きたぐに)、に乗ったことがあるが、A寝台は経験していない。もちろんスイートとか
デラックスとかもなく、、、要は安いクラスだけである(苦笑)
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上段には窓がないし、いったんハシゴを上ってしまうと、下に他のお客がいるのでうろうろ
しにくいのが難。当日になれば下段にキャンセルが出るかと思ったが、甘かった。。。
あぁ常日頃からこの乗車率なら、廃止まで話は至らなかっただろうに。
葬式鉄でなく日常の交通手段として鉄道を日々使わなければ。
自分の番号のところにいくとすでに下段の人たちが来ていた。予想してはいたが男性である。
しかも連れ同士らしい。なおさら出入りしにくいなぁ。。。
まだ巣ごもるには時間が早い。北陸みたいにシャワー室もないし食堂車やラウンジもないから
車窓を眺めて旅気分に浸れる場所は、通路の壁に組み込まれた折りたたみ椅子を開いて座る
ぐらいのものである。
大阪までですか。下段の人が声をかけてきた。はい、そうです。よかった、気さくな人みたいだ。
二言三言話してみると、下段で向かい合わせのお二人は知り合い同士だがなんと全くの偶然で
乗り合わせたらしい。そんなことがあるなんてすごいな!その驚きで一気に打ち解けた(?)。
お二人ともバリバリの鉄チャンで、今の旅の話や昔の鉄道の思い出話などいろいろ聞きながら
日本海の旅を楽しんだ。私もますます鉄道旅をしたくなった!
都の旅人さんと、たびびとさん、その節はありがとうございました〜
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日の出は金沢あたり。敦賀での機関車つけ替えを見に出たときにはもうすっかり朝だ。
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青森からここまで働いてくれたピンクの機関車が切り離され、車庫へ帰って行く。
そのあとに現れたのは・・・3年前に廃止されたはずの寝台特急はやぶさのテールマーク!
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代わってここから大阪まで連れて行ってくれるのは・・・トワイライト色の機関車だ。
よろしくね!
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湖西線でサンダーバードに追い越されながら、なぜか優越感が胸に広がってゆく。
ゆっくり旅をするって贅沢なんだよ。。。
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京都から大阪。何度となく見慣れた風景も、客車の窓で切り取られると「旅の車窓」になる。
10:27大阪駅着。楽しかった旅も終わりだ。
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あの雪に埋もれた青森駅から大阪まで、ずっと走り続けてくれた日本海。ありがとう!
私は「鉄道マニア」でも「鉄チャン」でも、はたまた「鉄子」でもないと思っているけど、
ほんと、鉄道っていいよね!!
・・・遅延や運休している列車がありますので青森から乗り継ぎの方はご注意下さい・・・
どきっ。日本海が運休になったら何で帰ろう。。。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/1a/357a62864465b63dfee049d448606d93.jpg)
駅に着いて聞いたら日本海は運休の連絡は入っていないとのこと。ああよかった!
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/4a/9b7f30f97646c021f4e2f625ae3c80a1.jpg)
発車時刻の30分前、跨線橋やホームには鉄チャンが続々と集まってきていた。皆カメラを
ベストポジションに据え、日本海が来るのを待っている。そこにアナウンスが。
・・・車庫でポイントが切り替わらないトラブルのため日本海の入線が遅れます・・・
あとは帰るだけ、多少の遅れは何でもない。
長いホームを港側へ歩いて行ってみる。青函連絡船の名残はあるのだろうか。
ほんとは八甲田丸を見に行こうと思っていたのだが、17時閉館だったので断念。
せめてホームで物思いにふけろうと思ったが、下調べ不足でどこがどうなっていたのかわからず。。。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/58/af3c5fbc31e658aa14a61a4218c40f55.jpg)
さて本来の発車時刻になろうという頃、待望の寝台特急日本海のヘッドライトが見えてきて
ホームはにわかに色めき立つ!!
