マラッカの続き。
さて、丸2日間マラッカを満喫したので、最終日は朝食を食べたらもうチェックアウトして、出発の準備を。
クアラルンプール空港へ向かう前に、プトラジャヤにあるプトラモスクに寄り道しようという計画だ。
プトラジャヤは空港とクアラルンプールのちょうど中間ぐらいにある人工都市で、行政の中心地である。
マラッカセントラルのバスターミナルから空港行きのバスは出ているのだが、プトラジャヤ行きというのは
あるのかどうか分からないので、うろうろして時間をロスするのも嫌なのでタクシーで直行しようと、
mayumamaさんが以前使ったことのあるエージェントの窓口で前日に予約しておいた。
朝ちゃんと時間通りにホテルまで迎えに来てくれたタクシーに乗り込み、何度となく歩き回ったマラッカの町に
別れを告げ、一路プトラジャヤへ。運転手のおっちゃんはおしゃべり好きで英語でいろいろと話をしてくれる。
ヒーレンストリートは1641年に造られ、当時は家の裏は海だったがどんどん埋め立てられて、中国人が
邸宅を建てていったのだとか。少しまちを外れると、広い敷地に邸宅が建っているのだがどれも空き家。。。
世代が変わると市街地に住む方を好み郊外の邸宅は廃れていったという・・・日本も同じだなぁ
また、5/9に選挙があり政権が変わるのだと教えてくれた。あぁそうなのか。どうりで道路わきに旗が
乱立しているし、コマーシャルもあちこちで目にした。熱い戦いのようだ。
昔インドネシアを旅している途中にも選挙の時期にあたったことがあるが、その時は危ないから外へ出るなと
言われ数日間宿にこもっていた。実際、各政党の色の服を着た人々が車にてんこ盛りに乗ってまちなかを
走り回ったりしていてちょっと怖かったのを覚えているが、ここではそんな危ない雰囲気はない。
日本に帰ってからまもなく選挙が行われ、元首相のマハティール氏が返り咲いたというニュースを聞いたのだった。
さてエージェントで聞いていたよりも時間がかかったが、プトラジャヤへやって来た。
目の前には首相官邸(プトラビル)の青い玉ねぎが見えてきた!!こちらもあとで時間があれば見に行こう。
プトラモスクにタクシーで横付け。こちらは1999年に完成したモスクで、湖に張り出すように建てられている。
この色からピンクモスクと呼ばれ、フォトジェニックな姿を見ようと観光バスの団体様が次々と押し寄せる、
絵に描いたような観光地だ。
あぁ滞在時間がもう30分ほどしかない。駆け足で内部を見ようと思うが、中に入るためのガウンを借りるのに
すでに長蛇の列。。。大人しく並んだがすでに15分くらいかかってしまった。ガウンを渡すお姉ちゃんはうつろな目で
手だけが機械的に反復する。朝からいったい何千人にガウンを渡してきたのだろう。ちょっと同情してしまった(苦笑)。
遮光カーテンのような通気性最悪のガウンを羽織って小走りでモスクの中へ。
おぉ・・・デカイ!!観光客がどっと来ていても外観を撮っている人がほとんどで、内部は意外と静かでガランとした感じ。
中もいちめんピンク!
バラ色がかった花崗岩で作られているというが、もちろんそれはサーモンピンク色の壁の部分であり、
ドーム屋根の濃いピンクは塗装だろう。上の方の壁も、天然石ではないように見える。
ミフラブ文の絨毯もいちごミルクのようなピンク色でとってもラブリーだなぁ!!
植物文様で隙間なく埋めつくされたドーム天井。余白恐怖症という言葉が頭をかすめる(苦笑)。
見ていると息苦しく感じるのはやはり日本人の感性だろう。
ドームの周囲の高窓も万華鏡のようなとりどりの色ガラスがはまっているようだが、ステンドグラスなのか、
どういうものなのかは遠すぎて分からないなぁ。
そうだ、ゆっくりしていられないんだ。ぱぱっと写真を撮ったらそそくさと外へ出てまた小走りでガウンを返しに行き
預けておいたバッグを取ってバス乗り場へ急ぐ!!
さっきガウンの列に並んでいる時にちょっと抜け出して帰りのバスを偵察に行ったのだが、タイミングよく停まっていた
プトラジャヤ駅行き路線バスの運ちゃんに聞いたら、バスは30分毎にここに来るということだった。
それでその場所へ行って待つが、待てども待てども路線バスは来ない。入ってくるタクシーは皆客を乗せてきて
戻りを待っているのであり、流しのタクシーは皆無。時間には余裕を見ていたがさすがに焦ってくる・・・
路線バスを見つけて、あれだ!!と追いかけるが、停まらず大きなロータリーをぐるっと回って行ってしまった??
訳が分からず焦りだけがつのり・・・乗ってきたタクシーに待っておいてもらえばよかったと後悔(汗)
しばらくして、ロータリーの出口側に停まっているバスを発見、バッグをゴロゴロ引きながら50mぐらいダッシュ!!
あぁやっぱり外国のバスは怖い。。。わけが分からん。
青い玉ねぎの首相官邸を見に行く時間などまったくなく・・・(汗)
遠回りして走る路線バスにイライラしながらも何とかプトラジャヤ駅に到着、KLIAエキスプレスで無事空港へ。
これでようやく、7泊7日(機内1泊)という長い長い旅は終わり。
シンガポールに入ったのがもう遠い昔のように思われる、毎日毎日が超充実の旅だった。いや~楽しかったなぁ!
いろんな方々に親切にしてもらって本当に感謝です!