100人ぐらいはいただろうか、ギャラリー環視のホームに、列車が滑り込む。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/50/2132368209639726ba222c30c6b4e51d.jpg)
青森駅は奥羽本線と元東北本線である青い森鉄道がともに港に向かって引き込まれる形の
ターミナルなので、日本海はどういうふうに現れるのかなと思っていた。
機関車が客車を引っ張って入ってきたあと先頭側に付け替えるか、機関車が客車を押しながら
バックで入ってくるのか。果たして、はじめに見えてきたのは赤いディーゼル機関車、
次に青い客車が、そして最後にローズピンクの電気機関車が。なるほど〜。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/02/333a50f7f84bdd99dff088c8247724f6.jpg)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/a7/82a7065fd4fc85dc30d3dd007d069d2d.jpg)
さて、そろそろ車内に入ろう。B寝台の5号車だ。
日本海はA寝台とB寝台の2種類の車両で編成されており、個室や座席やカーペット席はない。
A寝台は寝台料金がB寝台の1、5倍するのだが、快適さも1、5倍なのだろうか。
私は夜行列車では今まで、B寝台二段(銀河・今回の日本海)の他に、B寝台三段(きたぐに)、
ソロ個室(北陸・なは・サンライズ瀬戸)、デュエット個室(なは)、カーペット(はまなす)、
自由席(きたぐに)、に乗ったことがあるが、A寝台は経験していない。もちろんスイートとか
デラックスとかもなく、、、要は安いクラスだけである(苦笑)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/23/ce5f5e2453a16070cbd560eff282d078.jpg)
上段には窓がないし、いったんハシゴを上ってしまうと、下に他のお客がいるのでうろうろ
しにくいのが難。当日になれば下段にキャンセルが出るかと思ったが、甘かった。。。
あぁ常日頃からこの乗車率なら、廃止まで話は至らなかっただろうに。
葬式鉄でなく日常の交通手段として鉄道を日々使わなければ。
自分の番号のところにいくとすでに下段の人たちが来ていた。予想してはいたが男性である。
しかも連れ同士らしい。なおさら出入りしにくいなぁ。。。
まだ巣ごもるには時間が早い。北陸みたいにシャワー室もないし食堂車やラウンジもないから
車窓を眺めて旅気分に浸れる場所は、通路の壁に組み込まれた折りたたみ椅子を開いて座る
ぐらいのものである。
大阪までですか。下段の人が声をかけてきた。はい、そうです。よかった、気さくな人みたいだ。
二言三言話してみると、下段で向かい合わせのお二人は知り合い同士だがなんと全くの偶然で
乗り合わせたらしい。そんなことがあるなんてすごいな!その驚きで一気に打ち解けた(?)。
お二人ともバリバリの鉄チャンで、今の旅の話や昔の鉄道の思い出話などいろいろ聞きながら
日本海の旅を楽しんだ。私もますます鉄道旅をしたくなった!
都の旅人さんと、たびびとさん、その節はありがとうございました〜
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/94/5d9042302164501ab0a5f676dcab0bce.jpg)
日の出は金沢あたり。敦賀での機関車つけ替えを見に出たときにはもうすっかり朝だ。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/35/1c8abf4e2a16f868988515fdc352f172.jpg)
青森からここまで働いてくれたピンクの機関車が切り離され、車庫へ帰って行く。
そのあとに現れたのは・・・3年前に廃止されたはずの寝台特急はやぶさのテールマーク!
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/91/a2762d32f5d63d1047c906630186cc7a.jpg)
代わってここから大阪まで連れて行ってくれるのは・・・トワイライト色の機関車だ。
よろしくね!
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/70/f71b22ecb10e8322efa7b5de97dec438.jpg)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/46/4cc5cae661e813f2c3f59ba560e099b2.jpg)
湖西線でサンダーバードに追い越されながら、なぜか優越感が胸に広がってゆく。
ゆっくり旅をするって贅沢なんだよ。。。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/aa/a7694cddb1344a1c45d1f9feae3912c0.jpg)
京都から大阪。何度となく見慣れた風景も、客車の窓で切り取られると「旅の車窓」になる。
10:27大阪駅着。楽しかった旅も終わりだ。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/70/cefa1c5ffd02a4c54040b74fe71f4fa6.jpg)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/fc/3ff49640341962e4bba286c569e438d9.jpg)
あの雪に埋もれた青森駅から大阪まで、ずっと走り続けてくれた日本海。ありがとう!
私は「鉄道マニア」でも「鉄チャン」でも、はたまた「鉄子」でもないと思っているけど、
ほんと、鉄道っていいよね!!