さて、丸2日間マラッカを満喫したので、最終日は朝食を食べたらもうチェックアウトして、出発の準備を。
クアラルンプール空港へ向かう前に、プトラジャヤにあるプトラモスクに寄り道しようという計画だ。
プトラジャヤは空港とクアラルンプールのちょうど中間ぐらいにある人工都市で、行政の中心地である。
マラッカセントラルのバスターミナルから空港行きのバスは出ているのだが、プトラジャヤ行きというのは
あるのかどうか分からないので、うろうろして時間をロスするのも嫌なのでタクシーで直行しようと、
mayumamaさんが以前使ったことのあるエージェントの窓口で前日に予約しておいた。
朝ちゃんと時間通りにホテルまで迎えに来てくれたタクシーに乗り込み、何度となく歩き回ったマラッカの町に
別れを告げ、一路プトラジャヤへ。運転手のおっちゃんはおしゃべり好きで英語でいろいろと話をしてくれる。
ヒーレンストリートは1641年に造られ、当時は家の裏は海だったがどんどん埋め立てられて、中国人が
邸宅を建てていったのだとか。少しまちを外れると、広い敷地に邸宅が建っているのだがどれも空き家。。。
世代が変わると市街地に住む方を好み郊外の邸宅は廃れていったという・・・日本も同じだなぁ
また、5/9に選挙があり政権が変わるのだと教えてくれた。あぁそうなのか。どうりで道路わきに旗が
乱立しているし、コマーシャルもあちこちで目にした。熱い戦いのようだ。
昔インドネシアを旅している途中にも選挙の時期にあたったことがあるが、その時は危ないから外へ出るなと
言われ数日間宿にこもっていた。実際、各政党の色の服を着た人々が車にてんこ盛りに乗ってまちなかを
走り回ったりしていてちょっと怖かったのを覚えているが、ここではそんな危ない雰囲気はない。
日本に帰ってからまもなく選挙が行われ、元首相のマハティール氏が返り咲いたというニュースを聞いたのだった。
さてエージェントで聞いていたよりも時間がかかったが、プトラジャヤへやって来た。
目の前には首相官邸(プトラビル)の青い玉ねぎが見えてきた!!こちらもあとで時間があれば見に行こう。
プトラモスクにタクシーで横付け。こちらは1999年に完成したモスクで、湖に張り出すように建てられている。
この色からピンクモスクと呼ばれ、フォトジェニックな姿を見ようと観光バスの団体様が次々と押し寄せる、
絵に描いたような観光地だ。
あぁ滞在時間がもう30分ほどしかない。駆け足で内部を見ようと思うが、中に入るためのガウンを借りるのに
すでに長蛇の列。。。大人しく並んだがすでに15分くらいかかってしまった。ガウンを渡すお姉ちゃんはうつろな目で
手だけが機械的に反復する。朝からいったい何千人にガウンを渡してきたのだろう。ちょっと同情してしまった(苦笑)。
遮光カーテンのような通気性最悪のガウンを羽織って小走りでモスクの中へ。
おぉ・・・デカイ!!観光客がどっと来ていても外観を撮っている人がほとんどで、内部は意外と静かでガランとした感じ。
中もいちめんピンク!
バラ色がかった花崗岩で作られているというが、もちろんそれはサーモンピンク色の壁の部分であり、
ドーム屋根の濃いピンクは塗装だろう。上の方の壁も、天然石ではないように見える。
ミフラブ文の絨毯もいちごミルクのようなピンク色でとってもラブリーだなぁ!!
植物文様で隙間なく埋めつくされたドーム天井。余白恐怖症という言葉が頭をかすめる(苦笑)。
見ていると息苦しく感じるのはやはり日本人の感性だろう。
ドームの周囲の高窓も万華鏡のようなとりどりの色ガラスがはまっているようだが、ステンドグラスなのか、
どういうものなのかは遠すぎて分からないなぁ。
そうだ、ゆっくりしていられないんだ。ぱぱっと写真を撮ったらそそくさと外へ出てまた小走りでガウンを返しに行き
預けておいたバッグを取ってバス乗り場へ急ぐ!!
さっきガウンの列に並んでいる時にちょっと抜け出して帰りのバスを偵察に行ったのだが、タイミングよく停まっていた
プトラジャヤ駅行き路線バスの運ちゃんに聞いたら、バスは30分毎にここに来るということだった。
それでその場所へ行って待つが、待てども待てども路線バスは来ない。入ってくるタクシーは皆客を乗せてきて
戻りを待っているのであり、流しのタクシーは皆無。時間には余裕を見ていたがさすがに焦ってくる・・・
路線バスを見つけて、あれだ!!と追いかけるが、停まらず大きなロータリーをぐるっと回って行ってしまった??
訳が分からず焦りだけがつのり・・・乗ってきたタクシーに待っておいてもらえばよかったと後悔(汗)
しばらくして、ロータリーの出口側に停まっているバスを発見、バッグをゴロゴロ引きながら50mぐらいダッシュ!!
あぁやっぱり外国のバスは怖い。。。わけが分からん。
青い玉ねぎの首相官邸を見に行く時間などまったくなく・・・(汗)
遠回りして走る路線バスにイライラしながらも何とかプトラジャヤ駅に到着、KLIAエキスプレスで無事空港へ。
これでようやく、7泊7日(機内1泊)という長い長い旅は終わり。
シンガポールに入ったのがもう遠い昔のように思われる、毎日毎日が超充実の旅だった。いや~楽しかったなぁ!
いろんな方々に親切にしてもらって本当に感謝です!